水漏れ豆知識!水漏れが発生したときに注意するべき事:カビの有無
水漏れが起こるとその起きた場所のみに注目しがちであり、水漏れが解消されるとそのまま放置してしまうことがありますが、実際にはそのあとが大変に重要になります。
水漏れによって起こることとしてカビがあり、カビが出やすい場所には床があげられます。
床はしっかりとワックスがかけられていることがありますが、湿気をそのままにしておくと中に浸透していき劣化を促進させ、それに伴いカビや菌の増殖を増長させてしまいます。
床の劣化状態の一つに足で踏んだ時にフカフカとした感触を感じることが多いのですが、このような状態になると接着剤が劣化し剥がれてきており、張り替えを検討しなくてはなりません。
さらに足元が安定しない状態では大引や根太自体も腐っている可能性があり、湿気によってカビが発生してしまいます。
なお根太は床板を支えている木材を指しており、大引は根太を支えている木材になります。
基礎となる部分にカビが発生してしまうと腐るほか、白アリなどが発生する原因になるので、早期に金物などで補強をするようにします。
カビが発生してしまうとアレルギー症状やシックハウス症候群を起こす、ダニが繁殖するなどのことが起こります。アレルギーは黒カビが原因となることが多く、アレルギー性鼻炎の他にアトピー性皮膚炎の人も注意をしなくてはなりません。
ダニもまた人をさすほか、感染症を運んだり死骸やふんはアレルギーの原因となることが多いです。
壁や床に発生して繁殖をしている場合はしっかりと壁紙を張り替えるようにします。
なお、水漏れが天井から起きている場合は天井部分にカビが発生するほか、家財道具と壁の間にも発生するので、くまなく部屋の中を見ることが大切です。
発生した場合はただ壁紙などを張り替えるだけでなくしっかりと除菌をすることがポイントとなります。
胞子が飛ぶとアレルギーの原因となるので、掃除機を使用するのではなくキッチンペーパーなどでふき取りを行いゆっくりと取り除いていくようにします。
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