水漏れ豆知識!水漏れが発生したときに注意するべき事:床下浸水

配管やパッキンの老朽化であったり、台風や豪雨で排水が逆流すると水漏れが起きてしまいます。

 

そうして大量の水が床上に溜まると、壁にある亀裂などを通じて床下まで達してしまいます。

 

それがいわゆる床下浸水と呼ばれる状態で、そのまま放置すると危険です。

 

というのも、床下には家を支える基礎部分がありますが、普段は雨水も届かないその場所が濡れてしまうと、木材が腐敗する恐れがあります。

 

また、接合部などに使われている釘などの金属も濡れたら錆びやすくなりますし、床下に電気の配線が通っていれば、回路がショートしてまったり、発火してしまうこともあります。

 

床下の木材や釘に与えられたダメージは、家の耐久性を低下させます。

 

また、電気の配線が水に浸って回路がショートすれば家電製品などは全て使えなくなりますし、火がつけば燃え広がり家が焼失する可能性もあります。

 

そこでやるべきことは、まずこれ以上の水漏れを防ぐことです。

 

まず上水道が原因であれば、止水栓を閉じます。

下水からの逆流であれば、トイレや台所などの排水口に水を入れたビニール袋でつくった水のうを置いて水漏れを止めます。

 

そして、水漏れが起きている箇所を修理するために修理業者を呼んで対処してもらったあと、床下浸水が起きた箇所の床下を剥がして水抜きをします。

 

水抜きはバケツで汲み出す方法や排水ポンプで出す方法があります。

 

自治体などには、災害時に排水ポンプの貸し出しをしているところもあります。借りられるかどうかを確認してみましょう。

 

もし借りられないときでも、レンタルで扱っている業者を探して借りれば作業が楽になります。

 

床下の水や泥をすべて出したあとは、乾燥させます。

扇風機などを利用して床下に風を送ることで、自然に乾燥するのを待ちます。

 

ここは乾くまで待つしかないので、その間に次の準備をしましょう。

 

濡れた木材にカビや木材腐朽菌の繁殖を防ぐために、消毒効果がある石灰をまきます。

 

ホームセンター等で入手できますから、まとまった量を購入しておきましょう。

 

石灰の量を控えめにまいたあとは、剥がした床を元通りにします。

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