エアコンの賢い選び方:畳数と能力の目安について

エアコンを購入するとなった場合には、様々な条件を加味した上で選ぶことになるかもしれませんが、その中でも重要な条件となるものが、部屋の広さにあったエアコンを選ぶことです。

 

冷暖房能力はkWの表記で表されますが、部屋の畳数に冷暖房能力があっているものを選ぶことによって、電気代を節約できるだけではなく、快適な空間を実現することができるでしょう。

 

もしも部屋のサイズよりも小さいタイプを選んでしまった場合には、パワー不足によって効きが悪く感じたり、常にフルパワーで稼働させなければならないので電気代がかかる、エアコンに負担がかかり壊れやすくなるなどの弊害が起こることになります。

 

しかし適用畳数があっているものを選べば、素早くきいて快適な環境を作り出すことができ、節税にもなり、本体も長持ちすることでしょう。

部屋の条件に合ったエアコンの選び方としては、まず最初に適用畳数を間違えないように気をつけることですね。

 

畳数の目安が記載されていることが多いですが、これは平均的な住宅、つまり木造で南向き、洋室であることが条件となっています。

 

例えばカタログに11から17畳と目安がのっていた場合には、たとえ部屋の広さが同じであっても、地域や構造、方角などの様々な条件により、冷暖房の機能が異なります。

 

このように書かれていると11から17畳の部屋であれば使えると思うかもしれませんが、正しい解釈は木造の平屋南向きの場合に11畳、鉄筋マンション南向きの洋室の場合に17畳という意味をさしています。

 

鉄筋住宅の方が、木造住宅と比べると密閉率が良いため、このような表記になっています。

また部屋の大きさに一番良いサイズがすべていいとは限りません。

 

日当たりの良い部屋や天井が高い部屋の場合には、通常よりも必要とするパワーが大きくなります。

 

南向きに大きなガラス窓があったり最上階に近い部屋、キッチンとリビングが続いている、吹き抜けや天井が高い部屋の場合には、通常よりも大きめのサイズを選ぶようにしましょう。

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