【用語解説】フルセグとは?ワンセグとの仕様上の違いや仕組みについても比較解説

カーナビゲーションや携帯電話、スマートフォンでの地上デジタル放送視聴を可能にしてくれる便利なサービスである通称「ワンセグ」ですが、近年派生した存在である「フルセグ」という機能に関してはご存じでしたでしょうか。
語感やそれぞれの名前の成り立ちなどに関しては似通っているとも言えるこの二つですが、その実際の機能・サービス内容や仕様、使える場所などはまったくに異なっています。
今回の記事ではそんな昨今における真新しい機能である「フルセグ」について、また「フルセグ」を語るにおいて欠かせない基礎的知識となる「ワンセグ」に関しましても一緒に丁寧に解説して参りますので、ぜひ最後までお付き合いいただけると幸いでございます。
まず「ワンセグ」ってどんなサービスなの?

おさらいになりますが、「ワンセグ」は大まかに言えば「地上デジタル放送・地上波放送」をテレビアンテナを介したテレビ以外でも視聴できるようにするテレビ放送サービスを指します。
具体的な例を挙げるとすれば、現在ではほとんどの自家用乗用車で採用されているカーナビゲーション・システムやスマートフォン、またそのスマートフォンの前身とも言うべき存在である携帯電話の時点でも広く採用されていた過去があり、スマートフォンのみ搭載機種が減少気味ではありますが、現在でもこの3媒体での「ワンセグ」機能は利用可能です。
言うなれば「移動体端末」でのテレビ視聴を可能にするためのテレビ放送サービスのことであり、広く普及している「ワンセグ」の名はあくまで愛称で、その正式な名称としては「携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス」といったものとなっています。
一方で、もはや先ほどの正式名称をはるかに超えた知名度となっている「ワンセグ」という別名の由来についてですが、これに関しては日本での地上デジタル放送方式では、1本のチャンネルが持つ13個の「セグメント(区画)」のうち、1個のセグメント使って放送を行なっているからといったもので「1個のセグメント(セグ)を使ったテレビ放送サービス=ワンセグ」という意味が込められてるのです。
またこの「ワンセグ」ですが、番組表・番組サイトなどといったようなウェブ通信を使わない限りはテレビアンテナを介したテレビと同じく、基本料金が発生しないため無料で視聴することが可能と、こういった点については毎月おきに使用料金が発生するためにトータルコストが膨れ上がる「ケーブルテレビ」、並びに「光回線」を用いたテレビ視聴とはまるで異なっていると言えるでしょう。
もちろん「光回線」も「ケーブルテレビ」も、どちらにしてもコスト面などのデメリット以外に当然メリットとなり得る特徴を持ち合わせておりますので、「光回線」に関しての詳細情報につきましては別記事「【アンテナを設置せずにテレビを見る方法】光回線の回線の役割や特徴とは?」にて、「ケーブルテレビ」については「【用語解説】ケーブルテレビとは?仕組みについても完全解説」」で解説を行っております。
こちらもあわせてお目通しいただけるとより誤解なく理解が深まることと思いますので、ぜひご覧くださいませ。
なお残った12個のセグメントに関しては、常日頃から私たちが使っている一般家庭向けの電波送信のためにすべてが割り振られており、このような観点から見ても「ワンセグ」がご自宅のテレビで観ることのできる放送内容を同じものを放送していることも納得できることと思います。
そしてこの12個のセグメント、1個の「ワンセグ」と比べて「フル」とも呼べるセグメント数こそ、これから解説する「フルセグ」と大きな関係性を持っています。
「フルセグ」ってどんなサービスなの?
この「フルセグ」とは、携帯電話に比べてディスプレイが格段に大きいスマートフォン・タブレット端末でも快適な視聴を実現するために作られた放送サービスとなっています。
今までご紹介してきた「ワンセグ」は移動体端末でも受信しやすい代償として、送信できるデータ量は300Kbps(キロビット毎秒)ほどと非常に少ない値で、この数値ではスマホなどといった画面の大きい媒体に映した際、低解像度がたたってどうしてもぼやけて見えてしまうといった弊害が存在していました。
それを解決するために生まれたサービスというのが、ズバリこの「フルセグ」なのです。
ご想像の通り「フルセグ」の名称的な由来は「フル・セグメント」から来ており、一般的なテレビ回線と同じく12個のセグメントの電波すべてを受け取って放送する方式をとっており、スマートフォンやタブレット端末を使用しての視聴でも綺麗な映像を期待できることでしょう。
しかし一般的なテレビ回線と同じということは、ワンセグとは打って変わって「動かないテレビアンテナが受信するを想定した大量の電波」を同様に受け取るわけですので、当然ワンセグのように移動しながら見ることなどは大の苦手です。
アンテナに関するお悩みはアンテナパンダまで
今回は前提知識として「ワンセグ」について、そして「フルセグ」について解説して参りました。
結論としましては、どのようなサービスであっても「適材適所」が大切だということです。
「ワンセグ」は画質こそ高くはありませんが、扱うデータ量が少ないために消費電力もおよそ50分の1ほどで済みますし、処理するデータの量が少ないということはそれほど性能の高い端末でなくとも運用に困ることがありません。
一方「フルセグ」もスマートフォンでテレビ並みの画質を楽しむことが可能で、テレビのついていない旅行先やふとした休憩中などに、それこそテレビのような性能で番組を楽しむことが可能です。
もちろんご自宅の「テレビ」、特に「テレビアンテナ」を利用したテレビ視聴はデメリットも少なく、ゆっくりと腰を落ち着けて高画質を楽しむには最適でしょう。
アンテナパンダには豊富な経験・高い技術力を備え、総施工数20,000件といった確かな実績等を持ち合わせた優秀なエンジニアが多数在籍しており、その数少ないデメリットも限りなく0に減らせるような、そんな施工をも可能としております。

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