【比較】新築住宅と中古住宅の違いとは?アンテナ施工の注意点を比較
この現在の日本ではインターネット放送やスマホアプリ、動画配信サイトなどが浸透しつつありますが、やはりテレビの普及率・使用率は依然として高く、「自宅はとりあえずテレビ(地上波放送)を見れるようにしておこう」といった考えで、アンテナを設置する方は多く存在しています。
その中でも新しく家を建てた時や、引っ越しをした時など、何かの節目をきっかけにアンテナ設置に踏み切るというのが最も一般的な流れかと思われます。
今回は「新築住宅に引っ越す時」と「中古住宅に引っ越す時」に視点を絞り、その際考えられるアンテナ施工の注意点について、両者を比較しつつご紹介していこうと思います。
まずは最もスタンダードで事例の多い、「新築住宅」を想定した例から見ていきましょう。
「新築住宅」にアンテナを設置したい!その際の注意点とは?
特に注意しておきたいポイントとしては、あらかじめ建築会社や工務店、ハウスメーカーなどに対して、アンテナ施工のオーダーをしていなかった場合、新居が出来上がってもテレビアンテナは設置されていないことがほとんどだということです。
その際は当然、新居が完成してから別個にテレビアンテナの施工をお願いすることになるのですが、その新居を発注するより前に、すでに各種アンテナについての知識をお持ちだった場合、特にここ最近は注文住宅も増えてきていることからも、注文の際にアンテナを設置した際に起こり得る「越境問題」に対策を立てることができたり、前もってアンテナを建てるスペースを確保するといったことが可能となってきます。
このうち「越境問題」に関して、もっと詳しく知識を得たいというお客様は、別記事「【工事の豆知識】施工時に起こりやすいトラブルや対応策を詳しく解説」において詳細な情報、また事前対策についても記載しておりますので、ぜひこちらをご参照ください。
「中古住宅」にアンテナを設置したい!その際の注意点とは?
中古住宅はまず「テレビアンテナ、もしくはアンテナ周辺機器が撤去されている」場合と、「テレビアンテナがそのまま残されている」といった、2つのケースに大別されるかと思います。
前者の場合は新居と同じく設置してしまえばことは済み、後者に関しても「そのまま使えるなら何の問題もない」と思われがちですが、アンテナを引き継いで使おうと思ってもテレビが映らないトラブルも散見します。
そんな事態に遭遇した場合は、以下の代表的な3項目に注意を向けて見ましょう。
中古住宅でテレビが映らない!考えられる3種類の原因
①配線が現在の放送に未対応
転居先である中古住宅の築年数が古く、前の入居から年月が経過している場合、壁の中に通っている配線に不具合が生じている可能性があります。
中でも壁の端子が丸型のケーブルを差し込むことができない形状である、地上デジタル放送に対応できないほどケーブルが細い、といったケースが多いです。
そのためこうしたトラブルは、まずテレビアンテナの専門業者に依頼し、問題のある配線を正しい形に直してもらう、ケーブル端子を差し込めるように、その端子を交換してもらうことで解決できると言えるでしょう。
また、もっと古い住宅の場合、そもそもとして配線自体が通されていないなどといったケースも考えられるのでご注意ください。
②前の入居者が光回線やケーブルテレビを使用していた
テレビで番組を視聴する方法はアンテナを設置して電波を受け取る方法の他にもう一つ、光回線やケーブルテレビなどと契約して視聴する形があります。
前の入居者がこの契約を結んでいた場合、基本的には引っ越しなどと一緒に契約を終えている可能性が高いでしょう。
こういった中古住宅を購入した際はまた自身で契約を結んだり、アンテナを新設する必要があります。
③アンテナに不備や故障があるため、電波を正しく受信できない
⑴アンテナ自体は残っているが、配線に接続されていない
この場合、屋外のアンテナと屋内のテレビ配線が繋がっていない、またはそもそも配線が通っていないケースなどが有力です。
アンテナがずいぶん前に設置された、前入居者はアンテナ以外の方法によってテレビを見ていたといった可能性も考えられ、この場合、入居前に発見することは難しいと言えます。
光回線・ケーブルテレビを施工する際、アンテナを撤去することは少ないため、このような形で屋根上等に未使用となったアンテナ本体だけが残されている中古物件というのは実際少なくありません。
この場合、「配線を直してもらう」「配線を通してもらう」といった手段で解決が見込めるでしょう。
⑵アンテナ本体の経年劣化・故障
中古住宅に設置されたアンテナは、経年劣化を起こしている可能性があります。
アンテナの寿命は10から15年が平均とされており、寿命が近い、過ぎている場合は天候・鳥害によって故障、あるいは倒壊してしまうリスクがあります。
また損傷や劣化が原因で、本来の性能を十分に発揮できず、テレビが見られなかったり、ノイズが生じてしまうかもしれません。
そのアンテナの状態によっては修理だけで済むケースもありますが、各住宅・住人の要望に沿える多種多様なテレビアンテナが登場していますので、新設してしまうのも有効な手段です。
アンテナ関連のご相談はアンテナパンダまで
今回は「新築住宅」と「中古住宅」のそれぞれにおいて、アンテナ施工を行う際に気をつけなければならないことをご紹介させていただきました。
結論としましてはどちらも多種多様な上に、ほとんどまったく異なる注意点が存在するため、単純に比較ではなくひとつひとつ、情報収集をおこなっていくことが最も重要である、といった具合でしょうか。
また共通する確かなこととしては、本記事に掲載したどのような問題が起きたとしても、最終的には専門的技術による解決が不可欠であり、情報や知識、専門器具を一から集めて解消するよりも、アンテナ専門業者をはじめとした技術力に優れる業者に依頼を行った方が、確実に、そして安価に解決できる、といった点でしょう。
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