【専門用語】UHFアンテナとは地デジ用アンテナのこと?その種類ごとの特徴や注意点を解説

住宅へテレビアンテナを検討し、ネットで関連している様々なことについて検索する中で「UHFアンテナ」という単語を目にしたことがある人も少なくないでしょう。

このUHFアンテナとはアンテナに関わる専門用語であり、とある種類のテレビアンテナを総称したものでもあります。

今回はUHFアンテナについてその基本情報から、その定義内に含まれている種類ごとの特徴やぞれぞれの注意点について分かりやすく解説していきます。

「UHFアンテナって一体なんのこと?」

「専門用語が多くて分からないから、解説して欲しい」

といった考えをお持ちの方は是非この記事を読み、UHFアンテナについて理解して住宅に最適なアンテナ施工を行ってください。

ではまずはUHFアンテナの基本情報からご説明いたします。

UHFアンテナとは

UHFアンテナは「Ultra High Frequency」の略称であり、この英文は極超短波という意味を表し、300MHz~3GHzまでの電波を指しています。

この電波帯域で受信できるのがUHFアンテナ、また470Mhz~770MHzの帯域を使用しているのが地上デジタル放送です。

そのためUHFアンテナとは「テレビ塔を中継点としてテレビ電波を受信している、地上デジタル放送用のアンテナのこと」であると言えるでしょう。

またその種類は大きく4種類であり、

・八木式アンテナ

・平面デザインアンテナ

・ユニコーンアンテナ

・室内アンテナ

それぞれの特徴を理解し、住宅の電波状況に合わせたテレビアンテナ設置を行うのが確実です。

しかしUHFアンテナのみでは衛星放送(BS/CS放送)を視聴できないため、パラボラアンテナを追加で施工する必要があります。

VHFアンテナとの違い

Very High Frequency(超短波)を意味している英文の略称である「VHFアンテナ」とは、地デジを受信するUHFアンテナに対し、アナログ放送を受信するために使用されていました。

2011年に利用が停止されたこのアナログ放送・VHFアンテナですが、その大きな違いは使用する周波数で30MHz~300MHzの周波数に対応していました。

利用が終了した主な理由としては携帯電話の爆発的な普及があり、これまでVHFが使っていた帯域が飽和状態になってしまったことが挙げられるでしょう。

VHF帯の特徴としては障害物に強く、ビルや山、隣の家屋などに電波を遮られることなく安定した受信ができる点にあります。

そのため反対にUHFアンテナは見通しの良い場所に設置する必要があるという訳です。

また現在、VHFアンテナはテレビ放送ではなくFM放送を聴くために利用可能です。

UHFアンテナの種類や特徴

少し前までUHFアンテナと言うと「八木式アンテナ」が一般的でしたが、そのデメリットを改善するために登場した「平面デザインアンテナ」などの第二世代も同じく、この定義に含まれています。

他にもデザイン性や受信感度面でリスクが少ない「ユニコーンアンテナ」、施工が簡単で唯一安全に個人で設置が可能な「室内アンテナ」なども登場しています。

以下の章でそれぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

八木式アンテナの特徴や注意点とは

日本で最も普及しており、その需要の高さから現在も主流なUHFアンテナとして設置されているのが「八木式アンテナ」です。

電波を受信するためのシンプルな仕組みをしており、基本的に屋根上へ設置されるため高い受信感度でスムーズなテレビ視聴を実現することができます。

またその需要から大量生産されるため、本体代が安く施工費を含めても16,000~30,000円とコスパがとても良いことが大きな特徴と言えるでしょう。

しかし、住宅の外観などを考えて作られていないためデザイン性には乏しく、人によっては外観が損なわれてしまうと感じる方もいらっしゃるようです。

こういったデザイン面で住宅にこだわりがある方は、八木式アンテナを購入する際に注意してください。

平面デザインアンテナの特徴や注意点とは

八木式アンテナで注意点として挙げた「デザイン性」といった面を改善し、第二世代として登場したUHFアンテナが「平面デザインアンテナ」です。

その特徴としては4色のカラーバリエーションと、箱型の形状から住宅の外観をくずしてしまわないデザイン性の高さが挙げられるでしょう。

ほかにも薄い長方形の形状であるため天候や鳥害の影響を受けにくく、受信をする機器部分も箱に内蔵されているため平面デザインアンテナが故障したり、倒壊するリスクを抑えることができます。

しかしその一方でデザインアンテナの目的である「目立たないこと」を実現するためには、外壁の低い位置などに設置する必要があるため、どうしても受信感度は低くなってしまいます。

ユニコーンアンテナの特徴や注意点

第三世代と呼ばれる「ユニコーンアンテナ」の特徴は、ポール型の形状からデザイン性が高く天候や鳥害などの被害を受けにくい点や、影が細くソーラーパネルに影響を出しづらい点があります。

また倒壊してしまっても人的被害、住宅への被害が比較的少なく済むこともあるでしょう。

注意点として挙げられるのは洋風建築に比べ、純和風建築にはマッチしないことなど人によっては気にならない程度のものがほとんどです。

ただ施工費は33,000~40,000円と平均的に高いため、注意してください。

室内アンテナの特徴や注意点

ここまで紹介してきたUHFアンテナは確実な施工を行うためには、「業者に屋外へ設置する」必要がありましたが、室内アンテナは「個人で室内に設置する」ことができる種類です。

施工費が必要ないため、かかる費用は本体のみで1,000~6,000円に抑えられる場合が多いでしょう。

しかし受信感度は決して高くなく窓や内壁、実は掃除機などもノイズになってしまうため設置場所は重々注意しておく必要があります。

UHFアンテナの設置ならアンテナパンダにご相談を

今回はUHFアンテナについて基本情報や、いくつかある種類の特徴までを詳しく解説しました。

また住宅へのテレビアンテナ設置はそれぞれに注意点も多く、専門的な知識も必要になるため専門業者へ相談するのが確実と言えます。

アンテナパンダでは総施工20,000件をこえる実績があり、お客様から「依頼して本当に良かった」と声をいただける施工を常に心がけています。

UHFアンテナについて知りたい方やお悩みがある方、住宅にアンテナ設置を検討されている方はこの機会に毎日24時間を受け付けている「フォーム」「フリーダイヤル」からお気軽にご連絡ください。

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