【アンテナの種類】室内アンテナの特徴とは?魅力や設置の注意点を紹介!
「アンテナ」と聞いて思い浮かべるのは、屋根の上に設置された機械のことだと思います。
しかし住宅の立地やエリアによっては、さまざまな理由で屋根の上や外壁などにアンテナを設置することができない場合があるでしょう。
そんな時に活躍するのが「室内アンテナ」です。
他アンテナと比べより小型化し、その名の通り室内に設置することを目的として作られた地上デジタル放送用のアンテナです。
「本当に室内に設置してテレビが見れるの?」
「何かデメリットがあるのでは?」
今回はそんな皆さんの疑問に答え、室内アンテナの魅力や設置上の注意点などを詳しく紹介しますので、設置を検討されている方は是非、参考にしてみてください。
室内アンテナとは?
室内アンテナとは一体、どんなアンテナなのでしょうか。
まず室内アンテナは、室内に設置することを前提に作られた、非常にコンパクトなサイズの地上デジタル放送用のアンテナです。
室内アンテナは設置費用がいらない
室内アンテナの最大にして唯一の特徴は、工事の必要がないアンテナであることです。
一般的な「八木式アンテナ」「デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」などのアンテナは基本的に業者に施工を依頼し、設置して貰います。
※個人での施工も可能ですが、様々な工具や知識が必要な他、高所で作業を行うため危険が大きいため業者への依頼を推奨しています。
そのため本体価格に加え、施工費用がかかるためコストは大きくなりがちです。
しかし室内アンテナは比較的簡単に個人での設置が可能なため、自身の予定に合わせて設置を行える他、費用も安く抑えることができます。
室内アンテナの種類
室内アンテナは大きく分けて、2種類存在しています。
①卓上型
卓上型の室内アンテナは平面の場所であれば、どこでも設置が可能です。
テレビボード上や周辺の机や棚にも設置が可能で、目立たないため部屋の内観やインテリアを乱すことなく設置することができます。
接地面も少なくスペースを取らないため、比較的自由に設置場所を選べるのが利点です。
②ペーパー型
ペーパー型の室内アンテナは、窓や壁に貼り付け設置して使用します。
厚さは約1cm以下と非常に薄いため、設置しても空間を圧迫することが殆どありません。
卓上型を置くようなテレビボード上や、棚などに適度なスペースがない場合に重宝される性能を持った室内アンテナです。
これら2種類の室内アンテナは、どちらも使用に必要な施工はテレビにケーブルで繋ぐだけで個人でも簡単に設置することができます。
卓上型とペーパー型では、性能に違いはありません。
そのため設置した際に内観を崩さないデザイン性や、設置スペースが確保できるかなどの視点で比較検討するとよいでしょう。
室内アンテナの魅力
室内アンテナは屋根の上や外壁など、室外に設置することを前提に作られた他アンテナとは様々な相違点があり、独自の魅力を持っています。
価格が安い
先述の通り室内アンテナは業者への施工依頼が必要なく、本体価格のみで設置が可能です。
本体価格も安い物であれば1,000円台で購入できるものもあり、低予算でも地上デジタル放送を視聴できることが魅力です。
薄型で従来のアンテナと比べて非常にコンパクト
冒頭でも解説したように室内アンテナは形状的に室内のスペースを取らず、体積も小さいため部屋の内観やインテリア配置を崩すことがありません。
設置工事の必要がなく、アンテナ端子のない部屋でも使用が可能
室内アンテナは設置に施工が必要なく、アンテナ端子がなくとも使用できます。
新たにアンテナ端子を住宅へ設置するとなると、テレビアンテナの分配器からアンテナ端子の設置場所まで配線を繋ぐ必要があり、業者への依頼を行うことになります。
しかし室内アンテナであれば、取り扱い説明書を読みながら手順通りに進めれば5分ほどで個人でも設置が可能です。
外からアンテナが見えない
コンパクトで設置スペースを取らないため内観を崩さないことはもちろん、外から住宅を見た際にアンテナが見えることがないため、外観を損なうことがありません。
天候の影響を受けにくく、破損のリスクが少ない
室内に設置するため強風や豪雨に晒されることがなく、積雪や鳥害による破損のリスクを回避することができます。
また同じ理由で劣化もしにくく、メンテナンスが最小限で済むのも魅力の一つです。
室内アンテナを設置する上での注意点
多くの魅力がある室内アンテナですが、その分設置や購入時に注意すべき点があります。
今回は2つの注意点を紹介します。
電波状況や建物などの要因で使用できないことがある
室内アンテナは、電波が弱い場所や建物の構造によって使用できない場合があります。
室内アンテナの魅力はそのデザイン性とコンパクトさにありますが、その一方で周辺環境の影響をうけやすいというデメリットがあります。
室内アンテナは便利ですが、機器自体の性能や受信感度は決して高いとは言えず、部屋の置く位置によっては電波が弱くなって受信ができないケースや、隣接する住宅に遮られてテレビが映らなくなってしまうケースも存在します。
また外部の影響でノイズを拾ってしまいやすい性質も持っているため、設置場所を誤ると購入しても使えなかったということになりかねません。
ご自宅で室内アンテナが使用できるかどうかは、アンテナの専門業者に電波測定をしてもらうと確実です。
インターネット販売は機能にバラつきがある
室内アンテナの相場は安くて1,000円台〜性能がよいものだと5〜6,000円程になります。
価格にバラつきがあるように、性能も玉石混交でありどの製品を購入するのかという判断は非常に難しいものになっています。
口コミやレビューを参考に購入する、という手もありますが製造メーカーが信用できるかどうか、といった視点での検討が確実なためしっかりと調べた上での購入をおすすめします。
アンテナのご相談なら、アンテナパンダへ!
今回の記事では「室内アンテナ」を様々な視点から紹介しました。
しかし設置条件や方法、その他の注意点を完璧に解説することは難しく、個人での検索ではどうしても限度があります。
もしアンテナの設置や取り換えをご希望で、お悩みを抱えた方は是非、アンテナパンダまでお気軽にお問い合わせください。
施工実績2万件を超えるアンテナパンダ、豊富な経験を積んだスタッフがお客様のアンテナ探しをしっかりとサポートいたします。
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