電気つけっぱなしだった!そんなときの電気代はどうなる?
電気のつけっぱなしでかかる電気代はどれくらい?
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「電気をつけっぱなしにするともったいない」というのはよく聞きますが、実際にどれほど電気代に影響しているか知っていますか?今回は電気のつけっぱなしがもたらす電気代への影響と、電気のつけ方の疑問についてご紹介します。
蛍光灯かLEDかで大きく違う電気代
近年、LEDライトの普及が日本のみならず、世界各国で急速に進んでいます。蛍光灯の電力消費量が約85Wであるのに対し、LEDライトはその半分以下の約30Wの電力しか消費しないため、エコであると共に、お財布にも優しいという大きなメリットが。さらに、蛍光灯の点灯時間は、約6,000〜13,000時間ほどですが、それに比べて、LEDライトは約40,000〜50,000時間もの点灯が可能なのです。
他にもさまざまなメリットがありますが、電気代を安く抑えたいのであれば、LEDライトを選択するのが良さそうですね。しかし、蛍光灯とLEDライトの本体それぞれの値段を比較すると、圧倒的に蛍光灯がお得です。
蛍光灯をつけっぱなしにする場合
1kWh(電力量)を25円、電力消費量が75Whの蛍光灯を1時間つけっぱなしにしたと想定して計算すると約1.9円。24時間つけっぱなしにすると、約45円となります。さらにこれを1年間で計算すると、約16,425円となります。1日単位で見ると安く感じますが、年間の金額を見ると高額になります。
LEDをつけっぱなしにする場合
1kWh(電力量)を25円、電力消費量が30Whの蛍光灯を1時間つけっぱなしにした場合の電気代は0.75円です。一日中つけっぱなしにした場合は18円となり、一年に換算すると、6,570円となります。蛍光灯と比べるとお得ではありますが、それでも尚、これだけの金額がかかるのです。いくらお財布に優しいLEDライトでも、つけっぱなしにすると節約は困難になります。
豆電球をつけっぱなしにする場合
1kWh(電力量)を25円、通常の豆電球を1時間つけっぱなしにした場合の電気代は0.125円です。1日中つけっぱなしにした場合は3円。一年間で換算すると1,095円となります。豆電球なしでは眠れない人であれば、まだ納得できる金額ではないでしょうか。通常の明るさのときと比較すると、やはり豆電球は低価格であることがわかります。
小まめに、つけたり消したりした方がいいの?
電気をつけるときが、最もエネルギーが使われる瞬間であるという話を耳にしたことはありませんか?しかし、だからといって何時間もつけっぱなしにすると、かえって大きな出費につながってしまいます。LEDライトも蛍光灯も、使用しない時はなるべくスイッチを切るようにするのが無難でしょう。
しかし、蛍光灯は頻繁な点灯や消灯からダメージを受けることで、寿命が短くなりやすいため、数分間の間に何度もつけたり消したりするのはお勧めできません。節約のために頻繁にスイッチを押していたつもりが、頻繁な点灯と消灯で蛍光灯自体が劣化してしまっては、元も子もありませんよね。蛍光灯を利用する際は、短時間であれば電気はつけっぱなしにしておく方が良いと言う場合もあるのです。
まとめ
近年のLEDライト普及率の増加に伴い、蛍光灯から乗り換える人が増えています。とは言っても、蛍光灯の安さなどを理由に、乗り換えずにいる人も多いようです。長いスパンで考えると、少々高額なLEDの方がお得ですが、使い方に誤りがあれば、どちらを使うにしても節約から遠のいてしまいます。どちらがあなたのライフスタイルに合っているのかを考えて決めるのが一番かもしれませんね。
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