デザインアンテナ(平面アンテナ)ってどうなの?
最近、よく見かけるようになったデザインアンテナ(平面アンテナ)。
色のアインナップも充実していて、目立ちにくく、特に新築住宅などではニーズが高まっています。
では実際にデザインアンテナ(平面アンテナ)って性能やその他、住宅やテレビに対する影響ってどうなのか簡単に解説してきます。
まず一番気になるのはきちんとノイズもなくテレビが見られるかということ。
一般的にはデザインアンテナ(平面アンテナ)は電波が弱いとか場所によっては取付が出来ないといわれています。
これは半分正解で半分不正解といったところでしょうか( ;∀;)
デザインアンテナ(平面アンテナ)は電波を受信する性能は八木式の20素子アンテナと同等とされています。
簡単に言うと、八木式アンテナと性能は変わらないという解釈で問題ないと思います。
ではなぜ電波が弱いといわれてしまうのか。
それはアンテナを取り付ける位置にあります。
一般的な八木式アンテナはステーや屋根馬というマストを固定する部材を使って屋根高くにアンテナを取り付けます。
そのため、比較的他の建物の干渉を受けづらい環境で電波を拾うとこができます。
しかしデザインアンテナ(平面アンテナ)の場合は一般的に住宅の壁面にそのままステーを打ち付けて取り付けることが多く、その場合にはアンテナの取付箇所が八木式アンテナよりも低くなることが多いため、隣近所の建物や、道路、森林など、電波の障害となるものが多数出てきやすくなります。
ですのでアンテナの性能は同じでも、八木式より電波が取りづらく、デザインアンテナ(平面アンテナ)は電波が弱いなどと言われてしまうことがあるのです。
ただ、実際には山間部や電波障害の多い地域などでは少し難しいかもしれませんが、ステーを使ってアンテナ自体を高くしたり(少し見栄えは悪くなりますが(-_-;))取り付ける場所を調整するなどして改善できることがほとんどです。
性能のことはご理解いただけたかと思いますが、デザインアンテナ(平面アンテナ)にはメリットも沢山あります。
例えば下記のようなものがあります。
デザインアンテナ(平面アンテナ)のメリット
・カラスなど鳥がとまりずらい
・台風などによる災害に強い
・アンテナが目立たないので外観を損ねない
・工事がしやすい(業者のメリットですが笑)
そしてデメリットもまとめておきます。
デザインアンテナ(平面アンテナ)のデメリット
・取り付ける場所によっては電波が入りずらい
・ブースターが必須になる場合が多い
・山間部や電波の弱い地域では不向き
・部材そのものの値段が八木式アンテナ高い
・取り付ける方角がある程度限られるので配線を長く伸ばさないといけない場合がある
と、やはり電波面からくるデメリットが多いでしょうか。
とはいってももし電波に問題ないのであればメリットは沢山あるのでおすすめです。
まずはデザインアンテナ(平面アンテナ)が取り付け可能か調査してもらってから検討するのがいいと思います。
また、弊社では部材は八木式アンテナよりも高いですが、工事がしやすいので八木式アンテナとデザインアンテナ(平面アンテナ)は同一料金で工事しています。
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