【アンテナの豆知識】アンテナが倒れた時の対処と費用を安くするコツを伝授します!
経年劣化や自然災害による影響でアンテナが倒壊した場合、高額な修理費用がかかります。
「急な出費は家計の負担になるから困る」
「費用を安くする方法はないの?」
こんな悩みを感じたことはありませんか?
アンテナの修理費用を安くするコツを知ることができれば家計の負担を軽減できて嬉しいですよね!
今回は、アンテナが倒れた際の対処と費用を安くするコツをご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
アンテナが倒れた時の対処
アンテナが倒れた際は立て直し修理を行います。
ただし、アンテナが倒れた衝撃で折れたり曲がったりした場合は立て直しではなくアンテナ交換となります。
アンテナは、アンテナ支線という特殊なワイヤーで2〜4方向で固定するため、簡単に倒壊はしません。
しかし、災害による影響でアンテナトラブルが起こりやすくなります。
[災害によるアンテナへの影響]
- 強風でアンテナの向きが変わった
- 強風でアンテナが倒壊し、部品が折れる
- 強風で倒壊したアンテナが屋根からぶら下がっている
- 雪の重みでアンテナが曲がる
風の影響でアンテナの向きが変わった場合は、向きの調整を行うだけで解決できるためアンテナ交換は不要です。
しかし、アンテナが倒れた状態を放置すると屋根を腐食させたり落下による二次被害が発生する恐れがあり非常に危険です。早めに対処し、アンテナ撤去を行いましょう。
アンテナは個人で撤去できるの?
アンテナは個人で撤去できます。
しかし、アンテナは高所に設置されているため、滑落などの危険が伴うためおすすめできません。
どうしても個人で撤去したい場合は注意点を確認し、撤去作業を行いましょう。
アンテナを撤去する場合の注意点
個人でアンテナを撤去する場合は、以下に注意しましょう。
①滑落の危険
アンテナは重量が1〜3kgほどあります。高所作業に慣れていない方が、足元が不安定な屋根に登りアンテナを運ぶ作業は足を滑らせて落下する危険性が高いです。
また、八木式アンテナのような鋭利な形状をしているものは、落下の際に体に刺さるなどの大事故に繋がる恐れがあります。
②屋根を破損させる恐れがある
アンテナの撤去作業に慣れていない方が適切な方法で行わない場合、アンテナを取り外す際や運ぶ際に屋根を破損させる恐れがあります。
屋根を破損させると修理費用がかさむだけでなく、修理に時間がかかります。
③配線の処理が複雑
アンテナを撤去する際は、固定金具の他に配線の処理が必要となります。
配線が壁面内にある場合は電気工事が必要となり、電気工事の資格がなければ配線処理を行えません。
配線処理は一般の方には難しく、むやみに扱うと感電などの危険があるため個人の判断で処理作業を行うのは絶対にやめましょう。
④撤去作業に必要な道具が多い
撤去作業を行う場合は、工具類を揃える必要があります。
レンチやニッパーはご家庭にあるという方は多いですが、安全靴・ヘルメット・作業用手袋・屋根まで届くはしごなどは所持している方は少ないです。新たに購入すると労力が要り、個人で撤去するためだけに費用がかかるのはもったいないです。
アンテナの修理費用を抑えるコツ
アンテナの修理費用を抑えるコツとして、火災保険の利用がおすすめです!
火災保険は建物や家財を守る保険ですが、火災だけでなく台風や大雪などの災害も適用となります。
アンテナは保険の分類上建物に仕分けされ、台風などの影響でアンテナが倒壊した場合は建物の修繕費として火災保険が請求できる可能性があります。
アンテナ修理で火災保険を申請する手順
テレビが視聴できなくなり業者に依頼し、アンテナが倒れていることがわかった場合は保険会社に連絡しましょう。
連絡の際は業者による修繕を行わず、写真を撮りアンテナの状況を保管することが大切です。
修繕前の写真がない状態では、修繕後どこまでが保険の対象となるかの審査に時間がかかり、保険金が支払われるまで時間がかかる恐れがあります。
[申請手順]
- アンテナが倒れていることを確認する
- 保険会社に連絡をする(状況説明を行い後日書類が届く)
- 2と並行してアンテナ修理を行う業者を探す
- 修繕前の写真を撮影を業者に依頼し、アンテナ修理を行う
- 保険の申請をする
火災保険を利用する際の注意点
火災保険の申請は難しいと感じる方が多い傾向にありますが、手順通りに行えば問題ありません。
しかし、以下の点に注意する必要があるため順に解説します。
①被害額が自己負担額を超えなければならない
火災保険が適用される条件として、損害額(被害額)が免責金額(自己負担額)を超えなければ保険金は支払われません。
免責額には「免責方式」と「フランチャイズ方式」があり、加入している保険によって異なります。
- 免責方式→契約時の金額を自分で選ぶことができ、免責金額を自分で決められる保険
- フランチャイズ方式→免責金額が決められている保険であり、損害額が免責金額以上の場合保険金が支払われる
②経年劣化は保険適用外
経年劣化による破損は火災保険の適用外です。
保険金を利用しアンテナ以外の修繕を行ったり、事実と異なる理由で保険を利用した場合は保険金詐欺になります。
出費を抑えたいからといって虚偽にあたる行為は絶対にやめましょう。
③申請期間は3年間
火災保険の申請期間は3年間有効です。
被害から3年以内としても時間が経つと「経年劣化が原因なのでは?」と保険会社から疑われる恐れがあります。
被害が出てから後片付けが済んだ段階で早めに保険会社に連絡すると良いでしょう。
④他人の家や持ち物は補償されない
火災保険は自分の家を守るための保険であり、他人の家や持ち物は補償されません。
万が一、倒壊したアンテナが落下し通行人に怪我を負わせた場合でも同様です。
アンテナの落下により対人対物で被害を与えた際は個人賠償責任保険の対象となります。
個人賠償責任保険は、自分や家族が他人に被害を与えたり他人のものを壊したりした場合に利用できる保険です。火災保険や自動車保険などの特約として加入するケースが多いです。
⑤入金まで2週間ほどかかる
申請から保険金が入金されるまで約2週間ほどかかります。
災害などの被害が広範囲にわたる時は保険の申請が集中するため、処理に時間がかかることが理由として挙げられます。
保険金がいつ入金されるか心配な方は、保険会社に入金時期について確認しましょう。
⑥地震によるアンテナ倒壊は火災保険の適用外
地震の影響でアンテナが倒れた場合は、火災保険ではなく地震保険の対象です。
地震保険は火災保険とセットで加入するケースが多いため、加入内容を確認しましょう。
ただし、地震保険は損害額が建物や家財の時価の何%にあたるかで保険金額が決まります。
アンテナの修理費が数万円で済んだ場合は、地震保険が適用されない可能性があると覚えておきましょう。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、アンテナが倒れた際の対処と費用を安くするコツをご紹介しました。
日本は一年を通して自然災害が多く、いつ起こるか予想ができないため、突発的な被害を受け一度に大きな出費がかかることも。
自然災害による被害を受けても、保険という守られている安心感があれば万が一の時に慌てることはありません。備えあれば憂いなしですね。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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