【徹底比較】テレビアンテナのパーツや関連機器について役割を比較しながらご紹介

皆さんはテレビアンテナのはたらきを助け、時には破損などから守ってくれるアンテナのパーツや関連機器についてどれだけのことを知っていますか。

テレビアンテナは皆さんがテレビ放送を視聴するために重要なはたらきをしているのですが、そのテレビアンテナのはたらきをサポートしているアンテナパーツや関連機器も重要な存在です。

そこで今回はテレビアンテナのパーツや関連機器について、その役割を比較しながらご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

テレビアンテナのはたらきとは

そもそもテレビアンテナの役割・はたらきは何かと言うと、電波塔やテレビ塔、宇宙空間の人工衛星などから発せられるテレビ放送の電波を受信し、皆さんがテレビ番組を視聴できるようにすることです。

テレビアンテナの中には「指向性アンテナ」というアンテナの分類があるのですが、この指向性アンテナに属するアンテナ機種には特筆すべき点があります。

それは「特定の方向に対して強い電波受信感度を発揮する」ことです。

これはテレビ放送の電波を受信する時には非常に効果的な特徴なのですが、しかし注意すべき点でもあります。

なぜならこの特徴は裏を返すと、「特定の方向以外に対しては電波受信感度が低下してしまう」ということになるからです。

そのためテレビアンテナの中でも指向性アンテナに属する機種を採用する場合には、このアンテナの向きについて非常に気を遣わなければなりません。

こういったアンテナの注意点やトラブルの原因への対応策となるのが、これからご紹介していくテレビアンテナのパーツや関連機器になります。

テレビアンテナのパーツや関連機器

ここからはテレビアンテナのはたらきをサポートするだけでなく、万が一のトラブルなどアンテナを守るテレビアンテナのパーツや関連機器について比較しつつ解説していきます。

①支線アンカー

まず最初に紹介するのは、「支線アンカー」というアンテナ関連機器になります。

この支線アンカーは国内トップクラスのシェアを誇る八木式アンテナや、その派生機種であるパラスタックアンテナに利用するアンテナ関連機器です。

その役割とは、テレビアンテナが台風などの強風や暴風によって破損することを防ぐ強風対策が主です。

また、積雪地帯にて利用した場合には強風や暴風以外にも、豪雪などによるテレビアンテナの傾斜、倒壊事故を防止する効果も見込めます。

簡単に言えば、テレビアンテナにとってしっかりと繋ぎとめてくれる「錨」の役目を果たしてくれるということです。

②素子(エレメント)

素子とは素子アンテナを構成するパーツの一つであり、素子アンテナが電波を受信する際に重要な役割を担っています。

その役割とは、テレビアンテナ本体がテレビ塔や電波塔といった電波送信施設から送られてきた電波を受け取る際に、その電波を増幅させるというものです。

素子には、素子の個数が増えるほど電波の増幅度合いも上昇するという大きな特徴が備わっており、素子アンテナに該当するアンテナ機種は素子が取り付けやすい形状を採用しているものが多いです。

ちなみにテレビアンテナにおける電波受信感度はあくまで電波の受け取り方、受け取る際のロスの少なさだけではなく、受け取った後にどれだけ受信した電波を増幅させられるかも含まれています。

また、素子アンテナのように「素子」の仕組みを利用して電波を増幅させることについては専門的な呼び方として「利得を増やす」と言うこともありますので、テレビアンテナに関する記事を読む際にはご注意ください。

③ブースター

ブースターとは、主に弱電界地域で利用されるアンテナ関連機器であり、「届いた電波を増幅させる機能」を持っています。

ブースターを設置することで届けられる電波は増幅され、結果的にテレビ画面に映る番組映像の乱れも改善が見込めます。

ちなみにこのブースターには、落雷時に発生する高出力の電気の逆流からアンテナ本体を守るための機能も備えており、弱電界地域への対策としてだけでなく落雷被害を抑えるためにも効果を発揮するアンテナ関連機器になっています。

しかし、このように便利なブースターにも注意点というものが存在します。

それはブースターがテレビ本体にあらかじめ内蔵されている、もしくは別途購入する場合には、大掛かりな施工や相応の費用が必要になる場合があるという点です。

もしもブースターの設置や利用を検討されるのでしたら、事前にかかる費用や施工作業の詳細についてアンテナ専門業者へ問い合わせたりしておくとよいでしょう。

なおブースターを新しく設置する以外にも、受信した電波をアンテナ内部で増幅できる八木式アンテナや八木式アンテナの派生機種であるパラスタックアンテナを利用することでトラブルが解決する可能性も存在します。

④アッテネーター

アッテネーターは先ほど解説したブースターとは正反対の効果を持ったアンテナ関連機器になります。

たとえば電波送信施設との距離が近い、いわゆる強電界地域においては強すぎる電波を減衰させることができるため、強電界地域においては電波をちょうどいい強さまで調整することが可能になるのです。

また、アッテネーターは設置作業が非常に簡単であることもメリットの一つに挙げることができます。

アッテネーターの取り付け作業はテレビのコードに取り付けるだけで終わり、価格自体もそこまで高額ではありませんので、コスト面で非常に優秀だと言えるでしょう。

テレビアンテナに関するご相談はアンテナパンダまで

今回はテレビアンテナのパーツやアンテナ関連機器について紹介させていただきました。

テレビアンテナは機種ごとや分類によって特徴や注意点が異なります。

また、設置する場所によっても注意すべきポイントは変わってきますので気をつけましょう。

もしもテレビアンテナの施工作業やテレビアンテナのトラブルなどでお困りの方は、ぜひお近くのアンテナ専門業者をご利用ください。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもご依頼やご相談を受け付けているだけでなく、経験豊富なプロのスタッフがアンテナの施工を行っています。

テレビアンテナに関するご依頼、ご相談の際にはぜひアンテナパンダをご利用ください。

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