【アンテナの豆知識】テレビアンテナをサポートする器具についてご紹介

現代社会においてほとんどの方がテレビを日々ご覧になっていることでしょう。

さまざまな情報が得られるだけでなく、娯楽としてもテレビは非常に大きな存在です。

そんなテレビ番組を視聴して楽しむためには番組の電波を受信するためのテレビアンテナが重要な役割を担っています。

皆さんの中でもほとんどのご家庭にテレビアンテナは設置されていることと思いますが、そのテレビアンテナを長く利用し続けるためにはアンテナをトラブルから守ることなどが重要になります。

そこで今回は、テレビアンテナをサポートする器具についてご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

テレビアンテナのトラブル原因

①強風

まずテレビアンテナにまつわるトラブルの原因として代表的なものの一つが、強風によるアンテナの破損やアンテナの向きがズレることによる電波受信状況の悪化です。

日本ではほぼ毎年台風シーズンがやってきますが、テレビアンテナは屋根上やベランダなどの屋外に設置されることが多い関係上、台風などの強風被害を受けやすいと言えます。

そのためテレビアンテナの強風対策はほぼ必須と言ってもよいでしょう。

なお、テレビアンテナの中には屋内に設置することが可能な機種も存在します。

もちろん屋内に設置可能というメリットとは別に電波受信の注意点なども存在しますので、もし興味があるという方はお近くのアンテナ専門業者にお尋ねください。

②鳥害

テレビアンテナにまつわるトラブルの中でも強風と同じほど代表的なものとして、鳥害が挙げられることは多いです。

鳥害とは、鳥がテレビアンテナに留まることによって発生するアンテナの破損や向きのズレといった被害を指します。

屋根上などに設置されたアンテナは鳥に留まられる可能性がゼロではなく、もしも鳥が留まった際の衝撃や重みなどでアンテナに不具合が生じてしまうといきなりテレビ画面が映らなくなるといったトラブルに遭遇してしまうことがありますので、対策を講じておくことが重要です。

③強電界地域・弱電界地域

テレビアンテナはテレビ塔や電波塔といった電波送信施設から送られてきた電波を受信するのが役割の一つです。

しかし時には電波自体が強すぎる、もしくは電波が弱すぎるせいで満足に受信できないといったケースも存在します。

その原因は強電界地域・弱電界地域にあります。

この二つの単語について簡単に説明すると、強電界地域とは「電波送信施設との距離が非常に近い地域」、弱電界地域とは「電波送信施設との距離が非常に離れている、もしくは周囲に高層ビルや山などの障害物が存在するため電波が届きづらい地域」のことを指しています。

届けられる電波が強すぎても弱すぎてもテレビ画面に映る映像にはノイズが走ることや、そもそも画面に映像が映らないといったトラブルに繋がることがあります。

そのため、これら強電界地域・弱電界地域への対応としては、届けられる電波を最適なものへ調整することが必要です。

アンテナをサポートする器具について

ここまではテレビアンテナにまつわるトラブルについて紹介してきましたが、ここからはテレビアンテナをトラブルから守り、サポートする器具についていくつかご紹介していきます。

①支線アンカー

支線アンカーとは、主に八木式アンテナやパラスタックアンテナで利用されるアンテナ関連器具になります。

支線アンカーは強風対策としての効果を期待できるだけでなく、他にも積雪地帯における豪雪などによるアンテナの傾斜、倒壊事故を防止する効果も見込める器具で、アンテナを地面にしっかりと繋ぎ留める「錨」の役目を果たしてくれます。

ちなみに支線アンカーは皆さんが暮らしている街でも見かけることができます。

実は支線アンカーは電柱にも使用されており、黄色と黒の縞模様、もしくは黄色単色のものが使われていますので、街中の電柱を探してみると見つけられるかもしれません。

②アッテネーター・ブースター

アッテネーターとは、「電波送信施設から届いた電波を減衰させることができる」アンテナ関連機器です。

設置作業が非常に簡単であることがアッテネーターのメリットの一つであり、強電界地域における対応策の一つとして選ばれることもあります。

アッテネーターの取り付け作業はテレビのコードに取り付けるだけで終わり、価格自体もそこまで高額ではありませんので、コスト面で非常に優秀だと言えるでしょう。

そして弱電界地域においてはブースターというアンテナ関連機器を利用されることがあります。

ブースターはその名のとおり「届いた電波を増幅させる機能」を持っています。

ブースターを設置することで届いた電波は増幅され、結果的にテレビ画面に映る番組映像の乱れも改善が見込めます。

ちなみにこのブースターには落雷時に発生する高出力の電気の逆流からアンテナ本体を守るための機能も備えており、弱電界地域への対策としてだけでなく落雷被害を抑えるためにも効果を発揮するアンテナ関連機器になっています。

しかしブースターには注意点も存在します。

それはブースターがテレビ本体にあらかじめ内蔵されている、もしくは別途購入する場合には、大掛かりな施工や相応の費用が必要になる場合があるという点です。

もしもブースターやアッテネーターなどの設置・利用を検討される場合は、事前にかかる費用や施工作業の詳細についてアンテナ専門業者へ問い合わせたりしておくとよいでしょう。

テレビアンテナのご相談・ご依頼はアンテナパンダへ

今回はテレビアンテナをサポートする器具についてご紹介させていただきました。

テレビアンテナはテレビ番組を視聴するために重要な機器だからこそ、それをサポートする関連機器も充実しています。

皆さんの中で今後アンテナを新しく設置、もしくは買い替えを検討されている方は今回ご紹介したアンテナ関連機器にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

弊社アンテナパンダではテレビアンテナに関するご相談やテレビアンテナ施工のご依頼を２4時間365日いつでも受付けています。

アンテナ施工は経験豊富なプロのスタッフが行いますので安心です。

テレビアンテナに関するご相談や施工を検討されている方はぜひお気軽にアンテナパンダまでお問い合わせください。

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