【徹底比較】鳥害・強風・雷のアンテナ対策について比較してご紹介します

皆さんはテレビアンテナの被害対策としてどのようなことをしていますか。

テレビアンテナは皆さんが地上デジタル放送や衛星放送を視聴するために欠かすことのできない機器であり、屋根上やベランダに設置されることが多いため強風などによって破損してしまう可能性を抱えています。

そこで大抵のテレビアンテナには強風や雷、鳥害への対策が求められることが多いのですが、この被害対策に関する認知度はあまり高くはありません。

そこで今回は鳥害や強風、雷からアンテナを守り被害を抑えるための対策について、それぞれを比較してご紹介していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

①テレビアンテナの鳥害対策

まずは鳥害についてですが、鳥害とはアンテナに鳥が留まることでアンテナの向きがズレる・留まった鳥がフンを落とすことでアンテナが汚損してしまうといった被害を指す言葉です。

特にアンテナの向きは八木式アンテナなどの指向性アンテナに属する機種において非常に重要な部分であり、アンテナの向きがズレてしまうだけで電波の受信感度や受信効率が著しく低下する場合もあります。

被害の具合によってはテレビ画面に映像が映らなくなってしまうこともあるので、アンテナを長く利用するためには対策しておくべき被害になります。

そんな鳥害ですが、発生事例が多いからこそ対策法も複数存在しており、それらはどれも「鳥をアンテナに留まらせない」ことを重視した対策になっています。

例えば、カラスなどの大型の鳥への対策として「結束バンド」を巻くといったお手軽な対策が存在するほか、「超音波害鳥撃退器」といった専用機器の設置なども対策の一つに挙げられます。

これらの対策は必要な費用や効果の持続期間、電波感度に与える影響などに差が生じるため、鳥害の詳しい状況や予算などによって最適な選択は変化します。

重要なのは、「それぞれの被害やトラブルに適した対策を考えること」です。

②テレビアンテナの強風対策

強風の被害としては、台風などの強風・暴風によるアンテナの破損といった事例が代表的なものになります。

日本には台風シーズンもありますので、強風被害への対策をしておくに越したことは無いでしょう。

そんな強風被害への対策として代表的なものに「支線アンカー」があります。

この支線アンカーとは、主に地上デジタル放送用アンテナである八木式アンテナやその派生機種であるパラスタックアンテナに使用できる周辺器具のことです。

強風対策はもちろんのこと、積雪地帯では豪雪などによるアンテナの傾斜、倒壊事故を防止する効果も期待することができます。

言うなれば、アンテナを地面にしっかりと繋ぎ留める「錨」の役目を果たす器具となっているのです。

次に強風被害への対策として挙げるのは、意外かもしれませんが「火災保険」です。

実は台風を原因としたアンテナの損傷にも「火災保険」を適用できるケースがあります。

免責金額に満たない損害額であった場合などには適用範囲外となることもありますが、火災保険は「火災」の名前とは裏腹に落雷に水災、水漏れや盗難、破損、汚損などにも適用可能になっているのです。

ただし、地震や噴火が原因となっている場合に関しては適用範囲外扱いとなる点には注意が必要です。

地震に対して備えをしておきたい場合には、専用の「地震保険」への加入が必要です。

また、火災保険への加入を検討される際には保険を専門に扱う窓口へ相談されるのが一番でしょう。

③テレビアンテナの雷対策

テレビアンテナは屋根上やベランダといった屋外の高所に設置されることがほとんどです。

これはテレビアンテナがテレビ塔や放送衛星から送られてくる電波を受信するためなのですが、そのせいで雷がアンテナに直撃してしまうこともあるのではないかと考えられる方がいるかもしれません。

しかし、雷による被害の大半は雷の直撃(直撃雷)ではなく、近辺に落ちた雷によって電磁誘導が発生し、電線や電話線等に高電圧が逆走することによって起こる誘導雷です。

落雷後にほんの一瞬だけ停電に陥ったという経験を皆さんはしたことがあるでしょうか。

実はこのような停電というのは、誘導雷で逆流した高電圧の被害を食い止めるためにブレーカーが落とされて、電源元を喪失するために発生しているのです。

また、その後家電や照明は復旧するもののテレビだけ映らなくなってしまったというトラブルが発生する場合があります。

こういった状況では誘導雷によってアンテナ関連機器であるブースターが破損したことでテレビ画面に映像が映らなくなったということが考えられます。

この「ブースター」は電波を増幅させるだけでなく、誘導雷によって電流が逆走した際などにブースター自身が自壊することによって、その先にあるアンテナにまで電気が逆走していくことを防ぐ機能があるのです。

ご自宅近くに雷が落ちた後、テレビが映らなくなってしまった際には、まずはブースターの破損を疑ってみましょう。

事前に知って起きたい「誘導雷」対策

先述したように直撃雷よりも誘導雷の方が確率としては発生しやすいです。

そのため事前に誘導雷の対策をとっておくことは重要だと言えるでしょう。

そんな誘導雷に対する事前対策としては、ブースターより先に高圧電流をストップしてくれる「避雷器」の設置が挙げられます。

この「避雷器」はサージアレクター、サージプロテクター、サージアブソーバーといった別名があります。

避雷器自体も電源タップに内蔵されている機種や、スイッチによって切り替え可能な種類など仕様もさまざまです。

家電量販店や電気屋などでも販売されている商品ですので、ぜひお近くのお店で実物を見てみてはいかがでしょうか。

テレビアンテナの相談・施工依頼はアンテナパンダへ

今回は強風や鳥害、雷などの被害からアンテナを守るための対策について紹介しました。

アンテナが破損してしまえば、テレビ番組の視聴が難しくなるだけでなく、修理や買い替えなどにお金がかかってしまいます。

そういった万が一の事態に備えて、日頃から対策をしておくことが重要になります。

弊社アンテナパンダではお客様からのお悩みに対応するため、24時間365日いつでもご相談や施工依頼を受付けています。

アンテナに関するご依頼・ご相談をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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