【テレビの豆知識】テレビ塔はなぜ必要とされるのか? 

テレビ塔はアンテナと密接な関わりがある存在で、特に地上デジタル放送用のテレビアンテナとは切っても切れない関係にある大事なものです。

昨今では東京タワーや東京スカイツリーなど、テレビ塔が人気の観光スポットとして定着しているケースが幾つか見られます。

ですがテレビ塔の役割や必要とされる理由について正しく理解できている人はごくわずかでしょう。

「結局テレビ塔ってなに」

「テレビ塔とアンテナはどんな関係があるの」

こういった疑問を解消するために、今回はテレビ塔が必要とされる理由について解説していきます。

またテレビ塔自体や関係の深いアンテナについても併せて解説を行いますので、ぜひご覧ください。

テレビ塔の役割

もしもテレビ塔について説明を求められた場合、最も分かりやすい説明は『地上波テレビ放送を電波として送信する電波塔』になるでしょう。

日本国内において代表的なテレビ塔としては、東京タワーや東京スカイツリー以外にも北海道札幌市のさっぽろ電波塔や福岡県福岡市の福岡タワーなどが挙げられる他、海外にも有名な電波塔は幾つも存在しています。

この電波塔には、テレビ東京や日本テレビなどの放送事業者によって作成されたテレビ番組が乗った電波を各家庭へ届ける役割があり、電波塔から発せられた電波を各家庭のアンテナが受信することによって地上デジタル放送のテレビ番組を視聴することが可能になるのです。

つまりテレビ塔とは、地上デジタル放送のテレビ番組を電波によって各家庭へ送信するためのモノと言うことができます。

テレビ塔と地上デジタル放送・衛星放送

上述したようにテレビ塔は地上デジタル放送の電波を各家庭へと送信していますが、テレビ放送には地上デジタル放送以外にも衛星放送が存在していることは、皆さんもご存じでしょう。

地上デジタル放送と密接な関わりのあるテレビ塔ですが、2012年のアナログ放送終了以降、電波塔は常に地上デジタル放送の電波を各家庭へと送信し続けていました。

ですが、電波塔は衛星放送の電波を送信しておらず、そこには地上デジタル放送と衛星放送それぞれの仕組みの違いがあります。

衛星放送はその名が示すとおり、赤道上空36,000kmにある放送衛星と呼ばれる人工衛星によって、各家庭へ直接電波を送信する仕組みです。

これによって衛星放送は山などの障害物が多い地域にも電波を送ることを可能にしています。

ですが、その過程において地上デジタル放送とは異なりテレビ塔を利用することはありません。

一方で地上デジタル放送でも衛星放送でも必ず必要となるのが、テレビ塔とも関係のあるアンテナになります。

ここからはテレビ塔が関わってくる地上デジタル放送に適したアンテナについてご紹介していきましょう。

地上デジタル放送に適したアンテナとは

地上デジタル放送において重要な役割を果たすのが、電波を発信するテレビ塔と呼ばれる電波塔と、その発信された電波をキャッチするアンテナです。

そんなアンテナの中でも、地上デジタル放送に適した機種は主に四種類存在しており、それぞれに異なる特徴があるのでご紹介していきましょう。

①八木式アンテナ

一つ目は、八木式アンテナです。

八木式アンテナはコストパフォーマンスに優れたアンテナであり、そのお手頃価格と受信感度の良さから日本国内において高いシェアを誇っているアンテナの機種です。

ただ、デザイン性は抜群とは言えず、住宅の外観を損なう可能性があるので注意しましょう。

②平面デザインアンテナ

二つ目は、平面デザインアンテナです。

こちらはデザイン性を重視しており、そのコンパクトな箱型形状やカラーバリエーションが複数存在する点がメリットとして挙げられます。

また、その形状から天候や鳥害の影響を受けづらい他、倒壊や破損のリスクを避けられるといった点も平面デザインアンテナが選ばれる理由になっています。

ですが施工相場は少し高額ですので、費用を安く抑えたい方やコスパを重視される方は注意するようにしましょう。

③ユニコーンアンテナ

三つめは、ユニコーンアンテナです。

スタイリッシュなポール型の形状、高級感のある2色から選べるユニコーンアンテナはデザイン性の高さが評価され、2018年度のグッドデザイン賞を受賞しているアンテナになります。

その形状からソーラーパネルに影を作らない、鳥害や天候の影響を受けにくい、倒壊してしまっても人的被害を出しづらいといった点が評価されており、リスクを気にする方にオススメの機種です。

しかしデザイン性が高いこともあり、ユニコーンアンテナは施工コストがやや高額になってしまうので注意が必要です。

④室内型アンテナ

最後に紹介するのが、室内型アンテナになります。

この室内型アンテナは地上デジタル放送用アンテナの中で唯一、業者へ施工を依頼する必要がないアンテナになります。

説明書を見ながらであれば個人でも短時間で設置でき、室内に設置する特性上、天候の影響を受けたり住宅の外観を崩してしまうリスクもありません。

また施工が必要ないため、かかるコストを本体費用のみで抑えられる点も大きなメリットとして挙げられます。

しかし受信感度の低さや設置位置のハードルがあるなど、注意点も存在しています。

衛星放送に適したアンテナとは

今までは地上デジタル放送向けのアンテナを紹介してきましたが、ここからは衛星放送に適したアンテナを簡単にご紹介します。

ですが、衛星放送を受信できるアンテナはパラボラアンテナの一種類だけしか存在しません。

このパラボラアンテナはお椀型の形状でほかの電波の影響を受けづらく、4Kや8Kといった高精細な映像にも対応していることがメリットとして挙げられます。

一方でパラボラアンテナは向きがほんの少しズレるだけで視聴できなくなってしまうなど、注意点も少なからず存在します。

アンテナに関するお悩みはアンテナパンダまで

今回はテレビ塔が存在する理由やその概要だけでなく、テレビ塔と関係のあるアンテナについてもご紹介していきました。

テレビアンテナはテレビ塔と違い、自分で種類を選んで設置する必要があります。

アンテナに詳しくない方はどれを選べば良いかなど不安があることと思いますが、そんな時は年間施工20,000件を超える施工実績を持つアンテナパンダにご相談ください。

アンテナパンダは24時間365日、いつでもご相談に対応しております。

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