【テレビの豆知識】テレビチューナーの機種について！テレビチューナーが持つ基本的な役割についてもご紹介

テレビアンテナとテレビ本体をつなぐ重要なアイテムとしては、「アンテナケーブル」と「テレビチューナー」の二つが代表的であると言えます。

このうち「アンテナケーブル」に関しては実物を見たことがあるお客様も多いと思われます。

それに対して「テレビチューナー」については見たことがないどころか存在も知らないといった方が一定数いらっしゃることでしょう。

「テレビチューナー」は技術革新が進むにつれて、テレビ本体に元から内蔵されている、テレビの機能に複合されている機種が増加し、我々の目の届かないテレビの内側へと活躍の場所を変えていきました。

しかしその弊害として、実際に目にする機会が極端に減ってしまい、認知度や「テレビチューナー」自体に対する理解も低下してしまっているのが現状です。

今回はそんな「テレビチューナー」に対する基本的な解説をはじめ、複数種存在している「テレビチューナー」の機種や、機種ごとの用途に関しても詳しくご紹介させていただきます。

まず「テレビチューナー」ってなに？

「TVチューナー」といった別名表記もありますが、「チューナー」は「同調機」という意味を持っており、「テレビチューナー」は特定の周波数を持った電波を選んで同調する役割・機能を持った機器です。

この説明だけだと「特定の電波を選択し、『電波を受信する』装置である」と誤解されるかもしれませんが、より正確に説明するのであれば「『テレビアンテナが』受信した電波の中から特定の電波を選び、テレビに音・映像として出力する」のが、この「テレビチューナー」になります。

電波を受け取るのは前述の通りテレビアンテナの役割なのですが、実際に受け取った電波というのは放送用データが詰まった純粋な電波だけではありません。

街中の無線、雑多な電波等も無差別に受信してしまっている場合があり、そういった関係ないデータを取り除く、必要な電波を受信した後に仕分けるために必須となる装置が「テレビチューナー」というわけです。

また「テレビチューナー」は、かつて地上アナログ放送が行われていた頃から地上デジタル放送に移行した現在に至るまで「テレビ内蔵型」「外付け式の箱型」の二種類が主流になっており、アナログ放送時代のテレビチューナー内蔵型テレビというのは、手動でツマミを回す形で調節を行っていました。

一方で現代のテレビに関してはツマミを回さないでも調整ができるだけでなく、そもそもツマミのようなパーツすら見かけることがありません。

ですが、電波の調節・切り替え機能の一切が自動になったわけでもないのです。

それは普段から我々が何気なく使っているリモコンこそが、現代のテレビでは「ツマミ」としての役割を果たしてくれているからです。

ボタンを押してチャンネルを切り替える動作というのは、昔のテレビにおける「ツマミ」を回して調節するといった操作と同様であると言うことができるでしょう。

つまり、この「テレビチューナー」の「電波を選別する」といった機能というのは、「必要のない電波を切り捨てる」という事柄以外に「（使用者が）必要とする電波を瞬時に切り替える」ことについても含まれているのです。

気になる「テレビチューナー」その種類について！

①「地デジチューナー（4Kチューナー・8Kチューナー）」

「地デジチューナー」はその名の通り、旧来のアナログ放送に代わって運用されている地上デジタル放送電波専用の「テレビチューナー」になります。

通常の地上デジタル放送というのはフルHD、画素数2Kであるのが基本ですが、映像美を追い求めた4K放送、8K放送についてはそれぞれ通常の4倍、16倍の画素数となっており、高密度で細やかな映像表現を実現しています。

一般的な2Kを使用した通常の地上デジタル放送を利用する場合、テレビにあらかじめチューナーが内蔵されていることが多いため買い直す必要はありません。

ですが4K・8K放送を利用したい場合に関しては、4K・8Kに対応している専用のテレビと一緒にこの「地デジチューナー」、その中でも4K・8K専用のものを買い直す必要が出てくるのです。

②「PC用テレビチューナー」

「PC用テレビチューナー」というのは主に「PC・タブレット端末などといったような『本来はテレビ機能を持っていない媒体』で放送を楽しみたい場合に必要となるテレビチューナーです。

USBに差して接続を行う外付けのタイプや、デスクトップPCなどに直接読み込ませるような内蔵タイプなど、「PC用テレビチューナー」自体にも機種が複数存在しています。

また「PCで作業を行いつつ視聴が可能」「録画可能」「複数視聴可能」といった点というのは、通常のテレビチューナーにはない機能であり、同時に大きな魅力であるとも言うことができるでしょう。

アンテナ関連のお悩みはアンテナパンダまで！

今回は「テレビチューナー」についての基本的解説、「テレビチューナー」の大まかな機種のご紹介等をさせていただきました。

この「テレビチューナー」やチャンネルの切り替え、番組の映りなどに問題が生じた場合、テレビ本体やテレビとアンテナを直接繋いでいる「アンテナケーブル」などのさまざまな機器に原因が考えられます。

もちろん、アンテナ線やアンテナケーブルを通してこの「テレビチューナー」と繋がっている「テレビアンテナ」というのも、上述した異常の原因になっている可能性も十分あり得ることです。

弊社アンテナパンダはテレビアンテナ一筋に業務を行ってきた「テレビアンテナ専門業者」の一社であると同時に、テレビアンテナの総施工数計20,000件といったような、豊富な実績・経験を兼ね備えた業者との自負がございます。

上記のような原因のわからないテレビのお悩みが発生した場合に関しましてもぜひお気軽にお声かけくださいませ。

お問い合わせ窓口におけるご相談から実地調査、そしてお見積書の提出まで全て当社負担、無料でおこなわせていただきます。

なお、お問い合わせ窓口については365日24時間開放しており、年中無休・最短即日施工といった態勢で、いつでもご依頼・ご相談を承っております。

テレビアンテナに関してはアンテナパンダにお任せください。

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