【徹底比較】ブースターとアッテネーターについて!それぞれの導入に適した状況や、細かな機能の違いもご紹介

「地上デジタル放送用アンテナ」「衛星放送用アンテナ」や、「八木式アンテナ」「平面デザインアンテナ」「ユニコーンアンテナ」といったようにテレビアンテナにはさまざまな種類やカテゴリーというものが存在していますが、それはテレビアンテナ本体に限った話ではなく、テレビアンテナを補助する役割を持っている「テレビアンテナ関連機器」についても同様のことが言えます。

そんな「テレビアンテナ関連機器」に関しましても、八木式アンテナ専用の「支線ワイヤー」のような専門的なものから、鳥がアンテナに留まることで引き起こされる「鳥害」を防ぐ効果が期待できる、普段は別の用途で使用されることがほとんどである市販の「結束バンド」なども一種の「テレビアンテナ関連機器」と言える等、すべてをご紹介しようにもその機器の用途や紹介内容が違いすぎてしまい、また説明される側も一度に覚えるのは困難であることと思われます。

そこで今回はそういった「テレビアンテナ関連機器」の中でも比較的対照的な効果を発揮する「ブースター」、そして「アッテネーター」の二つに内容を絞った上で、基本的な情報から細かな機能の違いまで、詳細に解説していこうと思います。

またこの「ブースター」「アッテネーター」とは切っても切れない関係にある「弱電界地域」「強電界地域」に関しましてもご紹介していきますので、こちらもあわせてご覧くださいませ。

「ブースター」と「弱電界地域」について

まず「弱電界地域」ってナニ?

この「アッテネーター」とつながりの深い「弱電界地域」ですが、端的に言ってしまえば「届けられる地上デジタル放送用電波が弱い地域」を指すテレビアンテナ専門用語になります。

地上デジタル放送とは皆さんご存知、最大12個のチャンネルが存在しているあの「地上波放送」のことですね。

しかしこの「電波が弱い理由」というのは実にさまざまな原因が考えられ、単純に電波塔などをはじめとした電波送信施設から受信地域まで距離があり過ぎて、その電波が届けられる過程で大気中に拡散して減衰してしまうといったこと以外にも、電波の通り道に構造物があり、建築材料等に電波が吸われてしまうという要因も考えられます。

電波受信感度も良く、受信した電波をさらにアンテナの構造内で増幅できる機能を持つ「八木式アンテナ」や、その「八木式アンテナ」の派生機種である「パラスタックアンテナ」にアンテナの種類を変更した場合には解決が見込めることがあります。

しかし「八木式アンテナ」シリーズはコストパフォーマンスに優れる反面、その広がったデザインのせいで設置場所に困ってしまうケースも見受けられます。

例えば冒頭で触れました「鳥害」をはじめ、アンテナの影が隣家のソーラーパネルに当たってしまう、アンテナの先端部が隣家上空まで伸びていってしまうといった「越境問題」、広がった形状ゆえに風にあおられやすく、強風による損傷や倒壊などといった諸問題を起こすリスクが高いと言ったデメリットも抱えているアンテナとなっています。

しかし問題を放置してしまうとテレビが映らない、ノイズが走ってしまうといった事象に関しても当然解決はしませんね。

「ブースター」とは!

そんな「八木式アンテナを設置できない!」「八木式アンテナにしても問題が解決しない!」といった問題を解決するためのアンテナ関連機器こそがこの「ブースター」になります。

「ブースター」はテレビアンテナと一緒に設置することで、そのアンテナが受け取った電波を先ほどの「八木式アンテナ」と同じく増幅してくれる機能を有しているほか、併設するアンテナの種類もほとんど気にする必要がなく、どのようなアンテナでもノーリスクで電波受信能力(増幅機能を含む)を底上げしてくれます。

また落雷発生時に起こる高出力の電気の逆流からアンテナ本体を庇ってくれるといった機能も備えており、特定状況への保険のような側面も持っていることに関しても設置する上でのメリットと言えるでしょう。

「アッテネーター」と「強電界地域」

「強電界地域」ついて

主に先ほどの「弱電界地域」とは逆に「届けられる電波が強い地域」を指すアンテナ専門用語であり、定義上は「電波送信施設より半径10km圏内」ともされています。

「電波が強いのは単純にメリットであるだけなのでは?」とお思いになるかもしれませんが、あまりに電波が強すぎる、視聴に使用するテレビが旧式のものである場合には、画面にブロックノイズを発生させたり、最悪の場合ではテレビ自体がなにも映さなくなってしまうといった諸問題の温床ともなりかねません。

「アッテネーター」について

この「アッテネーター」は、「ブースター」とは真逆の効果である「電波を減衰させる」機能を持ったアンテナ関連機器になります。

「ブースター」のように基本的な効果以外の機能を持っているわけではありませんが、テレビ本体にあらかじめ内蔵されている場合があったり、内蔵されていなくて別途購入するといったことになっても、施工が大掛かりになったり費用がかさみがちな「ブースター」に比べ、テレビのコードに付けるだけなど設置が簡単であったり、そもそもの価格が安かったりといった機能以外のメリットをたくさん有しています。

テレビアンテナに関するお悩みはアンテナパンダまで!

今回は「弱電界地域」と「強電界地域」、「ブースター」と「アッテネーター」といった対照的な2つの要素に関して比較・解説を行わせていただきました。

しかし「ブースター」は先ほど申しました通り、アンテナと一緒に運用する関係上業者に施工を依頼するのがほとんどで「アッテネーター」に関しても一般的な家電量販店・業者では取り扱っていないことが多く、時にインターネット通販での入手を不安に思うこともあるでしょう。

アンテナパンダはアンテナに関するご相談・ご依頼を年中無休で承っています。

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