屋外に設置できるアンテナまとめ！それぞれが持つメリットや注意点についても解説

お客様が想像するであろう最も一般的なアンテナといえば、その高いシェア率からも、おそらく魚の骨のような外見をしている屋上設置式テレビアンテナ「八木式アンテナ」が思い浮かぶことだろうと思います。

しかし、屋外に設置が可能であるテレビアンテナというのはこの「八木式アンテナ」以外にも、実にさまざまな種類のものが存在しています。

今回はそんな日本国内でも最大のシェア率をほこり、目にしない日はないと言ってもいい「八木式アンテナ」以外のテレビアンテナについても、「屋外に設置できるアンテナ」に種類を絞りつつ、ご紹介していこうと思います。

屋外に設置できるテレビアンテナ！〜地上デジタル放送用アンテナ編〜

①八木式アンテナ

先ほどもご紹介した通り、この「八木式アンテナ」は、現在日本で最も採用されている地上デジタル放送用（地デジ用）アンテナになります。

数ある地デジ用アンテナの中でも特にコストパフォーマンスの面で優れており、「素子アンテナ」というカテゴリにも属しているこの「八木式アンテナ」は、アンテナ本体の価格は抑えつつも、高い受信感度を実現しており、そういった点が人気の秘訣となっています。

また八木式アンテナには「パラスタックアンテナ」という派生機種が存在しており、こちらは元の八木式アンテナよりも少々サイズが大きくなってしまう代わり、コストパフォーメンス面は据え置きのまま、受信感度がさらに強化されていることが特徴となっています。

ただし、対策をほどこしていない場合はテレビアンテナの中でも特に台風、強風に弱く、アンテナが全体的に大きく広がっている都合上、放送用の電波も集めやすいのですが、風も集めやすくあおられやすくなってしまっていることが欠点となっています。

また設置時にきちんと想定をしないで配置を行った場合、アンテナ自体が大きい関係上、影がソーラーパネルにかかってしまうなどといった越境問題も発生しかねません。

他のアンテナでも言えることですが、設置は技術力・経験に優れたテレビアンテナ専門業者に依頼することを強く推奨します。

②平面デザインアンテナ

「平面デザインアンテナ」は主に新築住宅を購入された方からの人気が高いテレビアンテナです。

そのスタイリッシュで小型なデザインは、最近のトレンドである洋風の住宅の景観を崩しにくく、箱型の形状は強風や積雪といった天候の影響を受けにくいことも平面デザインアンテナ特有のメリットと言えるでしょう。

ただ先ほど紹介した八木式アンテナに比べると、その受信感度は大きく劣っており、電波の弱い地域である「弱電界地域」などにおける設置・運用は厳しくなっており、アンテナ本体の値段も少々値が張っています。

このうち「弱電界地域」に関しては、別記事の「弱電界地域で起こるトラブルや対処法とは？ブースターの役割や相場についても解説」にて詳しく解説しておりますので、是非ご覧ください。

弱電界地域で起こるトラブルや対処法とは？ブースターの役割や相場についても解説

③ユニコーンアンテナ

第一世代アンテナと称される「八木式アンテナ」、第二世代アンテナ「平面デザインアンテナ」を経て、最新の第三世代アンテナとして分類されているのがこの「ユニコーンアンテナ」になります。

屋外に設置できるアンテナの中でも、屋根上やベランダなどに「立たせる」形で設置する棒状のアンテナとなっており、そのシンプルな形状は、八木式アンテナにおける注意点のひとつとなっていた「越境問題」の発生しやすさの低減につながっており、強風にも強くなっています。

また、一般的な屋根上に設置するアンテナと同じように、電波を受信する部分は棒の中でも最も高い場所に位置しているため、受信感度の確保にも成功しています。

さまざまな点において優秀なテレビアンテナと言えますが、平面デザインアンテナと同じくアンテナ本体の価格が少し高めに設定されており、単純なコストパフォーマンスではやはり八木式アンテナに軍配が上がってしまうというのが実情です。

屋外に設置できるアンテナ！　〜衛星放送用アンテナ編〜

パラボラアンテナ

この「パラボラアンテナ」は、市販されているアンテナでBS・CS放送を受信できる唯一のテレビアンテナとなっています。

形状はお椀のような格好となっており、八木式アンテナと同じく、日本各地で実際に設置されている様子を見ることができると思われます。

宇宙空間に浮かんでいる放送衛星から電波を受け取るためのアンテナですので、アンテナの角度は常に正確に南南西の方角を向いていなければならず、鳥が止まったり、強風にあおられてしまって向きが少しでもズレてしまうと衛星放送が映らなくなってしまう、といった注意点を抱えています。

また本アンテナはあくまで「衛星放送用アンテナ」ですので、このパラボラアンテナだけ設置を行なっても、地上波放送を視聴することはできませんので、地デジ用アンテナとセットで導入する、地デジ用アンテナを先に設置している状況で、このパラボラアンテナを追加で設置するといったケースがほとんどです。

アンテナ関連のご依頼はアンテナパンダまで

今回は「屋外に設置できるテレビアンテナ」に焦点をしぼった上で、該当するアンテナをそれぞれご紹介させていただきました。

「屋外に設置できるテレビアンテナ」と銘打ったということは、もちろん「屋内に設置できるテレビアンテナ」というものも存在しておりますので、それに関しては別記事を参照していただく、または弊社アンテナパンダのお問い合わせフォームに相談してみるといったことをお勧めします。

またアンテナパンダは365日24時間お問い合わせが可能となっております。

施工に関しても最短で即日開始することが可能である上に、当日中に完了することがほとんどであるため、地域によってはお問い合わせをしたその日のうちにテレビを見ることができるようになります。

そんな「早さ」以外にも、10,000件以上の年間施工数で培った「実績」「経験」「技術力」、最もシェア率の高い八木式アンテナを16,000円で施工できる「安さ」にも大いに自信があります。

アンテナに関するお悩みであるならば、どんな些細なことでも構いません。

ご用命の際は、是非お気軽にアンテナパンダまでお声かけいただければ幸いです。

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