【工事の豆知識】DIYでアンテナ設置を行う施工の流れについて

アンテナ専門業者・ハウスメーカーといった業者に施工を依頼するよりも、「自分で設置を行った方が安く済むのでは?」といった理由で、昨今はDIYによるアンテナ設置も多くなっています。
しかし本当に各種業者が抱えているエンジニアのように、専門的な知識を有さない個人でも、設置を行えるのでしょうか。
また実際に設置コストは施工を依頼するよりも安く済むのか、どういった流れで施工を行なっていくのかなど疑問は尽きないことかと思われます。
そこで今回はDIYによるアンテナ設置に関して、コストやその難しさについても触れながら、実際にその設置の流れについてご紹介していこうと思います。
〜DIYでアンテナ設置を行う流れ〜

まずDIYを誰でも行える基盤として、アンテナ設置には資格は必要ないといったことが挙げられます。
電気工事士等の何か特別な資格も必要ではないので、勝手に設置しても法律で罰せられることはありませんが、正しい技術・知識を要求されることには変わりがなく、特にDIY初心者に対しても難しいような工程も多く含まれていることもあってDIYの中でも難度は高いです。
またアンテナ端子の増設、ケーブルに対する加工など、一般販売されている商品を改造する、自宅の配線構造を変更するといったことに関しては専門の資格が必要である場合もありますので、その点は注意が必要となっています。
それでは実際に、DIYではどういった流れでアンテナを設置していくことになるのか、地上波放送用アンテナ/地デジ用アンテナに絞った上で、順序立てをしつつ詳しくご説明させていただきます。
①取り付け場所を決定する(取り付け場所の電波調査)
「DIYはコストを安価に抑えることができる」ことに対して、早速反証となってしまうのがこの「取り付け場所の決定」となります。
もちろん、取り付け場所を決めることに関して料金がかかったり、国や自治体に許可をもらわなければならないといった問題ではありません。
「取り付け場所の正確な電波調査」のためには「レベルチェッカー」と呼ばれる電波測定器が必要不可欠であるのがその理由で、そのレベルチェッカー自体は業務用のものでは5万円ほどのお値段となっているため、この時点で専門業者などに依頼してしまった方が安くなってしまうのです。
また「別に図らなくても大丈夫だろう」と電波調査を無視して設置した場合、方角などには細かな指定はないものの、特に設置地域が「弱電磁地域」、あるいは「強電磁地域」などであった場合、適切な措置を施さなければテレビが映らないといった問題も発生しかねません。
弱電磁地域は届く電波が弱い地域を指し、強電磁地域は逆に電波が強すぎる地域を指しています。
前者は設置できるアンテナの種類も限られてくる上、「ブースター」等の電波を増幅させるためのアンテナ関連機器の設置が必要となるケースが多いです。
また後者は電波を減らすためのアッテネーターが必要で、機種によってはテレビ自体にそれが内蔵されていることもありますが、ない場合はやはり追加設置が必要となってきます。
②ケーブル引き込み口・分配器の位置を確認する
アンテナ本体をどこに設置するかにも変わってきますが、設置場所を決定した後は、次にケーブルの引き込み口を確認します。
電線・ネット回線などの引き込み口と同様の場所にある場合が多いので、ケーブル引き込み口が見つからない場合はそれらを参考に探して見てください。
ケースによっては、エアコン用の通気口として壁に走っている管「エアコンダクト」を通す必要もあり、その際には穴を開ける、もしくは塞ぐためのコーキング加工(隙間を埋めるための素材を流し込む作業)も必須となってきます。
そして次に複数の部屋でテレビを視聴する際に必要となる、「分配器」の確認作業に入ります。
見つからない場合、お風呂場の天井裏などに設置されていることが多いため、そこを探してみましょう。
また新築の住居である場合、この「分配器」からアンテナ端子までの施工はすでに済んでいることが大半であるため、アンテナから分配器までの取り回しのみを考えておけば大丈夫です。
③アンテナの固定器具を設置する
ここからはアンテナ自体の設置作業に入っていきます。
最初に施工する場所へ固定用の土台を設置し、屋根上にアンテナを置く場合はさらに屋根馬を設置、外壁や屋根裏へと設置を行う場合はサイドベース/壁面金具を固定します。
またこの中でもサイドベースに関しては、先にアンカーを打ち込んだ上でビスを使い、固定を行います。
外壁や壁など、ビスを打つ場所の素材・状況に応じ、必要によっては先ほどのようにコーキング加工も必要となります。
④アンテナの固定・角度調整を行う
土台を固めたら、実際にアンテナマストを使ってアンテナを固定していく作業に入りますが、作業に入る前にアンテナの角度を決めておきましょう。
「地デジアンテナ調整」といったスマートフォンアプリを使用すれば、適切な角度を知ることができます。
角度を決定すれば、今度こそアンテナを固定していく作業に移ります。
地上波放送用アンテナの中でも設置する種類が「八木式アンテナ」であった場合、「くの字」にはなっていない、棒状の方を放送局へと向け、「平面デザインアンテナ」であった場合には平面になっている表側を送信局の方角へと向けます。
これで、あくまで基本的なDIYによるアンテナ単体の設置作業は終了となります。
アンテナ関連のご相談はアンテナパンダまで
今回はDIYによる、ご自身で地デジ用アンテナを設置する際の流れについてご紹介しました。
コストを安く抑えられる、といった風評とは裏腹に、「コーキング加工」「電波調査」「エアコンダクトの設置」など、専門道具や専門の知識が多数必要となるのが実情で、それをないがしろにしてしまうと、設置したはいいがテレビが映らなくなるといった事態になりかねないのは理解してもらえたことと思います。
DIYよりもコストが高いといわれる業者に依頼する形でのアンテナ設置ですが、弊社アンテナパンダでは16,000円で八木式アンテナの設置作業を請け負っております。
安価に、確実にアンテナを設置できるこのアンテナパンダまで、是非お気軽にご相談ください。

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