【用語解説】安全なアンテナDIYを実現するハーネスについてご紹介
最近では「業者に依頼し、テレビアンテナを設置してもらう」手段以外にもご自身でテレビアンテナを設置する、「DIY」といった手法も増えて参りました。
施工依頼料や技術料を払わずに済み、自由度の高い施工ができるために人気なDIYですが、その中でも必須とされている専門道具にこの「ハーネス」は含まれています。
一般的な生活では縁の遠い単語である「ハーネス」ですが、実際にはどういった専門道具なのでしょうか。
今回はそんな「ハーネス」にのみ内容を絞り、解説させていただきます。
DIYをお考えになっていらっしゃる場合、ハーネスは「命に関わる重要な専門道具」となっているため、是非お読みになってください。
「ハーネス」が持つさまざまな名称
「ハーネス」の呼び名自体は「フルハーネス型安全帯」が省略された呼び名で、法令用語における正式名称では「墜落制止用器具」といった呼ばれ方もしています。
また「フルハーネス」「安全帯」と俗称も多いですが、どちらもこの「フルハーネス型安全帯」を指して略された呼び名となっています。
法令用語上での「墜落制止用器具」といった名称からも分かる通り、ハーネスは高所から落ちることを防ぐための専門道具、安全器具です。
現在は労働安全衛生法上、一定以上の高さで作業を行う場合はこの「フルハーネス型安全帯」の装着が義務付けられていることからも、本器具の重要性は伺い知れることかと思われます。
また、この「一定以上の高さ」とは正確に言えば2m以上といった数値であるため、アンテナ施工業において装着は必須と言えるでしょう。
したがって個人で行うDIYの際も安全上、本器具の装着を強く推奨しているのです。
現代日本の施工業界においてなくてはならない存在となったこの「ハーネス」ですが、どのようにしてその墜落防止性能を国に認められていったのかについては、次の項目で引き続き解説していきます。
「フルハーネス型安全帯」、その構造とは?
フルハーネス型安全帯は、主に「ハーネスベルト」と「ランプヤード」、「胴ベルト」の三つで構成されています。
ただし、先ほど言及させていただいた「労働安全衛生法」ではこのうち「胴ベルト」のみ、装着は必須とはなっていません。
またこのフルハーネス型安全帯におけるベルトのタイプは、「腿(もも)ベルトV字型」「腿ベルト水平型」の2種類に分かれているのも特徴のひとつです。
「腿ベルト水平型」は現在人気のタイプで、束縛感が少ないことが何よりの長所となっています。
しかし、仮に宙吊りになってしまった際にはベルトがずり上がってしまい、身体を圧迫してしまうリスクも同時に背負ってしまっています。
一方「腿ベルト水平型」は骨盤を包み込むような構造をとっており、束縛感に関しては劣るものの、その分安全性が高いことがメリットです。
「フルハーネス型安全帯」と「ランヤード」
ビルの窓ガラス清掃員を想像してもらえればわかりやすいことかと思われますが、安全帯は安全帯単体で完結するものではありません。
ハーネスと切っては切れない関係、というより切れないことを期待して取り付けるもうひとつの専門器具こそこの「ランヤード」になります。
分かりやすく言いかえるならば「命綱」ですね。
「ランヤード」とは、合成繊維製ロープ、あるいはストラップに「フック」「D環」「巻取機」「ショックアブソーバー」「伸縮調節器」などを取り付けた、命綱の名称です。
人命を繋ぎ止める文字通りの「命綱」そのものであるこの「ランヤード」ですが、先ほどのフルハーネス型安全帯と同じく、いくつかの種類に分かれています。
①ロープ式
この「ロープ式」はナイロン製のロープで作られたランヤードとなっており、みなさまが思い浮かべやすい「命綱」、シンプルなロープで大部分を構成しています。
ナイロン自体の耐久性に頼るタイプのランヤードであるため、ロープ部分は常に念入りに点検し、早めに取り替えを行うことが推奨されています。
②ダイナミックロープ式
「ダイナミックロープ式」は、内芯と外被の二重構造によって構成されるランヤードとなっています。
このタイプは伸縮率が高く、墜落を止める際には負荷を吸収することにより、身体へのダメージを軽減してくれます。
③ストラップ巻取式
「ストラップ巻取式」のストラップは、通常のものとは異なる巻取器専用のストラップを使用しています。
また、芯糸の高強度アラミド繊維をポリエステル繊維により覆うことで、薄型な上に初期強度も高く、巻取収納に適した細幅なベルトを実現しています。
ただしアラミド繊維は紫外線に弱く、屈曲などによっても早いペースで強度が低下してしまうので、ストラップの表面が摩耗していたり傷が入っていたりしていた場合には、早急に新しい巻取式ランヤードに交換しましょう。
④伸縮ストラップ式
この「伸縮ストラップ式」ランヤードは、コンパクトな長さが持ち味となっています。
名称の通りに伸縮できるデザインであることから、作業中は必要に応じて伸ばすことが可能です。
アンテナ関連のご依頼はアンテナパンダまで
今回は「ハーネスとは何か」、その構造と種類までとハーネスを使う際に必要となる「ランヤード」についてご紹介させていただきました。
しかしそのハーネス自体、安いもので14,000円から高いものになると30,000円を超えると相場も不安定であり、下手に安く済ませようとした場合はそれこそ作業時において命の危険にさらされかねません。
またランヤードを含め、他の専門器具にも当然費用が発生する上、その都度正しい購入を行わなければならず、正しい使用方法についてもマスターしなければならないため時間の消費も激しいものとなります。
アンテナパンダは全国における年間施工数10,000件をほこる実績に裏打ちされた、技術・経験・知識に優れたスタッフが多数在籍しております。
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