電波が脳に与える影響について解説します
電波が脳に与える影響について
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電波の発見から130年が経ち、私達の生活はまるで見えない電波に囲まれているかのような様式になりました。近所には電線が立ち並び、住居にはテレビ用のアンテナが設置され、携帯を持ち歩いて1日を過ごすようになった現代において、何かとクローズアップされるのが電波の人体への影響。果たして本当に電波は人間の脳や体に悪影響を及ぼすのでしょうか?このような疑問に応えるべく、今回は電波の脳や体への影響についてお話していきます。
電波と電磁波の関係性
電波は電磁波の一種であり、光や紫外線、赤外線の仲間でもあります。電磁波はそもそも電磁放射線であり、電磁波の一種である電波も、放射線的要素が含まれているとも言えなくはありません。放射線の一種ということは、長時間体に当てることにより発がんの可能性があるのでは、との意見もありますが確たる証拠はなく、脳や体に関する影響も実際の所証明されていないのが現状です。
電磁波を発生する電化製品とは
電磁波を発生する電化製品は多々あり、私達の生活にどれも欠かせない存在ばかりです。これらに囲まれるような生活様式になったがゆえに、現代においては電磁波による健康への影響が議論されるようになったのですが、今のところ直接的な健康被害についての報告はまだ上がっていない、といわれています。どのようなものがあるのか、具体的に見ていきましょう。
スマホ
電磁波を発する電化製品として、最初に取り上げられることが多いのが携帯やスマホ。常に体に身に付けているからか、体への影響を心配するユーザーも少なくありません。スマホの利用による健康への影響でよく挙げられるのが頭痛や肩こり、倦怠感などがあります。また、スマホの画面から発せられるブルーライトの影響で睡眠障害が引き起こされるともいわれています。
PC
PCもスマホ同様、普段の生活やビジネスシーンにおいて欠かすことのできない電化製品であり、健康に対する影響が懸念されている機器でもあります。良く取り上げられる症状も肩こりや頭痛、倦怠感など、スマホとほぼ同じものになります。また、こちらもスマホと同様ブルーライトによる睡眠障害も指摘されており、就寝2時間前の使用を禁ずるような意見もよく聞かれます。
電子レンジ
電子レンジはマイクロ波を発する調理用電化製品であり、使用中はあまり近辺にいないほうが良いとの意見があるのも事実です。しかし、実際には確たる証拠もなく、普通に使用している分には問題ない、との意見もあります。
電磁波は脳に影響ある?
電磁波による脳への影響について、さまざまな症状の可能性が指摘されているのは事実ですが、現代において、確固たる事実や科学的根拠がないのが現状です。発がんの可能性を指摘する意見もありますが、実際に科学的証明が得られているわけではなく、電磁波の脳や体に対する影響はまだ不明な点が多いのが実体のようです。
電磁波を避けたほうがよい人とは
電磁波に対する人体への影響は不明でも、電磁波を避けたほうがよいと考えられる人はいます。次に挙げられた人は特に気を付けたほうが良いでしょう。
・ペースメーカーを装着している人
・妊娠している人
・乳幼児
ペースメーカーを装着している人は、電磁波によってペースメーカーが誤作動する可能性もあるので気を付けたほうがよいでしょう。妊娠している人に対する電磁波の影響はWHOも注意喚起しているので、注意するに越したことはありません。また、成人に比べて体が過敏になっている乳幼児には電磁波が強すぎるかもしれないので、あまり触れさせないほうが無難でしょう。
電磁波の脳への影響を考えよう
電磁波の脳や体への影響はさまざまな方面からの指摘がありますが、現代において科学的根拠は立証されていません。しかし、頭痛や倦怠感など、いくつかの症状が報告されているのも事実なので、使用しない時は電源を切る、またはコンセントを抜くなどの対応をとるのが無難でしょう。目に見えない電磁波や電波なだけに、未知数なところも多々あるのが現実です。この先体への影響が証明される可能性もゼロではないので、今から改善できる部分を実行していくことをおすすめします。
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