【間取り】家の日当たりはどの方角が良いかについて解説

日当たりが特に良い、南向きに建てられた家

家の日当たりが良い方角について

この記事を読むための時間:3分

家を選ぶポイントとして重要性が高いのが日当たりではないでしょうか。なかでもよく選ばれるのが南向きに建てられたマンションや戸建ての住宅。しかし、人によって南向き一辺倒ではなく、生活習慣によって日当たりの方角を選ぶことが重要である、と唱える人もいます。果たして本当のところはどうなのでしょうか?

 

そこで今回は家の日当たりが良い方角について、方角別特徴の解説も交えながらお話していきます。まだどの向きの家を選ぼうか、迷っていらっしゃる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

南向きがいいとは限らない?日当たりの方角

一般的に家を選ぶのであれば南向きがいいとされていますが、必ずしもそうとは限りません。生活スタイルによっては南から注ぐ日差しを避けたい人もいますし、全ての人が1日中日当たりが良い南向きの家を好んでいるわけではないからです。例えば、夜に仕事をしている人は昼間就寝するわけですから、日中の日差しは避けたいと思っているでしょう。むしろ常に日差しが注ぎ込む南向きの家よりも、日中日差しが当たらない北向きの家のほうを希望しているかもしれません。

 

全ての人が日当たりの良さを望んでいるわけではなく、それぞれのスタイルに合わせて日当たりを選ぶことが重要である、と考えられています。

方角別特徴について

家は建てられた向きによって日当たりが全く違い、同じ住宅でも日当たりの良し悪しで室内の温度や湿度などに違いが生まれます。東西南北、どのような違いがあるのかについて詳しく解説していきます。

南向き

南向きの家は朝、昼、夕、常に太陽の光が降り注ぐ、4つの方向の中で最も日差しが多い向きになります。常に太陽の光を取り入れられるので部屋は暖かく、昼間に照明の必要は、ほぼありません。但し、家具やカーテンがすぐに日焼けしてしまう、光の反射によってテレビの映像が見にくくなる、などのデメリットもあります。特に南向きの部屋に大型のテレビを配置する際は、日当たりを考慮した設置を心がけてください。

東向き

東向きの家は、午前中の日差しを室内に取り込みたい方にオススメの向きになります。東向きの家を選ぶことで、東から昇る朝日を早い時間帯から積極的に取り入れることが可能です。また、西日を避けるような形になるので、特に夏の午後は比較的涼しく過ごすことができます。但し、午後の日当たりの悪さから、夜は家の中が冷え込むこともあります。

西向き

西向きの家は午後の日差しが強く、気温が下がる夜も比較的暖かく過ごすことができます。但し、朝日を避けるような形になるので午前中は場合によって、照明が必要なこともあるでしょう。また、夏の強烈な西日が午後に降り注ぐので、家全体の気温がかなり上昇する可能性もあります。

北向き

夜の仕事に従事していて昼間は寝なければならない人や、暑い夏をとにかく涼しく過ごしたい人には北向きの家がおすすめです。1日を通して日当たりがあまりないので、家の気温が上昇することもなく、特に夏の午前中や午後などは比較的涼しく過ごせることでしょう。しかし、日当たりの悪さから湿度が高くなる、冬がとにかく寒い、などといったデメリットも考慮しなければなりません。

部屋の向き以外に日当たりをよくする方法

日当たりが悪いからといって、今住んでいる家の向きを変えることは不可能ですが、家の日当たりをよくする方法は他にもあります。例えば、日当たりを少しでもよくするために、光をよく反射する白の壁紙や家具を積極的に設置すると、部屋全体が明るくなり、暖かいイメージに仕上がります。また、LEDシーリングライトのような、部屋をより明るく照らしてくれる照明器具に変えるのも、1つの方法です。

日当たりを工夫しよう

日当たりを自分のライフスタイルに合わせて工夫することはとても大切なことです。例えば光がよく差し込む南向きの部屋を家族がいつも集うリビングにしたり、朝日が良く注ぎ込む東向きの部屋を寝室にしたりするなど、日当たりを工夫することによって日々の生活がより快適になります。

 

また、日当たりによってテレビの設置場所も工夫しなければなりません。日差しの当たり具合によってはテレビの映像が見にくくなってしまうからです。設置場所とアンテナの位置でお悩みの際は当店にご連絡ください。長年培った経験と知識をもとに、誠心誠意ご対応致します!

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