3人家族の平均的な電気代|高くなってしまう原因も解説

家計簿の上の電源タップと電卓とペン

ファミリー世帯の電気代|電気代が高くなる原因は何?

この記事を読むための時間:3分

単身世帯のときはうまく節約できていたのに、家庭を持ち家族が増えて以来、電気代が高くなる一方…と、お困りの方必見です。ファミリー世帯の電気代に対する疑問や、節約のヒントをお伝えします。

世帯人数と電気代の増え方の推移

世帯人数が増えれば、それだけ電気を利用する人数も増えるわけですから、電気代は高くなって当たり前です。しかし、世帯の人数によってはお得になる世帯とそうでない世帯に分かれるようです。世帯の人数ごとに電気代の推移について、総務省統計局の調査結果をもとに見ていきましょう。

 

調査によると、1人世帯の1ヶ月の電気代の平均は、5,791円です。2人世帯は9,515円で、1人あたりで換算すると4,757円です。そして、3人世帯では10,932円となり、1人あたり3,644円という結果であることが分かりました。電気代自体は、世帯の人数が多いほど値段は高くなりますが、1人あたりで換算して見ると、複数人の世帯の方がお得なのです。

人数が増えるごとに1人あたりの単価は安くなる

単身世帯では、ひとつの電化製品を1人で使うので、使った分だけの金額が単価となります。しかし、複数人の世帯では、電化製品をシェアしたり、ひとつの照明がある部屋で共に過ごしたりすることで、1人あたりの電気使用量は抑えられます。そのため、電気代そのものは高くなっても、1人あたりの単価は世帯の人数が多いほど安くなるのです。

平均より高い?その原因を考えてみよう

あなたの世帯の1ヶ月の電気代の金額は、平均と比べていかがでしたか?平均より高い場合、どのようなことが原因として考えられるでしょうか

家にいる時間が長い

家にいる時間が長いと、部屋の電気を使う時間も長くなるので、必然的に電力消費量は多くなります。会社勤めや学校などで家を空ける人が多い世帯でも、それぞれの外出する時間帯が違えば、常に誰かが家にいることになります。すると、電力も常に使用されることになるので、電気代は高くなるのです。

 

電気を使う時間帯がまとまれば、電化製品をシェアして使うことができ、1人あたりの電気使用量も減らすことができます。

電気をつけっぱなしにしていることが多い

電気のこまめな消灯や点灯は電気代を高くすると言われますが、電気のつけっぱなしは、やはり高額な電気代につながります。蛍光灯の頻繁なスイッチのオンオフは、蛍光灯そのものにダメージがあり、寿命を短くしますが、電気代自体に大きな影響はないと言えます。そのため、電気を使う必要のないときはスイッチを消しておく、という意識は常に持っておくと良いでしょう。

古い型の電化製品が多い

古い型の電化製品は新しい型の電化製品と比べると、電力の消費量が非常に多い傾向にあります。物によっては、新型の製品に買い替えるだけで、半分以上もの電力消費量を下げられることが分かっています。エアコンや洗濯機など、長年に渡り使用する電化製品には注意が必要です。購入してから10年ほど経った電化製品は、買い換えどきと言っても良いかもしれません。

ペットのためにエアコンをつけっぱなしにしている

蒸し暑い夏場やひんやりと冷える冬場は、どうしても、エアコンなどでペットの体調に合わせ、快適な室内温度をキープしておきたいもの。電気代が高くなるからと言っても、使用量を減らすことは難しいでしょう。そのような場合は、エアコンのフィルターをこまめに掃除したり、使用する時間帯を決めるなどして、コストを抑えましょう。

まとめ

世帯それぞれの人数やライフスタイルによって、電気代にも差が出ると言うことが分かりました。電気代を節約するための、あなたの世帯に合ったやり方を見つけてみてはいかがでしょうか?

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