2021年12月26日 / 最終更新日 : 2021年11月18日 3pmllc ブログ

水道の蛇口からポタポタ…水道代への影響は？

この記事を読むための時間：3分

蛇口はしっかり締めたはずなのに、気が付けば水漏れしていた…そんな経験はありませんか？意図しない水漏れでも、水道代は請求されるのでしょうか。誰にでも起こり得る水道の水漏れトラブルに関するあれこれをお伝えします。

気が付いたら水漏れしてた！水道代はどうなる？

日頃から節約を心がけていたはずなのに、ある日突然、高い水道代を請求されたという話を耳にしたことはありませんか？その場合、原因として考えられるのは「水漏れ」です。意図的な水の使用でなくとも、使用したと見なされ、その分水道代が高くなってしまうのです。

予期せぬ水漏れの場合、水道代を減免してもらえることも

水漏れによる水道代でも、「減免制度」を利用することで減額されるケースがあります。例えば、壁の中など、住人の目が届かない場所での水漏れや、災害による給水管の破損による水漏れ。

しかし給水管の破損など、水漏れにつながる原因を知っていながら放置していたり、蛇口の閉め忘れが原因の水が漏れなど、住人の責任が問われる場合は、この制度の適用は難しくなります。そのため、少しでも水漏れによる水道代の負担を減らすために、小まめな点検や、定期的な部品の交換をすることが、水漏れ防止につながります。

しっかり締めたつもりが、いつの間にか水漏れ何が原因？

日頃から水漏れに気をつけていても、なかなか手がつけられないところでトラブルが起きている可能性も。見落としがちな水漏れ箇所を挙げていきます。

ハンドルや接合部から水漏れ

ハンドルや接合部分にはそれぞれ、三角パッキンやUパッキン、リングなどが使用されており、それぞれが劣化することで水漏れが発生します。パッキンはナットと言われる部品で固定されているので、レンチなどで緩めてから、新しいものに交換する必要があります。この時、ナットを締め過ぎてしまうと、ハンドル部分がキツくなってしまう恐れがあるので注意が必要です。

そして忘れてはならないのが、事前に止水栓を閉めることです。締め忘れると作業中に大量の水が漏れ、室内が水浸しになってしまいます。

吐水口から水漏れ

吐水口の水漏れは、蛇口の中にある水栓ケレップと言われる部品が原因の可能性が。ケレップにはゴム製のパッキンが使われており、その部分が傷むことで水が漏れ、吐水口から溢れてしまうのです。ケレップは蛇口のハンドル部分を取り外し、ピンセットを使用すれば簡単に交換することができます。この時もナットの締め過ぎは禁物です。

蛇口の設置部分から水漏れ

蛇口の水栓部分や、ハンドル部分に取り付けられているナットの緩みで設置部分から水が漏れやすくなります。

緩みを直しても漏れる場合はパッキンにも異常がある可能性が高いと考えられます。その場合は、水栓の取り外し専用のレンチを使用して壁から外し、配管内に残るゴミやテープを取り除きます。水栓に残った古いテープを新しいものと交換し、壁に再び取り付ければ修理できます。この時、水栓の回転方向を間違えてしまうと、水漏れが悪化する可能性があるので、慎重に作業することが大切です。