水道代の1カ月の平均金額はいくら?4人家族の場合は?
気になる水道代!4人家族の毎月の平均額とは?
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いつも家に欠かさず届く水道代の請求書。毎回支払ってはいるものの、どのようにして料金が算出されているのか疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。今回は、水道代の詳しいあれこれについてご紹介します。
そもそも水道代って何が含まれているの?
「水道代」といっても、実はその代金に、ちゃんとした内訳があることを知っていますか?水道にかかる料金は、大きく2つに分けることができます。1つ目は「上水道」で、もう1つは「下水道」の料金です。さらに細かく分類すると、上水道の料金は「基本料金」と「従量料金」から成り立っています。
基本料金には、一定の水道使用料が含まれており、その料金は給水管の大きさによって決められています。水道メーターに給水管の口径サイズが表示されており、小さい方から13mm、20mm、25mm、40mm、50mm…などとサイズで分類されています。水道を契約している世帯であれば、必ず発生する料金なのです。従量料金は、水の使用量によって料金が定められており、その量が多ければ多いほど単価が上がります。
そして、「下水道」の料金は、地域によって有無があります。なんと、下水道のない地域では請求されないのだとか。その料金は、上水道の使用量に基づいて定められるのですが、その使用された水量は「汚水排水量」として算出されています。
一軒家とマンションでは料金が違う?
一軒家とマンションでは、比較的、一軒家の水道代の方が高くなる傾向にあります。一軒家はマンションよりも面積が広いことが多く、水道を使用する場所の多さなどに差があるため、給水管のサイズも異なる可能性が高いことが理由です。
マンションやアパートに多い口径13mmの水道は、洗濯をしながらのシャワーや皿洗いなどにはあまり適していません。この口径サイズの世帯が複数の水場を同時に使用すると、水圧の低下による水量不足が起きてしまいます。一方、一軒家では基本的に20mmや25mmの口径サイズを使用しているため、13mmを使う世帯に比べ使用水量が多く、料金が高くなりやすいようです。
水道代の計算方法
水道料金の計算方法は、「(基本料金+従量料金)×消費税」となります。水道の基本料金は地域によって様々。従量料金は1立法メートルあたりを基準として、ある一定の体積で区切って料金が定められています。加えて、下水道のある地域であれば、下水道使用料も加算されて金額が決まります。
地域別の水道代平均
水道の基本料金は、地域によって大きな差があります。日本全国で、水道代の平均額が高いのは東北地方や北陸地方で、平均額が最も低いのは四国地方となっています。県別で見ると、関東地方の神奈川県が2,100円ほどと最も低く、次に四国地方の高知県が2,300円程となっています。水道代は各県によって料金が大幅に異なっており、東北地方には4,000円代の地域もあります。全国平均は約3,200円ほどです。
4人家族の1カ月の水道代はいくら?
一世帯における人数が多ければ多いほど、水道料金は高くなります。単身世帯では、1ヶ月の水道代平均がおよそ1,900円前後です。4人世帯ではどうでしょうか。単身世帯の4倍とまではいきませんが、およそ6,000円前後となっています。
このように、世帯における人数が多ければ、水道料金は高くなります。しかし、1人あたりで換算すると複数人の世帯の方がお得であることも、見落としてはなりません。世帯の形に合ったやり方が、水道代をうまく管理するための鍵だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、水道代について詳しくお伝えしました。お困りごとは人ぞれぞれですが、安心して日常を過ごせるよう、ご自宅でのアクシデントにはいつでも対処できるよう備えておきたいですね。「テレビが映らない」などのアンテナ周りに関することなら、ぜひ私どもにご相談ください。
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