【アンテナの豆知識】テレビアンテナと太陽光パネルは共存できる?対処法を紹介!
住宅の屋根に設置するのが一般的な、テレビアンテナと太陽光パネル。
では、先にテレビアンテナを設置している場合、太陽光パネルの後付けは難しいのでしょうか。
反対に、先に太陽光パネルを設置している場合、テレビアンテナの後付けは難しいのでしょうか。
今回の記事では、テレビアンテナと太陽光パネルは共存できるのかについて見ていきましょう。
テレビアンテナと太陽光パネルは一緒に設置できる?
最もポピュラーな八木式アンテナの場合、一般的な設置場所は住宅の屋根の上です。
多くの日射量を確保しなければならない太陽光パネルの設置場所も、一般的には住宅の屋根の上です。
ともなれば、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に住宅の屋根の上に設置できるの?と疑問に思いますよね。
答えとしては、一般的な広さの家では住宅の屋根の上での共存は望ましくありません。
テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリット
まずは、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリットを見ていきましょう。
①太陽光パネルの発電量が落ちる可能性がある
テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリットとして、太陽光パネルの発電量が落ちる可能性が挙げられます。
とても広い住宅で、テレビアンテナと太陽光パネルの設置場所がかけ離れているのであれば問題ありません。
ただ、普通の大きさの住宅の場合、テレビアンテナと太陽光パネルは密接することになります。
つまり、時間によってはテレビアンテナが影となり、太陽光パネルの発電量を落としてしまうのです。
太陽光パネルで多くの発電量を得ることができれば、売電輸入を得られたり、電気代を削減できたりなど、経済的メリットが非常に大きいです。
その経済的メリットを少なくする可能性があるということで、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するのはおすすめできません。
②テレビアンテナが倒れた場合に太陽光パネルを傷つけてしまう
テレビアンテナが倒れた場合に太陽光パネルを傷つけてしまうのも、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリットです。
テレビアンテナはとても頑丈に固定されているものの、強風や大雨、溜まりに溜まった鳥のフン、経年劣化などが原因で、倒れてしまう可能性があります。
倒れた先に太陽光パネルがあったら、太陽光パネルを傷つけ、使いものにならなくなる恐れがあります。
太陽光パネルは、100万円以上もする高額商品。
だからこそ、テレビアンテナのような危険なものが隣にあると、心が休まりませんよね。
上記のことから、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するのはやめたほうが無難です。
③テレビアンテナに鳥が集まる可能性がある
テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリットとして、テレビアンテナに鳥が集まる可能性が挙げられます。
テレビアンテナに鳥が集まると、フンの被害を受ける可能性が高まります。
鳥のフンが太陽光パネルに付着した場合、少量であれば雨で流れます。
しかし、鳥の量が多いとその分フンの量も多くなるので、太陽光パネルの発電量に悪影響を及ぼし兼ねません。
太陽光パネルの発電量が低下すると、様々な経済的デメリットを痛感します。
だからこそ、テレビアンテナと太陽光パネルを一緒に屋根の上に設置するデメリットなのです。
太陽光パネルを設置している住宅でテレビを視聴する方法は?
テレビアンテナと太陽光パネルの共存は難しいことがわかりました。
ただ、実は「テレビを視聴する=テレビアンテナを住宅の屋根に設置する」必要はありません!
テレビアンテナを住宅の屋根に設置するという昔に当たり前だった概念を捨てることが大切です。
ここからは、太陽光パネルを設置している住宅でテレビを視聴する方法を見ていきましょう。
①住宅の壁にテレビアンテナを設置する
太陽光パネルを設置している住宅でテレビを視聴する方法は、住宅の壁にテレビアンテナを設置することです。
八木式アンテナは不可能ですが、デザインアンテナであれば住宅の壁に設置できます。
住宅の壁にテレビアンテナを設置すれば、鳥のフンの被害を最小限にすることも可能です。
ただ、八木式アンテナに比べて電波の受信感度は低くなります。
元々の電波が強い地域におすすめの対処法になので、注意しましょう。
②住宅の屋根裏にテレビアンテナを設置する
住宅に屋根裏がある場合限定にはなりますが、八木式アンテナを住宅の屋根の上から屋根裏に移動するのもおすすめです。
屋根裏に設置したとしても、電波の受信感度は変わらず強いままです。
③光テレビやケーブルテレビを契約する
住宅の屋根の上は太陽光パネルのものとするならば、光テレビやケーブルテレビを契約するのがおすすめです。
ネット回線や固定電話回線を一緒に契約できるので、お得感があります。
ただ、月額利用料が発生してしまうのが注意点のひとつ。
テレビアンテナの場合、アンテナ本体代と工事費用を支払えば、テレビの視聴代は不要です。
つまり、長期的に見たランニングコストは割安です。
光テレビやケーブルテレビは、視聴できる番組数が多かったり、高画質の番組が視聴できたりなどのメリットはあるものの、月々出ていくお金は多くなります。
一時的に住む家で光テレビやケーブルテレビを契約するのは良いですが、一生涯住む予定の家でテレビアンテナではなく光テレビやケーブルテレビを選択するのは経済的なメリットはありません。
④北側にテレビアンテナを取り付ける
太陽光パネルは基本的に、多くの日射量を期待できる南側に設置します。
つまり、北側に太陽光パネルが乗っている住宅はほとんどないので、テレビアンテナを北側に設置すれば良いのです。
ただ、テレビアンテナも、電波の受信感度を気にして設置場所を決めなくてはなりません。
北側に電波局があり、テレビアンテナを設置しても良い場合は設置できますが、電波局が南側にある場合は北側にテレビアンテナを設置するのは推奨されません。
太陽光パネルのある家でテレビアンテナを取り付けたいならアンテナパンダまで
住宅の屋根に設置するのが一般的な、太陽光パネルとテレビアンテナ。
共存できる環境であれば良いのですが、なかなかそう上手くいかないのが現実です。
両者がうまく共存するためには、テレビアンテナ側が設置場所を妥協しなければなりません。
ただ、選ぶべきテレビアンテナは何なのか、テレビアンテナをどこに取り付ければ住宅の屋根の上に取り付ける場合と同程度のメリットを実感できるのかなど、細かい部分は難しいかと思います。
弊社アンテナパンダでは、24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください
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