【アンテナの豆知識】自然災害からアンテナを守る方法や自然災害に強いアンテナをご紹介します!

災害に強いアンテナ

自然災害は自身に被害はなかったとしても、住宅や設備などに被害が生じる場合があり、生活に大きな影響を与えます。

中でも地震や台風、大雪などの自然災害の影響を受けやすいのがテレビアンテナです。

テレビは身近な情報源であり重要なライフラインの一つであるため、自然災害の影響を受けテレビが視聴できなくなったら困りますよね…。

自然災害の影響を受けにくいアンテナ設置をすることで、災害が起きた時でも安心して情報を得ることができますよ!

今回は、自然災害からアンテナを守る方法や自然災害に強いアンテナをご紹介します。

ぜひ、最後までご覧ください。

自然災害に強いテレビアンテナ

一般的に家庭で設置されているアンテナは地上デジタル放送用アンテナです。

中でも八木式アンテナ・デザインアンテナ・ユニコーンアンテナは天候の影響を受けにくい設計が施されています。しかし、それぞれ形や性能が異なるため、住まいの環境に合うアンテナを選べるように順に特徴を見てみましょう。

八木式アンテナ

八木式アンテナはアンテナの長老と呼ばれるほど歴史が古く、最も利用率の高い地上デジタル放送用アンテナです。

テレビ電波をしっかりとキャッチするために、素子数と呼ばれる短い棒のようなものが複数ついています。

その見た目から、「魚の骨みたいな形」と表現されますが、骨に見える素子数の数が多いほどより電波を受信することが可能です。

八木式アンテナは屋根上設置が一般的であり、高さを出して設置できるため電波の弱い地域や電波が障害が起きやすい住宅密集地でも電波を効率よく受信できます。

また、防腐性の高い塩害用ステンレス製アンテナもあるため、錆に悩まされやすい沿岸部でもアンテナの劣化を気にせず使用できます。

電波を効率よく受信できる八木式アンテナは「最強の地デジアンテナ」とも呼ばれていますが、価格の安さも最強です!

ホームセンターや家電量販店、インターネットでも購入でき、平均価格が5,000円前後となっています。一度設置すると、故障しない限りは半永久的に使用できるコスパ最強のテレビアンテナは、個人でも設置ができるため工事費もかからずお得です!

デザインアンテナ

デザインアンテナは別名「平面アンテナ」と呼ばれており、コンパクトで目立ちにくい形をしています。住宅の外壁に合うよう、白・黒・茶・ベージュから選ぶことができ、八木式アンテナのように目立つアンテナではないため、住宅の美観を損ねる心配がありません。

屋根上への設置ではなく、壁面や室内への設置が可能であり、設置場所に制約がないため住宅の環境や使用者のニーズに合わせて設置ができます。

壁面や室内に設置すれば、落雷や積雪の影響を受けず安全面が確保されるでしょう。

また、屋根上にしないことで強風に煽られず、アンテナ倒壊などのリスクを回避できます。

アンテナを屋根上に設置すると鳥の止まり木の役割を果たし糞害に悩まされますが、デザインアンテナを導入することで鳥害に遭わず屋根や太陽光パネルなどを守る事ができ衛生的です。

ユニコーンアンテナ

ユニコーンアンテナは、2017年に発売された比較的新しい地上デジタル放送用アンテナであり、八木式アンテナとデザインアンテナの良い所取りのアンテナといわれています。

丸みを帯びた細身な形をしており、屋根に取り付けた時にユニコーンの角に似ていることから名付けられました。

色はブラックブロンズとウォームホワイトがあり、屋根上に設置しても住宅の美観を損ねないため近年需要が高まっています。

ユニコーンアンテナは屋根上設置が一般的ですが、破風板設置やスッキリポールに設置できるため自身のニーズに合わせられる点も嬉しいですね。

サイドベースを活用すると屋根上よりも高く突き出るようにアンテナを設置できるため、より電波が受信しやすくなります。

高さを出して設置すると鳥害に遭うのでは?と心配になりますが、縦型のポールであるため鳥が止まりにくい形であり糞害の影響を受けづらいです。

テレビアンテナを自然災害から守るポイント 

テレビアンテナを自然災害から守るには以下のポイントを確認しましょう。

ポイント①:アンテナ支線がしっかり張られているか

アンテナ支線とは、アンテナが倒れないように固定するワイヤーです。

アンテナを設置する地域や屋根の形状によりますが、2〜4方向から引っ張りアンテナを固定し、どの方向からも引っ張ることで倒れにくくする働きがあります。

万が一に耐えることができ、アンテナ倒壊の心配がありません。

さらに、アンテナ支線の数が多いほど揺れや強風に耐えることができるため、地震が来た時や台風の影響でアンテナが倒れるという心配がありません。

アンテナ支線は電気工事等がないため、個人で取り付けることができます。日曜大工やDIYの経験が豊富な方であれば、アンテナ支線の貼り直しはそこまで高いハードルではないでしょう。

ただし、高所作業になるため滑落などには十分注意が必要です。少しでも作業に不安がある方は、迷わず業者に依頼すると良いでしょう。

ポイント②:雨や雪を避けられる場所に設置しているか

豪雨や積雪量が多い地域に住んでいる場合は、雨や雪の影響を受けにくい壁面や室内にアンテナを設置しましょう。

雨や雪がアンテナに付着すると水膜減衰が起こり、テレビの映像が乱れるという不具合が発生します。

さらに、雨粒や雪は電波を散乱させテレビ視聴が困難になるため、室内でテレビ電波を安定して受信できる環境が望ましいです。

アンテナは長期的に雨風に晒されると錆びる可能性があり、錆が発生すると腐食が進行しアンテナ倒壊に繋がりやすくなるため非常に危険です。

また、アンテナに雪が積もると重みでアンテナが壊れたりアンテナの一部が壊れたりするため、豪雪地帯ではアンテナを壁面に設置すると良いでしょう。

ポイント③:アンテナの老朽化が進んでいないか確認する

アンテナを屋根上に設置している場合、アンテナの老朽化が進んでいないか確認しましょう。

アンテナ支線でしっかり固定しても、アンテナ自体が錆だらけであったり一部が破損していたりすると雪の重みや地震で折れて倒壊する恐れがあります。

設置から8年経過している場合は、業者に依頼してアンテナをメンテナンスすることをおすすめします。

自然災害でアンテナトラブルが起きた時は火災保険が適用できる

テレビアンテナは建物に含まれるため、火災保険が適用されます。

火災だけでなく、風災・雪災・雹災・落雷なども補償の対象です。

ただし、火災保険の契約内容で家財のみにしている場合は保険対象外となりテレビアンテナの損害は保証されないため注意が必要です。

また、地震の影響でアンテナトラブルが起きた場合は、地震保険が適用となるため火災保険では保証されません。

  • 火災保険に加入し、「建物」を含む契約をしている
  • 地震保険と火災保険をセットで加入している

保険の加入状況が上記2点であれば、万が一自然災害でアンテナトラブルが起きても安心です!

テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで

今回は、自然災害からアンテナを守る方法や自然災害に強いアンテナをご紹介しました。

自然災害はいつ起きるかわからないため、できる時にできる対策を施すことが大切です。

自身でできる対策もありますが、無理をすると危険な作業もあるため困難を感じた場合は迷わず専門業者に依頼しましょう。

取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。

テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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