【アンテナの豆知識】4K番組を見たいけど専用のアンテナは必要？BS/CSアンテナとの違いとは

近年テレビの種類が豊富となり、より映像美を追求した機器が増えました。

中でも4Kテレビは、現在放送されているデジタルハイビジョン映像に比べ、映像や動画の解像度が高く臨場感ある映像を視聴できます。

テレビ視聴をさらに楽しみたい方にはぴったりの機器ですが、鮮明な映像を映すには専用のアンテナが必要なのでは？と悩む方が多い傾向にあります。

既存のアンテナで視聴できれば良いですが、映像美に問題が出ないか気になりますよね…。

4K 8Kテレビを導入する前に4Kアンテナの必要性とBS/CSアンテナとの違いが分かれば、不安が解消されて購入しやすくなりますよ！

今回は、4Kアンテナの必要性とBS/CSアンテナとの違いについて解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

4Kアンテナとは

4Kアンテナとは、4K放送を受信するのに必要な機器です。

「K」はテレビ画面に映像を表示する画素数を表します。画素数が多いほど映像が鮮明になるため、地上デジタル放送の倍の画素数を持つ4K放送はより臨場感あふれる映像を楽しめます。

従来のアンテナでも4K放送は視聴可能ですが、視聴できる番組に限りがあるため全ての4K番組を視聴したい場合は4Kアンテナの導入が必要です！

4K番組を視聴するために必要なもの

4K番組を視聴するために必要なものは以下の5つです。

4K対応テレビ・4K対応アンテナ・4K対応アンテナケーブルは必ず用意しましょう。その他の機器は、家庭の電波状況や立地環境に応じて有無が分かれます。

アンテナを設置する前にアンテナ専門業者に依頼し、電波レベルをチェックしてもらいテレビ周辺機器が必要であるか判断してもらうと良いでしょう。

BS/CSアンテナと4Kアンテナを比較しよう！

BS/CSアンテナと4Kアンテナはどちらも衛星放送です。

似ている機器であるため違いが分かりにくいと感じますが、比較すると違いは歴然です。

価格を比較

• BS/CSアンテナの本体価格は3,000円〜10,000円、工事費用相場は16,500円〜44,000円
• 4Kアンテナの本体価格は5,000円〜13,000円、工事費用相場は33,000円〜64,000円

4Kアンテナは屋外設置が基本であるため業者に依頼すると安心です。

個人での設置も可能ですが、設置後にテレビの視聴不良やチャンネル設定がうまくできないなどの不具合が起きると業者の力を借りることになります。

手間や失敗で余計な出費をするよりも、最初から業者に依頼した方が結果お財布にも優しいです。

放送の種類を比較

衛星からの電波は回転するように発信されており、右回転と左回転では用途が異なります。

右回りの右旋円偏波はBS/CS放送用、左回りの左旋円偏波は4K放送用です。

これまでBS放送では右旋円偏波が使われてきましたが、4K放送を行うにあたって周波数の空きがないため左旋円偏波が導入されました。

視聴できる番組を比較

BS/CSアンテナでも4Kテレビや4Kチューナーがあれば4K放送の視聴が可能ですが、視聴できるチャンネルの多さに違いがあります。

なぜなら、BS/CSアンテナと4Kアンテナでは対応している周波数に違いがあり、4Kアンテナの方が対応する周波数が広いため、視聴可能チャンネルの幅に差が出ます。

［一部のBS4K放送のみ視聴で良い場合］

一部のBS4K放送のみ視聴で良い場合は、4Kアンテナは不要です。

以下は、BS/CSアンテナで視聴できるBS4Kチャンネルです。

• NHK（4K）
• BS朝日（4K）
• BSテレ東（4K）
• BS日テレ（4K）
• BS TBS（4K）
• BSフジ（4K）

有料ではありませんが、NHKの衛星放送契約が必要となるためご注意ください。

［全てのBS4K放送を視聴したい場合］

全てのBS4K放送を視聴したい場合は、4Kアンテナを設置しましょう。

以下は、4Kアンテナで視聴できるチャンネルです。

無料放送

• ショップチャンネル　4K
• 4K  QVC
•  WOWOW 

有料放送

• ザ・シネマ　4K
• J SPORTS 1〜4（4K）
• スターチャンネル　4K
• スカチャン　1、2（4K）
• 日本映画＋時代劇　4K

既存のアンテナが4K放送に対応しているか見分ける方法

4K放送を視聴したけど、新たにアンテナを設置すべきか悩ますよね。

「4K放送を見たいけど、うちのアンテナは対応しているかな？」

「4K放送対応のアンテナであるかはどこを見ればいいの？」

こんな悩みを持つ方に、簡単に4Kアンテナであるかを見分ける方法をご紹介します！

見分け方①：SHマークの有無

4Kアンテナであるかを見分ける場合、「SHマーク」がついているか確認しましょう。

SHマークはスーパーハイビジョン受信マークの略称であり「BS4K放送を受信でき、一定以上の性能を持っている機器である」という証明です。

アンテナ本体や取扱説明書を確認するとSHマークの有無がわかります。

また、アンテナだけでなくブースターや分配器などテレビ周辺機器にもSHマークがついている機器があります。SHマークがあれば4K対応という証であるためチェックしてみましょう。

見分け方②：対応周辺機器を確認する

4K放送は、新しく追加されたチャンネルほど高い周波数で受信されます。

• BS/CSアンテナは〜2,017MHzまで対応
• 4Kアンテナは〜3,224MHzまで対応

取扱説明書を確認し、周波数が3,224MHzまで対応しているか確認しましょう。

見分け方③：QVCチャンネルが映るか試す

アンテナを直接確認できなかったり、取扱説明書が手元になかったりした場合、リモコンの「CSボタン」を押して無料の「QVCチャンネル」が映るか試しましょう。

QVCチャンネルが視聴できればアンテナやテレビ周辺機器が4Kに対応している証となります。

4Kアンテナはこんな方におすすめ！

4Kアンテナは新たにアンテナを設置する方やより多くのチャンネルを視聴したい方におすすめです！

引っ越しをする方や新築にこれから住む方は、新しくアンテナを設置するケースが多い傾向にあります。新天地での生活をより豊かにしたいと考えている方は、BS/CSアンテナよりも優れた4Kアンテナを導入することで生活に彩りを与えてくれるでしょう。

また、より多くのチャンネルを楽しみたい方はチャンネル数が豊富な4Kアンテナを導入することでよりテレビ視聴が豊かになり、今までにない映像美も楽しむことができますよ！

テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで

今回は、4Kアンテナの必要性とBS/CSアンテナとの違いについて解説しました。

4KアンテナはBS/CSアンテナと似ていますが、性能や視聴可能なチャンネルに違いがあるんですね！

現在のチャンネル数では物足りないと感じている方は、4Kアンテナの導入を検討してみてはいかがでしょうか？

取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。

テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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