【施工の豆知識】アンテナに施せる台風対策について!八木式アンテナを例に徹底解説

毎年必ずといっていいほどに、日本全国へと影響を与える「台風」ですが、その影響の対象はテレビアンテナも例外ではありません。

強風によってアンテナの方向がズレてしまうのはまだ軽微な被害と言えるほどで、突風で飛ばされてきた物が衝突し、テレビアンテナ自体が損壊や倒壊してしまったり、台風に付随する雷によってアンテナが機能しなくなってしまったりと、時には甚大な被害を及ぼしかねません。

しかし、毎年台風が近くに通っていくたびに、このような損害を被ってはたまったものではありません。

今回は全国各地で最多の設置数をほこるものの、サイズが大きい関係上飛んでくる物に当たりやすく、電波だけではなく風も受けてしまうなど強風への耐性に難のある地上デジタル放送用アンテナ「八木式アンテナ」に対して施すことのできる「追加施工」について、徹底的に解説していきます。

本来被るはずの被害額よりはるかに安い値段で対策ができ、自然災害に大きな効力を発揮してくれる追加施工も存在しておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。

そもそも「八木式アンテナ」ってなに?

「八木式アンテナ」とは、高い受信感度を持っている上にアンテナ本体の価格が安く、コストパフォーマンスの面において非常に優れていることからも、日本で一番設置台数が多くなっている地上デジタル放送用アンテナになります。

アンテナ本体は主に「放射器(輻射器・ラジエーター)」、「導波器(ディレクター)」、「反射器(リフレクター)」といった三つの要素によって成り立っています。

それぞれ長さが異なり、その中で導波器が一番短く、放射器は反射器より少し長くなっています。

この3つの中でも「導波器」が、八木式アンテナの構造において特に重要な「素子」の役割を担っており、「魚の小骨」のように複数取り付けられていることが特徴です。

「八木式アンテナ」は「素子」を少しでも増やし、面積を広げることによって電波の受信強度を高める「素子アンテナ」といったカテゴリーにも属しており、アンテナが長いほど素子の取り付けが可能な面積も広がるため、八木式アンテナは横に広いのです。

つまり安価にアンテナの受信感度を高めようと追求していった結果、電波も多く集められる一方で風も集めやすく、あおられてしまいやすいデザインとなってしまったのです。

〜台風対策になる追加施工まとめ〜

「支線アンカー」

「支線アンカー」は、八木式アンテナ用、八木式アンテナの派生機種であるパラスタックアンテナ用の追加施工となります。

強風はもちろん、豪雪によっても発生するアンテナの傾斜・倒壊も防ぐことが可能で、アンテナを地面に繋ぎ留める「錨」のような器具となっています。

電柱などにも黄色・黒の縞模様の物、黄色単色の物が使用されており、街中を探してみれば現物を見つけられると思います。

また八木式アンテナを新規設置する際、最初から「支線アンカー」を取り付けることもできますが、支線アンカー自体をご存知ない方が多いのか、ほぼ取り付けのご指示がないのが現状となっています。

設置しても無駄になりませんので、八木式アンテナ設置をお考えになられているお客様に関しましても、ぜひアンテナの設置時点でこの「支線アンカー」の導入をご検討してみてください。

前述した通り、電柱や街路樹などにも使われている実績もありますので、強風や豪雪に対する効果は抜群です。

「火災保険」

台風を原因としたアンテナの損傷にも「火災保険」が適用できるケースがあります。

免責金額に満たない損害額である場合には適用範囲外となりますが、火災保険は「火災」の文字の印象とは裏腹に、さまざまな損害に対して補償が下ります。

「火災」や「風災」以外にも、「爆発」「破裂」「落雷」に「水災」「水漏れ」「盗難」「破損」「汚損」等にも対応しており、様々な状況に備えることができます。

先ほど申し上げました通り、免責金額や契約内容次第ではありますが、「アンテナが強風でズレてしまった」「飛んできた物がぶつかって、アンテナが壊れてしまった」といったケースにも対応が見込めますので、保険会社に一度相談して確認してみましょう。

「火災保険」の注意点

一方で以上のような内容に関わる損害であった場合でも、「地震」や「噴火」による被害である場合、適用の範囲外となってしまう点には注意しましょう。

なお地震に備えたい場合は、専用の「地震保険」への加入が必須となります。

また昨今の火災保険では、補償の内容を自由に選択できる形態も登場しており、料金を安くするため発生の見込みが低い項目を削除するという風潮も見られますが、リスクが高い項目まで排除してしまわないよう注意しましょう。

火災保険の詳しい解説は、別記事「【徹底比較】アンテナ破損に火災保険が使用できる場合と、そうでない場合とは?」で行っておりますので、あわせてご覧ください。

テレビアンテナに関するお悩みはアンテナパンダまで!

今回は台風全般に関する対策方法として、普及率の高い八木式アンテナ用の追加施工「支線アンカー」、アンテナ全般に適用できる上、台風以外にも備えることのできる「火災保険」といった2つの手段についてご紹介させていただきました。

「火災保険」の詳細な仕様について知りたい場合に関しては、その契約している保険会社に直接問いただした方が正確であることと同じように、テレビアンテナに関するお悩みや、今回のようなアンテナに施せる台風対策などを知りたい場合にも、その専門的組織であるテレビアンテナ専門業者に相談してみることがやはり一番確実だと思われます。

弊社アンテナパンダもそんなテレビアンテナ専門業者のひとつであり、問い合わせフォームは365日24時間対応しております。

日本全土における年間総施工数10,000件以上、八木式アンテナに至っては相場最安値である16,000円で施工受け付け中と「実績」「価格」の両方に自信があるほか、日本トレンドリサーチ様では2022年度2月「アンテナ工事業者サポート満足度」ナンバーワンに選ばれる等、「確実性」「安心面」でも優れているとの自負がございます。

アンテナ関連でお困りの際は、ぜひお声かけください。

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