室内アンテナの施工手順!その特徴や設置時の注意点を詳しく解説
住宅にアンテナを設置する際には視聴したいチャンネルや電波状況に合わせ、施工するアンテナの種類を選ぶ必要があるでしょう。
簡単に「地上デジタル放送用」「衛星放送用」のアンテナが存在し、その中でもそれぞれ異なる特徴を持ったテレビアンテナが存在しています。
「室内アンテナ」とはそんなテレビアンテナの一種であり、一般的に設置される製品で唯一個人で取り付けることができる種類でもあります。
「室内アンテナってどんなアンテナ?」
「設置する時に気を付けるべきポイントは何がある?」
「室内アンテナの施工手順が知りたい」
今回はこういった声に向けて室内アンテナの施工手順をその特徴や注意点を紹介しつつ、詳しく解説していきます。
室内アンテナについて知りたい方、住宅に室内アンテナ設置を検討している方は是非この記事を読んで最適な業者に依頼・確実な施工を行ってください。
室内アンテナの特徴とは
テレビアンテナと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、形状は違えど屋根上などに設置されている機械のことではないでしょうか。
しかし住宅が位置している立地や電波状況、遮蔽物の有無などによって設置できるアンテナが限られてしまうケースも存在しています。
こういった場合に活躍するテレビアンテナが「室内アンテナ」です。
室内アンテナは先述の通り、テレビアンテナの種類の中で唯一業者への施工依頼が必要なく、取扱説明書をしっかり確認した状態であれば最短5分程度で取り付けができる特徴を持っています。
他の種類のアンテナと比べて小型化・軽量化がされており、卓上の空きスペースはもちろんのこと、本棚や家具の間のちょっとしたスペースにも設置することが可能です。
こうした「卓上型」と呼ばれる種類ともう一つ、「ペーパー型」と呼ばれる種類が室内アンテナには存在しており、こちらは住宅の窓や壁に貼り付けて使用します。
どちらも部屋を圧迫することや内観の雰囲気をくずしてしまうことがなく、性能面でも大きな違いはないのでデザイン性や設置スペースという観点で比較すると良いでしょう。
室内アンテナの施工手順と注意すべきポイント
業者を呼ぶ必要がない程、室内アンテナの施工手順は簡単なものです。
「ペーパー型」「卓上型」で多少の違いがあるため、それぞれについて解説した上で共通している注意点を紹介していきます。
ペーパー型の施工手順とは
ペーパー型の室内アンテナは厚さ0.5ミリメートルと非常に薄く、大抵の場所に設置することが可能です。
Wi-Fiのルーターなどで経験したことがある方も多いでしょうが、床などに卓上型の機器を設置すると何かの拍子に足がぶつかって倒れてしまったり、こういった衝撃が故障の原因になってしまうこともあります。
しかし窓や内壁などに貼り付けて使用するペーパー型であれば、こうした心配もありません。
施工手順①
まずは部屋のインテリア、状況に合わせて設置するアンテナを選びましょう。
室内アンテナは決して受信感度が高いアンテナとは言えないため、もし住宅が近くにテレビ塔が存在しなかったり、遮蔽物の影響を受けてしまうなど弱電界地域に属している場合は、他の種類のテレビアンテナ設置を検討するかブースターの併用設置を考えてみてください。
施工手順②
ペーパー型であれば窓か内壁か、室内アンテナを設置する場所を決めましょう。
受信感度が強くないことから遮蔽物の影響を受けやすいので、家具の物陰になってしまう箇所や低い位置はできるだけ避けて「電波の通りがよい開けた場所」を目安に設置してください。
施工手順③
両面テープなどを使用し、ペーパー型の室内アンテナを設置します。
多くのペーパー型には専用の貼り付け用具や、室内アンテナにそもそも貼り付けができるようテープが付属しているでしょう。
もしこういった形式でなかった場合、落下防止のために強い粘着性を持った製品を選んでください。
施工手順④
内壁などへ貼り付けが完了したら、付属しているケーブルをテレビへとつないでください。
ケーブルをしっかり固定できていなかったり、断線してしまっているとノイズ発生や画面がカクついてしまうなどトラブルの原因になってしまうので、確実に取り付けてください。
実際にテレビ視聴を行ってみて、問題が無ければペーパー型の室内アンテナ設置完了です。
卓上型の施工手順とは
卓上型はテーブルの上、棚の一部などに置くだけで設置が完了する手軽さがあります。
基本的にはペーパー型と施工手順は変わらず、住宅の属している地域の電波状況や遮蔽物の影響を考えてアンテナの種類・設置場所を決めます。
次に選定した位置に卓上型の室内アンテナを置き、ケーブルを伸ばしてテレビ本体へ接続が完了すれば施工は終了です。
簡単な説明ですが、それ程までに設置が容易なアンテナなのです。
室内アンテナのご相談ならアンテナパンダまで
今回は室内アンテナの特徴や施工手順について分かりやすく解説してきました。
施工が個人で行えるため価格相場は1,000~6,000円と本体代のみで安く、施工もしやすくてスペースも取らないと完璧な種類に思える室内アンテナですが、実は注意点も多く存在しています。
まずは受信感度が低いため設置できる地域・場所が限られていることです。
その形状や体積から設置場所には困らないのですが、受信できる力が弱いため遮蔽物が多い場所や低い位置で取り付けを行ってしまうと最悪の場合、テレが見れなくなってしまいます。
また個人で設置を行うため専門業者のサポートが受けられず、何か故障が生じた際やブースターが必要になった場合も追加費用がかかってしまいます。
こうした点から個人で室内アンテナ設置を検討されている方も、まずは「設置していい状態なのか」「設置する上で注意点はあるのか」など専門業者へ相談することをオススメします。
総施工実績2万件をこえるアンテナパンダでは、「依頼して本当に良かった」と声をいただける施工を心がけた経験豊富、確かな知識と技術を持ったスタッフが在籍しています。
室内アンテナに限らず、住宅でのアンテナに関するお悩みをお持ちの方は24時間365日間いつでも受け付けているフォームやフリーダイヤルから、お気軽にアンテナパンダまでご相談ください。
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