アンテナのDIYに必要な道具は?専門機器や工具はこれを見れば完璧!
個人でのアンテナ設置、DIYは可能か
そもそもアンテナのDIY、個人での設置はできるのかが疑問です。
結論から話すと、アンテナの設置には特別な資格や許可は必要ないため個人でDIYを行うことが可能です。
しかし設置は高所での作業になるため、落下などの危険性が存在しています。
ほかにも安全に施工を終えるには専門機器・工具を購入し揃えるコストがかかってしまうことも考える必要があるでしょう。
この記事では、まずはアンテナ設置でどんな機器・工具が必要になるかを見ていきます。
アンテナをDIYで設置しようと考えている方は、是非この記事を参考にしてください。
アンテナDIYに必要な専門機器・工具
今回は最も一般的な屋根上への八木式アンテナ設置を参考に、全体の流れを通して必要になる専門機器や工具をご紹介します。
かなり多くの数になってしまうので、3つの区分でそれぞれを解説していきます。
①安全なアンテナ設置に必要な機器・工具
・ハーネス
・ヘルメット
・屋根用の作業靴
・作業用の手袋
・はしご
・はしご固定ベルト
ハーネスは屋根からの墜落を制止してくれる
あまり耳馴染のない単語ですが、こちらの機器は高所での作業になるアンテナ設置において、足を滑らせてしまった際に屋根から墜落してしまうことを防ぐ役割を持っています。
墜落防止装置とも呼ばれる機器の中では、フルハーネス型という全身を支えられるよう設計された物が最も安全性が高く、厚生労働省も推奨しています。
またフルハーネス型の墜落防止装置は人体の前面に胸ベルト、背面に骨盤ベルト、双方にまたがる形で肩・胴・腿ベルトという複数のベルトにより、全身を支えられる仕組みになっています。
フック付きの命綱を繋ぐことで、墜落のリスクを減らした高所作業が可能になります。
相場は15,000〜30,000円と決して安くはありませんが、安全に施工を行うためには必ず着用して欲しい機器の一つです。
はしご固定ベルトは安定した足場を作ってくれる
支柱などに取り付け、その名の通りはしごを固定する役割を持ったベルトです。
先程ご紹介したハーネスは足を滑らしてしまった際など、墜落時に地面へ打ち付けられてしまわないように制止してくれる機器でした。
一方ではしご固定ベルトは安定した足場を作ることで、そもそも足を滑らしてしまうリスクを減らしてくれる機能を持っています。
まずはしご固定ベルトで安全に作業を行い、万が一墜落してしまってもハーネスで制止するという二段構えで危険を排除しています。
はしご固定ベルトの相場は1,000〜3,000円ほどです。
また屋根の上まで届くはしご自体を購入するとなると、10,000〜30,000円ほどが相場となっています。
安全にアンテナ設置するにはいくらかかるのか
ここまでご紹介した機器以外の相場は、
ヘルメット:1,000~5,000円
屋根用の作業靴:3,000~7,000円
作業用の手袋:1,000~3,000円
であり、安く揃えようと考えても総計で30,000円以上はかかってしまうことになります。
ご自身で保有している物をご使用されることも可能ですが、経年劣化などによるリスクも考えられますので、不安を感じた際は怪我を防止するためにも買い替えを検討してください。
②スムーズな施工を行うために必要な専門機器・工具
・レベルチェッカー
・水平器
・レンチ
・ペンチ
・コーキング剤
レベルチェッカーで電波強度を測る
テレビ電波の強度を測る機能を持った専門機器です。
電界強度計とも呼ばれ、単に電波強度を測るだけではなく、雑音の多さなど映像の質をチェックすることも可能な機種も存在します。
アンテナを設置する際には、テレビ視聴に十分な電波が届いているかを可視化するために使用されます。
平均価格は25,000円程度で、物によっては2,000〜100,000円と広い相場で精度も価格と連動して上下する場合が多いです。
水平器でアンテナをズレなく設置する
水準器とも呼ばれ、物体の表面に密着させて水平または鉛直に対する物体の角度や傾斜を確認するために使用されます。
設置の際にはアンテナが垂直に立つように水平器を使用、ズレがないように固定をします。
相場は1,000円〜7,000円ほどです。
コーキング剤でアンカーを補強する
破風板にステーアンカーを打ち込んだ部分へ、コーキング剤を使用して補強します。
アンテナを安定させるために大事な支線ですので、4方すべてにしっかりコーキング剤を使いましょう。
コーキング剤本体は500〜1,000円と比較的安価な物が多いですが、コーキングガンという機器と共に使用する際は1,000〜2,000円ほど追加で費用が必要になります。
スムーズな施工にはいくら必要か
ここまでご紹介した機器以外の相場は、
レンチ:1,000~2,000円
ペンチ:500~2,000円
であり、安くとも5,000円、高い質を求めるのであれば30,000円程度の予算が必要になってくるでしょう。
③アンテナ本体と周辺部品、その相場
・八木式アンテナ本体:3,000~10,000円
・アンテナマスト:2,000円~3,000円
・屋根馬:1,000~5,000円
・支線:1,000~2,000円
・支線止め金具:500~1,000円
・ステーアンカー:1,000~2,000円
・ターンバックル:500~1,500円
・同軸ケーブル(アンテナ線):500~1,000円
・インシュレーター:1,000~2,000円
質や個数など様々な要因により値段は上下しますが、安く購入しても約10,000円ほどが本体や周辺部品のみでかかってしまいます。
アンテナ設置はいくらかかるのか
本体などの部品、安全に施工するための機器、スムーズに進めるための工具を含めて約45,000〜70,000円の予算が必要になります。
一度購入した専門機器・工具は以降も使用できますので単純な出費、という訳ではありませんがアンテナの寿命は約10〜15年であり、専門の製品も多いため滅多に使用することはないでしょう。
アンテナ設置なら、アンテナパンダ
今回はアンテナ施工をDIYで行った際にかかる費用を中心に、それぞれ機器・工具の用途を解説しました。
専門業者へ依頼する場合と比べ、どうしても費用が高くなってしまうことが注意点です。
アンテナパンダでは本体と施工代を含め、八木式アンテナの設置を16,000円と最安値宣言をしています。
2万件を超える総施工実績を持つ信頼と、「お願いして本当に良かった」という声をいただける丁寧な仕事を心がけています。
また365日24時間、フリーダイヤルとフォームにてご相談を受け付けています。
アンテナに関するお悩みをお持ちの方やDIYと依頼で迷っている方は是非、お気軽にお問い合わせください。
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