ミラーリングでスマホ画面をテレビに映す方法とは?有線・無線の比較も
ミラーリングでスマホ画面をテレビに映す方法とは?有線・無線の比較もご紹介
この記事を読むための時間:3分
手の中にパソコンを持っているかのような機能が満載のスマートフォンは、もはや生活になくてはならない必需品。しかし、映画や動画コンテンツ、ゲームなどを家で楽しむ時にはもっと大きな画面で迫力のある映像を楽しみたいと感じることはありませんか?そんな時には、スマホの画面をテレビで楽しむことができる便利な機能「ミラーリング」を使うのがおすすめです。そこで今回は、ミラーリング機能を使ってスマホ画面をテレビに映し出す方法についてわかりやすくご紹介します。
ミラーリングって何?
ミラーリングとは、スマートフォンの画面をテレビモニターに映すことができる機能のこと。スポーツ中継や映画、ミュージックビデオ、ゲームなど、大画面で楽しみたいコンテンツをテレビで思い切り楽しむことができる便利な機能です。また、家族で共有したい思い出の写真を映したり、細かくて見づらい文字を見やすく表示したい時などにも有効に活用できます。ミラーリングを使いこなすことができれば、プライベートからビジネスまで幅広いシーンで役立ちますよ。
ミラーリングの活用例
ミラーリング機能は、テレビに映して楽しむ以外にもいろいろな活用方法があります。
おすすめの活用法をいくつかご紹介します。
パソコンのモニターに映してプレゼンに活用する
パソコンのモニターに繋げば、仕事のプレゼンなどに活用することが可能。iPhoneにプレゼン資料をダウンロードしておけば、スマートにプレゼンすることができます。
プロジェクターに接続して結婚式などに活用する
プロジェクターに繋いで映画などを楽しむ他、結婚式のお祝いコメントなどに活用することもできます。面倒な編集作業なども必要なく、とても便利。
カーナビの代わりにする
ミラーリング機能を利用すれば、Google Mapの映像をカーナビの画面に映しながら映像コンテンツを楽しむことも可能になります。
スマホをテレビにミラーリングする方法は2種類
ミラーリング機能を使うためには、手持ちのスマートフォン端末とテレビを接続する必要があります。接続方法は以下の2種類。
・無線でつなぐ方法
・有線でつなぐ方法
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
無線の場合
無線でミラーリングを行うためには、「セットトップボックス」という機器を購入する必要があります。セットトップボックスとは、インターネット経由で動画配信サービスのコンテンツを映し出すための機器のこと。動画だけでなくゲームや写真などの閲覧にも対応しています。ミラーリングを行う時は、手持ちの端末とセットトップボックスが同じWi-Fiに接続している必要があります。
セットトップボックスにはAmazonの「Fire TV」、Appleの「Apple TV」、Googleの「Chromecast」などさまざまな種類がありますが、「Chromecast」ではiPhone、「Apple TV」ではAndroidのミラーリングができないので要注意。セットトップボックスがあれば、タスクメニューから出力するだけで簡単にミラーリングができます。
有線の場合
有線でつなぐ場合は、ケーブルが必要になります。
【Androidの場合】
手持ちの端末がAndroidの場合、まずは映像出力機能に対応しているかどうかをチェックします。新しい端末であれば対応しているものが多いですが、長く愛用している方は対応していないかもしれません。スマホの充電端子がmicroUSB端子モデルなら「MHL」に、USB Type-C端子モデルなら「DisplayPort Alternate Mode」に対応していれば、それぞれの端子に合ったケーブルを使って接続することが可能。あとはテレビの入力をHDMIに切り替えればOKです。
【iPhoneの場合】
手持ちの端末がiPhoneの場合、「Lightning – Digital AVアダプタ」と「HDMIケーブル」があれば接続できます。あとはテレビの入力を切り替えるだけで完了。
有線・無線のメリットとデメリット
それでは有線と無線のどちらを選べばいいのでしょうか?それぞれメリットとデメリットを見ていきましょう。
有線接続のメリット・デメリット
有線接続のメリットは、操作が簡単であることが挙げられます。基本的にケーブルを繋ぐだけで接続でき、設定など面倒な操作が要らないのが魅力。ケーブルで繋いでいるため通信が安定しているのも利点と言えるでしょう。不便な点としては、ケーブル接続の際充電端子を使うので、ミラーリングしている間は充電できないことが挙げられます。ケーブルに繫がれていることに不便さを感じるというのもデメリットと言えるでしょう。
無線接続のメリット・デメリット
無線接続のメリットは、ケーブルがないので画面から離れていても操作できるということ。さらにミラーリング中でも充電することができるので、バッテリー残量を気にせず使うことができます。デメリットとしては、有線接続に比べて通信ラグが起こりやすいという点が挙げられます。また、セットトップボックスが必要になるため、最初にお金がかかってしまうこともデメリットと言えるでしょう。
ミラーリングを使いこなそう
ミラーリングを使いこなすことができれば、さまざまなシーンで便利に活用できます。有線・無線それぞれメリット、デメリットがあるので、環境や用途に合った方法を選ぶことが大切です。また、必要な機器やケーブルを購入する前に、対応機種かどうかも忘れずに確認しましょう。
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