【アンテナの豆知識】テレビの映りが悪いのはアンテナケーブルのせい?

「テレビの映りが悪くて何とかしたい!」と思っている方も多いでしょう。

実はそのストレスの原因は、アンテナケーブルにあるかもしれません。

テレビの映りが悪くなる主な原因は電波不足ですが、電波不足に陥った原因としてアンテナケーブルの劣化が考えられるのです。

ただ、アンテナケーブルが原因でテレビの映りが悪くなっていると断定するのは、なかなか難しいもの。

最終的には弊社のようなアンテナ専門業者へ依頼を頂けたらと思いますが、まずはアンテナケーブルの不具合を自分の目で確かめてみることも大切です。

そこで今回の記事では、アンテナケーブルの不具合を見抜くポイント、アンテナケーブルの選び方を紹介します。

ぜひ参考にしてください。

アンテナケーブルの不具合を見抜くポイントは?

アンテナケーブルの不具合を見抜くのは、なかなか難しいものです。

アンテナケーブルが原因と断定するためには、受信している電波の測定からケーブル内に電気が通っているかを判断するためのテスターを使用する必要があるからです。

ただ、以下の4つの事例が確認できるのであれば、アンテナケーブルが劣化している可能性が非常に高いので、業者に依頼せずともテレビの不具合を直すことができるかもしれません。

まずは、紹介するポイントを1つ1つしっかり確認してください。

ポイント①アンテナケーブルの断線がないかを確認

テレビの映りが悪かったり、そもそもテレビが映らなかったりする場合、アンテナケーブルが塩化ビニル内部で断線している可能性が高いです。

テレビ本体でアンテナレベルを確認し、全く受信していない場合にはアンテナケーブルが断線している可能性を疑いましょう。

可能性を断定に変えるためには、ご自宅に複数台のテレビがある場合は他の部屋のアンテナケーブルを繋ぎ直すことをおすすめします。

ここで改善される場合、アンテナケーブルの不具合だとほぼ断定できるでしょう。

ポイント②アンテナケーブルの延長範囲を確認

アンテナケーブルの延長範囲が長いことでも、テレビの映りが悪くなったりします。

アンテナケーブルは長ければ長いほど、電波が減衰します。

模様替えなどでアンテナケーブルを延ばした後にテレビの映りが悪くなった場合、ケーブルを以前の長さに戻すことでテレビの不調は解消されるでしょう。

ポイント③アンテナ芯線の短さによる接触不良を確認

アンテナの芯線が短いことで接触不良を起こし、テレビの視聴が困難になっている可能性もあります。

アンテナの芯線とは、アンテナの内部に入っている銅線です。

テレビアンテナを取り付ける場合、施工業者がアンテナの芯線を作ってくれている場合が多いです。

ここでアンテナ芯線の長さを短めに設定していると、その後接触不良を起こす可能性が高まります。

アンテナ芯線は、気温が低下した時に萎縮するからです。

寒い日や冬場にテレビの不調が続く場合、アンテナ芯線が短いのかもしれません。

ポイント④アンテナケーブルが劣化しているかを確認

テレビの視聴が困難になったら、アンテナケーブルが劣化しているかを確認することも大切です。

テレビ本体やテレビアンテナの交換は定期的に行うと思いますが、アンテナケーブルの交換はそこまで頻回行わない家庭も多いでしょう。

ともなれば、アンテナケーブルが劣化して寿命を迎えている可能性が高いです。

最後にアンテナケーブルを交換した時期が思い出せないのであれば、アンテナケーブルの交換も視野に入れましょう。

ちなみに、アンテナケーブルの寿命は決まっていません。

ただ、ストレスなくテレビを視聴したいのであれば、10年を目途に交換できると良いでしょう。

交換するアンテナケーブルの賢い選び方は?

アンテナケーブルの不具合でテレビの視聴に問題が発生していることが分かったら、早急にアンテナケーブルの交換を試みましょう。

アンテナケーブルの賢い選び方は、以下の通りです。

選び方①太さを決める

アンテナケーブルには、2C~5Cまでの太さの違いがあります。

太い5Cのアンテナケーブルは、断線しにくく、長さを延ばしても減衰量が少なく済みます。

ただ、折り曲げにくいので室内では扱いにくいといったデメリットも…。

2Cの細いアンテナケーブルのメリットとデメリットは、5Cの太いアンテナケーブルの真逆です。

どちらも一長一短あるので、家庭に合ったものを購入できると良いでしょう。

選び方②アンテナプラグの種類を決める

アンテナケーブルの先端についているアンテナプラグにも、以下の通りの種類があります。

  • ストレートプラグ
  • L字プラグ
  • F字プラグ
  • 複合型プラグ

それぞれどういうものか、見ていきましょう。

種類①ストレートプラグ

ストレートプラグは、標準的なアンテナプラグです。

初心者の方がアンテナプラグを購入する際には、全てに対応できるストレートプラグの購入がおすすめです。

種類②L字プラグ

L字プラグは、限られたスペースにテレビを設置する場合におすすめのアンテナプラグです。1人暮らしなどで使えるでしょう。

種類③F字プラグ

F字プラグはストレートプラグと同じ形状ですが、ねじり式なのでより深くまで入り込んで固定することができます。引っ張っても抜けにくいので、ペットや小さなお子さまがいる家庭におすすめです。

種類④複合型プラグ

複合型プラグは、アンテナの両サイドの形状が異なるプラグです。種類①〜③までのプラグが複合しているので、様々な用途で使えます。

選び方③ケーブルの長さを決める

ケーブルの長さを決めるのも、アンテナケーブルの選び方です。どれくらいの長さがあれば事足りるのかをしっかり確認した上で、ケーブルの購入に進めると良いでしょう。

選び方④それなりの金額のもので決める

アンテナケーブルは、いわゆる「安かろう悪かろう」の世界です。

したがって、できるだけお金を払って良いものを購入すべきといえます。テレビケーブルは数千円で購入できるもの。

必要以上に出費を不安視する必要はありません。

アンテナケーブルの交換はアンテナパンダまで

テレビの映りが悪い、時期によってテレビの映りにバラつきがある、といった場合、アンテナケーブルに原因があるかもしれません。

ただ、原因を特定する作業はとても難しく、素人判断で行うと無駄な出費を余儀なくされる可能性があります。

だからこそ、テレビの映りが悪くなった場合はぜひ弊社アンテナパンダまでお気軽にご相談ください。

弊社アンテナパンダでは、24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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