【アンテナの豆知識】アンテナ端子のない部屋でテレビは視聴できる?方法を紹介!
テレビを視聴するために、アンテナからの電波をテレビに送るためのケーブルが必要です。
アンテナ端子はテレビとケーブルを繋ぐ差し込み口のことで、コンセントと同じように家の至る所に設置されています。
ただ、コンセントと違って、各部屋に設置されているわけではない事実も…。
そこで今回の記事では、アンテナ端子のない部屋でテレビは視聴できるのか、アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法を紹介します。
アンテナ端子のない部屋でテレビは視聴できる?
冒頭で紹介した通り、アンテナ端子はテレビを視聴する上でとても重要なものです。
ただ、各部屋に設置されているわけではないですし、古い家の場合は2階にアンテナ端子が付いていないという場合も…。
結論からいうと、アンテナ端子がない部屋では、アンテナ端子がある部屋と同じようなテレビの視聴はできません。
この場合、
- アンテナ端子がない部屋でのテレビの視聴は諦める
- 次の章で解説する対策を試みる
このどちらかの選択を迫られるでしょう。
アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法!
アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法は、以下の通り6つあります。
- 室内アンテナを取り付ける
- ワンセグ・フルセグ機能を備えたデバイスを活用する
- 他の部屋からアンテナケーブルを延長する
- 無線LANを経由してテレビを視聴する
- 光回線を利用してテレビを視聴する
- 専門業者に依頼してアンテナ端子を増設する
それぞれどういうことか、具体的に見ていきましょう。
方法①室内アンテナを取り付ける
アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法として、室内アンテナを取り付けることが挙げられます。
昨今の室内アンテナはとても高性能で、電波の受信感度も上がっています。
とてもコンパクトな作りなので、限られたスペースにも設置しやすいです。
それでいて、数千円前後で購入できるという経済的メリットも実感できるでしょう。
ただ、やはり屋外に設置するテレビアンテナに比べると電波の受信感度は低いです。
元々電波が弱い地域にお住まいの方は、室内アンテナの取り付けは不向きといえます。
方法②ワンセグ・フルセグ機能を備えたデバイスを活用する
ワンセグ・フルセグ機能を備えたデバイスを活用するのも、アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法です。
たとえば、令和の今の時代ほとんどの人が持っているであろうスマートフォンをワンセグ・フルセグ対応のものにすれば、スマホでテレビを視聴できます。
パソコンをお持ちであれば、USB式のワンセグチューナーを繋ぐことでワンセグを視聴できます。
ただ、ワンセグ・フルセグは画質や音質があまり良くありません。
緊急時に使う分には良いでしょうが、普段のテレビの視聴方法としてはあまりメリットはないでしょう。
方法③他の部屋からアンテナケーブルを延長する
他の部屋からアンテナケーブルを延長するのも、アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法です。
他の部屋からアンテナケーブルを延長するため、分配器の購入が必要になります。
分配器とは、1つのアンテナの電波を分けることができる、電波の中間地点になるものです。
分配器を使うことで電波を分けることができ、アンテナ端子のない部屋でもテレビを視聴できます。
ちなみに、分配器には「全端子通電形」「1端子通電形」の2種類がありますが、使い勝手が良いのは全端子通電形です。
アンテナケーブルを延長すると聞くと、窓や扉を開けておく必要があるのかと心配になりますよね。
しかし、フラットケーブルは窓や扉を完全に閉めても使えます。
お互いのプライベート空間を大切にしたい場合は、フラットケーブルを使って電波を分け合いましょう。
方法④無線LANを経由してテレビを視聴する
アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴するため、無線LANを使うのもおすすめです。
無線LANとは、インターネット回線を使ってテレビの映像を別のテレビに送る方法です。
最近では、Panasonicの「ビエラ」というテレビに搭載されている「お部屋ジャンプリンク」という機能が、無線LANを使ったテレビの視聴方法になります。
たとえば、
- リビングで視聴しているテレビを子ども部屋で視聴できる
- リビングのテレビに録画した番組を子ども部屋で視聴できる
といった使い方が可能です。
このように、無線LANを使えるテレビを購入すれば、リビングのテレビを使って番組を視聴することができ、とても便利です。
方法⑤光回線を利用してテレビを視聴する
光回線を利用してテレビを視聴するのも、アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴する方法です。
毎月1,500〜3,500円ほどの利用料が発生しますが、地上波と衛星放送の両方を視聴できるメリットがあります。
また、光回線を使ってテレビを視聴しながら、家のインターネット回線を使ってパソコンを利用することもできるので、利便性が高いです。
ただ、光回線を利用するためには、開通工事を行う必要があります。
初期費用がかかってランニングコストも高い光回線。
メリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが上回る場合にのみ契約を進めていけると良いでしょう。
方法⑥専門業者に依頼してアンテナ端子を増設する
アンテナ端子のない部屋でテレビを視聴したいのであれば、専門業者に依頼してアンテナ端子を増設するのもおすすめです。
子ども部屋や夫婦の寝室など、今後長期的に使う部屋でテレビを視聴したいのであれば、工事費用を支払えば後のランニングコストが不要の「アンテナ端子の増設」が望ましいといえます。
アンテナ端子の増設にかかる費用相場は、1か所8,000円〜1,3000円前後が相場です。
そこまで高くはないので、専門業者への依頼を前向きに検討しましょう。
ちなみに、アンテナ端子の増設は電気工事士の資格が不要です。
業者に頼むのはちょっと…と思う場合は、DIYでアンテナ端子の増設工事も可能です。
ただ、アンテナ端子を増設する際には、壁に穴を開けて配線する必要があります。
DIYに慣れていたり家の構造に詳しい方であれば問題ないですが、完全な素人がアンテナ端子の増設工事を行うと、柱を傷つけたりするなど、工事費用が高くつく恐れがあります。
注意しましょう。
アンテナ端子の増設はアンテナパンダまで
アンテナ端子がない部屋で、テレビの視聴は難しいです。
だからこそ、紹介した通りの様々な対策が必要になります。
最も手軽でおすすめなのは、アンテナ端子を増設することです。
DIYもできますが様々なリスクがあるため、ぜひ弊社アンテナパンダまでご相談ください。
弊社アンテナパンダでは、24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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