【アンテナの豆知識】天候不良でテレビの映りが悪くなる?理由や対策を徹底解説!
普段当たり前に視聴しているテレビ。
しかし、雨が降る日、風が強い日、冬場の寒い夜など、天候不良の時に限ってテレビの映りが悪くなるのを実感している方も多いでしょう。
今回の記事では、天候不良がテレビの映りを悪くする理由は何なのか、テレビの映りを悪くしないための対策を紹介します。
天候不良でテレビの映りが悪くなる理由は?
天候不良時に限ってテレビの映りが悪い、と肌で実感している方も多いでしょう。
実は、それは間違った認識ではありません。
実際に、天候不良でテレビの映りが悪くなることは多々あります。
では、具体的にどういった理由でテレビの映りが悪くなっているのでしょうか。
理由①同軸ケーブルの接触不良やショート
天候不良でテレビの映りが悪くなるのは、同軸ケーブルの接触不良やショートが理由になっている場合がほとんどです。
特に気温が低い日には、同軸ケーブルの中心を通っている芯線が寒さのあまり収縮してしまい、収縮することで接触不良を引き起こしてしまうのです。
理由②ケーブル同士の接続部分に雨水などが浸入してショート
ケーブル同士の接続部分に雨水などが浸入した場合も、テレビの映りが悪くなります。
アンテナ本体から接続されている同軸ケーブル、建物内から屋外へ出る同軸ケーブルの繋ぎ目が、屋外で行われている事があります。
繋ぎ目が屋内にあれば問題ないのですが、屋外で接続されている場合は雨水などの影響をうけることがあります。
通常、屋外で接続されている場合は防水テープが巻かれて防水処理がきちんとされていますが、テレビアンテナを設置して数年が経っている場合は防水テープが経年劣化している可能性も…。
防水機能が弱まっている場合、雨などの際に雨水が入り込むことでショートする可能性が高いです。
ショートしてしまうと、テレビは映らなくなってしまいます。
ただ、雨がやんで雨水が乾燥すれば、テレビは再び映るようになります。
理由③ケーブルの被膜が破れて雨水が入ってショート
ケーブルの被膜が破れて雨水が入ってショートした場合も、テレビの映りが悪くなります。
同軸ケーブルは、芯線を塩化ビニールで保護しています。
ただ、経年劣化は避けられず、被膜に破れなどが出ることでその部分から水が入り、ショートする恐れがあります。
理由④湿度の上昇によりブースターの動作に異常が発生
湿度の上昇によりブースターの動作に異常が発生した場合も、テレビの映りが悪くなります。
長期間使っているブースターの基盤には、ホコリなどがたまっていることが多々あります。
湿気が強い日はホコリが水分を含むので、その結果ショートしてしまうのです。
理由⑤雨や雪で電波が遮られている
雨や雪で電波が遮られている場合も、テレビの映りが悪くなります。
雨や雪などの水分は、受信するはずの電波を吸収する性質があるからです。
特にBSやCSといった衛星からの電波は影響を受けやすく、雨の日は地デジは映るけどBSだけ映らない、といった事案も発生します。
元々の電波の受信感度が低い地域の場合、雨や雪によって電波がさらに弱まり、テレビの映りが悪くなる可能性があります。
天候不良でテレビの映りが悪くなる!対処法は?
天候不良でテレビの映りが悪くなるのは、よくある話です。
ただ、天候不良だからこそ外に出るのが億劫になり、在宅時間を楽しみたいと思うところ。
だからこそ、対処法をしっかり頭に入れ、いざという時に役立てましょう。
対処法①同軸ケーブルの接触不良にはケーブルの新調を
同軸ケーブルの接触不良が認められる場合、ケーブルの芯線が短ければ新しいケーブルへの新調を試みてください。
F型プラグの接触不良が見られる場合は、緩みが出ないようにしっかりと固定し直すことが大切です。
対処法②接続部の雨水によるショートにはケーブルの新調を
接続部の雨水によるショートが認められた場合、度重なるショートなどで金属部分が腐食している可能性が高いです。
この場合、同軸ケーブルを新しいものに変えるのが得策です。
腐食の可能性がない場合は、防水テープなどでしっかりと防水加工を行いましょう。
対処法③ケーブルの被膜が破れている場合もケーブルの新調を
ケーブルの被膜が破れている場合は、同軸ケーブルを交換することで解決する場合がほとんどです。
ただ、ケーブルの被膜が破れていると判断できるのは、経験豊富なアンテナ業者のみという事実も…。
だからこそ、まずは口コミ評判が良く、施工実績も多いアンテナ業者へ依頼してみましょう。
対処法④ブースターが壊れた場合はブースターの交換が必要
ブースターが湿度などの影響で壊れた場合、ブースターの交換が必要です。
ブースターがなぜ壊れたかを特定するのが難しいからです。
10年ほど同じブースターを使っている場合は、思い切って新しいブースターへ交換できると良いでしょう。
対処法⑤電波を強くするための処置をする
雨や雪で電波が遮られてしまうのであれば、電波を強くするための処置をするのがおすすめです。
具体的には、
- 弱くなってしまった電波を増幅するため、ブースターの設置
- テレビアンテナ本体を電波の受信感度が強いアンテナに変更する
ことが挙げられます。
電波の受信感度が高いアンテナは、地デジ専用の八木式アンテナです。
魚の骨の形をしているので見た目は少し悪いですが、電波の受信感度はどのアンテナよりも高いです。
天候によって電波の受信感度が変わってしまう家庭は、ぜひ八木式アンテナの設置を検討してみてください。
天候不良でテレビの映りが悪くなる場合はアンテナパンダまで
天候不良だからこそ家でのんびりしたいのに、天候不良のときに限ってテレビの映りが悪い…。
残念ながら、実際によくある話です。
だからこそ、記事で紹介した通りの対処法をしてみて、改善しないようなら弊社アンテナパンダまでご相談ください。
弊社アンテナパンダでは、24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください
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