【アンテナの豆知識】景観地区ではテレビアンテナの取り付けは難しい?対処法を紹介!

ごくごく普通に住宅の屋根やベランダに取り付けてあるテレビアンテナ。

しかし、市街地の良好な景観を形成する為の景観地区では、テレビアンテナの取り付けが規制されている事実も…。

「景観地区に引っ越してきたけどテレビアンテナは取り付けられる?」

「景観地区ではどうしてもテレビアンテナを取り付けられないの?」

新たに景観地区に引っ越してきた人にとって、テレビアンテナが取り付け不可というのは死活問題です。

では、景観地区ではテレビアンテナをどのように設置すれば良いのでしょうか。

さっそく紹介します。

景観地区とは?

歴史的建造物が多いエリアや、美しい自然が多いエリアなどは景観地区に指定されています。

景観地区内では、建築物の色・デザインなどが規制されていて、自由にご自宅の形状や色などを決める事が出来ません。

とても明るい色で非常に目立つコンビニエンスストア「セブンイレブン」も、景観地区では目立たない茶色の看板を立てていることも…。

建築物と街並みが一体となったデザインでなければならないという景観地区特有の決まりがあるので、通常店舗とは色合いを変えていることがほとんどなのです。

様々な取り決めがある景観地区ですが、エリアによって建物の高さ制限がある場合があります。

この場合、住宅の屋根に取り付けるテレビアンテナが高さ制限に引っかかる可能性も…。

仮に景観地区で定められているルールを守らなかった場合、強制力を持っている景観行政団体が建造物の規制を行う可能性が高いです。

最悪の場合には、懲役または高額の罰則が与えられてしまうので注意しましょう。

景観地区を調べる方法

景観地区として一般的にすぐに思い浮かぶのは、京都府ではないでしょうか。

京都の街並みを頭に思い浮かべて、いきなり派手な看板のコンビニやスーパー・薬局などが登場したら、ちょっと萎えてしまいますよね。

ただ、景観地区は、意外と多くの都道府県に存在しています。

景観地区を調べたい場合は、国土交通省のホームページを参照ください。

これから転居する可能性がある方は、転居先が景観地区に指定されていないか事前に調べておくと安心できるでしょう。

景観地区でテレビアンテナは設置できない?

結論からいうと、景観地区では住宅の屋根の上へのテレビアンテナの設置は難しいです。

たとえば埼玉県の朝霞市の景観協定「スマートハイムシティ朝霞」では、軒高は7m以内、アンテナ設置も7m以内に収めることが規定されています。

7mとは、建物の2階の天井(3階の床)あたりのこと。

つまり、テレビアンテナを取り付けたいと思うのであれば、平屋を建てるしかないのです。

平屋の建築は、土地代が割安な地域であれば問題ないかもしれません。

しかし、例で出した埼玉県朝霞市は都心に近いので、十分な広さの平屋を建築することはまず無理です。

つまり、必然的にテレビアンテナの取り付けを諦めなくてはならないということです。

景観地区でテレビを視聴する方法は?

テレビアンテナを取り付けられないとなれば、単純に「景観地区でテレビは視聴できないの?」と不安になりますよね。

しかし、景観地区でテレビを視聴する方法は以下の通りいくつかあります。

  • ケーブルテレビや光テレビを契約する
  • 屋根裏にテレビアンテナを設置する
  • デザインアンテナを住宅の壁やベランダに設置する

それぞれどういうことなのか、具体的に見ていきましょう。

ケーブルテレビや光テレビを契約する

景観地区でテレビを視聴するためには、ケーブルテレビ・光テレビを契約しましょう。

ケーブルテレビ・光テレビは、テレビアンテナを利用して電波を受信しているわけではありません。

つまり、景観地区の規約に則ったテレビ視聴が可能です。

視聴できる番組も、地上波放送やBS・CSテレビなので、とても利便性が高いです。

ただ、ケーブルテレビも光テレビも、テレビを視聴するのに月額料金が発生します。

地上波を視聴できるテレビアンテナを取り付けた場合、テレビアンテナ本体代と取り付け費用しかかかりません。

つまり、地上波を視聴できるテレビアンテナの設置と比べ、長期的に見て割高です。

屋根裏にテレビアンテナを設置する

景観地区で比較的安くテレビを視聴するためには、テレビアンテナを屋根裏へ設置しましょう。

外観からはテレビアンテナを設置していることはわからないので、景観法に違反することはありません。

屋根に近い場所にテレビアンテナを設置すれば、屋根の上にテレビアンテナを設置するのと比べて電波の受信感度は変わりません。

つまり、強度の電波を受信することが可能です。

ただ、景観地区では、建物の形が指定されているケースも珍しくありません。

テレビアンテナを屋根裏へ設置できる住宅を建築できるか否かは、お住まい予定の自治体の規則を確かめる必要があるでしょう。

デザインアンテナを住宅の壁やベランダに設置する

景観地区では、デザインアンテナを住宅の壁やベランダに設置するのもおすすめです。

デザインアンテナとは、その名の通りデザイン性に優れているテレビアンテナです。

選ぶアンテナのデザインを、景観地区で指定されているデザインや色合いにすれば、高さ制限が設けられている地域でも住宅の壁やベランダにアンテナを設置できます。

ただ、住宅の壁やベランダは住宅の屋根の上に比べて低い位置にあるので、受信感度は大きく低下します。

また、デザイン性を追及した作りになっているので、初期費用は少々割高です。

デザインアンテナで受信感度を高めたいのであれば、住宅の屋根裏への設置がおすすめ。

屋根裏であれば、住宅の屋根の上に設置する場合と比べて、受信感度はそこまで変わりません。

景観地区でテレビアンテナを設置したいならアンテナパンダまで

人々を魅了する景観地区。

観光客として訪れる分には特に問題ないですが、もしかしたら景観地区に永住を決める可能性もあります。

その場合、テレビアンテナの設置はどうなるのか気になりますよね。

記事で紹介した通り、景観地区で住宅の屋根にテレビアンテナを設置するのは少々難しいかもしれません。

弊社アンテナパンダでは、24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください

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