【アンテナの豆知識】地デジアンテナはDIYできる?方法や注意点も!
地デジアンテナを取り付ける際、基本的には専門業者に取り付け作業をお願いします。
しかし、普段からDIYをやっている人は「自分でできそうな作業なのに、取り付け工事にお金を払うのはもったいない」と思ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、地デジアンテナの取り付け作業はDIYできるのか、DIYする際の注意点を紹介します。
地デジアンテナをDIYしたいと思っている方、必見です。
地デジアンテナはDIYできる?
結論からいうと、地デジアンテナは種類によってはDIY可能です。
地デジアンテナは大きく分けて、
- 住宅の屋根に取り付けるもの
- 住宅の壁面に取り付けるもの
- 住宅のベランダ部に取り付けるもの
- 室内空間に取り付けるもの
この4パターンがあります。
DIYできるのは、ベランダ部に取り付けるもの、室内空間に取り付けるものだといえます。
屋根に取り付けるアンテナだとしても、人が立っていられる設計になっている屋根であれば、DIYしても問題ありません。
地デジアンテナをDIYする際は、
- DIY作業の安全を確保できること
- 設置現場で十分な地デジ電波が受信できること
上記2点をしっかり守りましょう。
プロの業者に取り付け工事を任せたほうが良い場合は?
安全が確保でき、DIYができると判断された場合でも、地デジアンテナを新規取り付けの場合はプロの業者に任せるようにしてください。
また、アンテナの設置場所を変更したい場合も、プロの業者にお任せしましょう。
理由は、地デジアンテナを設置したい場所で、十分なレベルの地デジ電波が受信できるかを確認する作業が必要だからです。
つまり、住宅の屋根(足を踏み入れることが安全上問題ない屋根)にアンテナを設置していて、そのアンテナが劣化し、同じ種類のアンテナに交換したいという場合、プロの業者に取り付け工事を任せずに自分でDIYしても問題ないということです。
DIYしたほうが安上りなのは明確ですが、状況によって考えを変えることも必要だといえるでしょう。
地デジアンテナをDIYするのに必要な道具は?
地デジアンテナをDIYするのに必要な道具は、
- 設置する地デジアンテナ本体
- 設置具
- 必要な長さのケーブル
- 接続用のコネクタ
- ケーブルの固定具
- レンチ
- スパナ
- ドライバー
- 穴を通すための工具
- 穴を埋め直すコーキング剤
- 窓のサッシなどを通す場合には専用の薄型ケーブル
など、非常に多いです。
DIYで地デジアンテナを取り付ける際には、あらかじめアンテナ設置位置や、配線の流れなどを含め、全体的にどのような工事になるかを細かい部分まで想定しておく必要があります。
また、いざ工事を始めて戸惑わないよう、工事の手順を考えておく必要もあるでしょう。
作業に必要な工具、部品をすべて用意しておき、一度始めた工事が道具の不備で途中で止まらないように対策をしておく必要もあります。
考えただけで頭が痛くなるような、地デジアンテナのDIY。
知識が乏しいという方は、DIY玄人であっても専門業者に取り付け工事をお願いすべきといえるでしょう。
地デジアンテナをDIYする流れ
道具を揃え、工事の流れを間違えずにシミュレーションできるようになったら、次はいよいよ実践です。
地デジアンテナをDIYする流れは、以下の通りです。
- アンテナ固定具の設置
- アンテナ本体の固定
- 配線の引き込みとテレビへの接続
- 地デジアンテナの角度調整
- 作業の完了
それぞれ具体的にどういう作業をするのか、紹介します。
①アンテナ固定具の設置
まずは、アンテナを固定する固定具の設置を行います。
住宅の屋根やベランダの手すりに固定具を装着しましょう。
ただ、ベランダの手すり用の設置金具は、手すりの形状によって、適合するものと適合しないものがあります。
設置する手すりの形状を確認した上で、適合する設置金具を用意しましょう。
比較的大きめの八木式アンテナを設置する場合、サイドベースを含めて設置のスペースは確保できるか、重量に問題はないかなども確認する必要があります。
②アンテナ本体の固定
アンテナ本体の固定に関しては、アンテナの取り扱いマニュアルを確認し、固定方法を厳守することが大切です。
命の危険が少ない場所でしか行えない地デジアンテナのDIY取り付けですが、万が一を考えてアンテナ本体に命綱を着けることも大切です。
後に最終的な固定作業があるので、ここでは左右の角度調整が可能な仮固定に留めるようにしましょう。
③配線の引き込みとテレビへの接続
続いて、アンテナのケーブルを室内に引き込む作業です。
引き込み方法は、
- エアコンなどのダクト口にケーブルを通す
- ケーブルの途中でサッシなどを通せる薄型ケーブルを使用する
といったものです。
家庭の環境に合わせた工事を行いましょう。
室内にケーブルを引き込んだら、テレビなどの受信機器に接続します。
地デジアンテナからテレビまでをつなぐケーブルが長すぎると、ケーブルを伝わる際の地デジ電波の減衰量が大きくなるので、あまり長すぎないように長さ調整をしてください。
④地デジアンテナの角度調整
ここまでの作業が終わったら、テレビの設定画面から地デジの「アンテナレベル」画面を表示しましょう。
受信レベルが必要な水準以上になるよう、設置した地デジアンテナの角度を微調整します。
電波塔など電波が現場に届く方向へと、角度を左右に調整するのみで十分な場合がほとんどです。
ただ、アンテナ本体の角度を調整してから、テレビ側でその角度の受信感度が反映されるまでには、数秒程度のタイムラグがあります。
アンテナの角度を調整して少し待ってテレビの受信感度を確認する。
長期戦になるかもしれませんが、しっかりした手順でアンテナの取り付け工事を行いましょう。
⑤作業の完了
テレビ側で最大限のアンテナレベルを確保できたら、その角度で地デジアンテナ本体をしっかりと固定しましょう。
設置した角度にズレが生じないように固定できれば、DIYによる地デジアンテナの設置は完了です。
地デジのアンテナ工事はアンテナパンダまで
地デジを視聴するのに必須のアンテナ。
一般的にはアンテナの設置業者に工事を依頼しますが、普段からDIYをしている人は自分で取り付けたいと思いますよね。
地デジのアンテナは、選ぶアンテナ、設置場所によってはDIY可能です。
ただ、紹介した通り、必要な道具は多いですし、やらなければならない工程も多いです。
一歩間違えると命の危険もあります。
だからこそ、DIYでやってみるのも良いですが、専門業者に依頼するのが安心安全で最も良いと思います。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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