【アンテナの豆知識】地デジアンテナはどこに取り付ける?場所別の特徴を紹介!

新築住宅を建てる際、どうしても気になるのがテレビアンテナの設置場所でしょう。

家の景観を第一に考えるのか、テレビの受信感度を上げることを第一に考えるのか…。

小さな設備ではあるものの存在感が強いので、設置場所を迷ってしまいますよね。

今回の記事では、地デジアンテナを取り付けられる場所について徹底解説します。

どこに取り付けるのが良いのか、どこに取り付ければ妥協できるのか、しっかり調べていきましょう。

地デジアンテナを取り付けられる場所

地デジアンテナを取り付けられる場所としては、以下の4つが挙げられます。

  • 住宅の屋根
  • 住宅の壁面
  • 住宅のベランダ
  • 住宅の室内空間

それぞれの特徴やデメリットを解説します。

地デジアンテナを住宅の屋根に取り付ける場合

地デジアンテナの住宅の屋根への取り付けは、最もポピュラーなものです。

取り付け方は、

  • 屋根の上でも頂点の部分に、四脚の「屋根馬」という固定具を置く
  • 屋根馬に「マスト(支柱、ポール)」を立てる
  • 各種テレビアンテナを固定する
  • 屋根の四方からステンレスワイヤーの「支線(ステー)」をマストに張る
  • 設置具ごとにアンテナを固定する

といったところです。

住宅の屋根の形状によっては、壁に貼り付けるように固定する板状の部分から、横に突き出したマスト固定用のアームや、L字型のマストなどが固定されている「サイドベース」という設置具を設置する方法があります。

また、デザインアンテナの専用設置具を固定して、テレビアンテナを設置するケースもあります。

住宅の屋根に地デジアンテナを取り付ける場合、比較的高所にアンテナを設置できるので、受信感度が高くなります。

山間部や高層ビルが立ち並ぶ中に建つ家の場合、受信感度が弱くなるのは当然のこと…。

住宅の屋根にアンテナを設置することで受信感度を高くできるので、受信感度が低い場所にお住まいでも安心できるでしょう。

複数のアンテナを設置する場合も、アンテナを一か所にまとめることができるので、配線作業が行いやすいというメリットを実感できます。

ただ、アンテナを高所に取り付けるので、自然災害の影響を受けやすいというデメリットがあります。

自然災害の影響を受けやすいので、古くから存在している最もポピュラーな八木式アンテナの場合は10年前後の寿命しかありません。

地デジアンテナの第3世代で2024年現在最新鋭のユニンアンテナの場合は、寿命が15〜20年前後に延びます。

しかし、最新鋭のアンテナということで初期費用は割高です。

地デジアンテナを住宅の壁面に取り付ける場合

最近多くなっているのが、地デジアンテナを住宅の壁面に取り付ける手法です。

取り付け方は、

  1. 住宅の壁面や破風板に当たる部分などに、サイドベースやデザインアンテナの設置具などをビスで固定する
  2. ①にテレビアンテナを取り付ける

といったところです。

住宅の壁面に取り付けられる地デジアンテナは、地デジアンテナの第2世代であるデザインアンテナになります。

ただ、サイドベースを使用することで八木式アンテナやユニコーンアンテナも住宅の壁面への取り付けが可能です。

住宅の壁面に地デジアンテナを取り付けるメリットは、

  • 住宅の外観や景観に悪影響を与えにくい
  • 自然災害の影響を受けにくいのでアンテナの寿命が延びる

ことです。

デザインアンテナの寿命は15〜20年なので、基本的に住宅の屋根に取り付ける八木式アンテナと比較しても長寿命になります。

ただ、住宅の屋根に比べて低い位置に設置するので、受信感度が低くなるのは否めません。

したがって、元々受信感度が低い山間部や高層ビルが立ち並ぶ場所にお住まいの場合、住宅の壁面に地デジアンテナを取り付けることができない可能性も…。

このあたりは、アンテナの設置業者と密に相談するのをおすすめします。

地デジアンテナを住宅のベランダに取り付ける場合

地デジアンテナを住宅のベランダに取り付けることもできます。

一般的にはデザインアンテナを取り付けますが、八木式アンテナも取り付けできなくはありません。

ただ、ユニコーンアンテナを住宅のベランダに取り付けることはできないので、ユニコーンアンテナの購入を検討している方は要注意です。

取り付け方は、

  • ベランダの手すり部分にアンテナを固定する方法
  • ベランダの屋根部分に吊り下げ専用モデルを設置する方法
  • 小型の八木式アンテナを吊り下げる形で設置する方法

があります。

住宅のベランダの内部にアンテナを設置する場合、

  • 家の景観を乱すことがない
  • アンテナを自然災害から守ることができる
  • 自然災害から守れるのでアンテナの寿命を延ばすことができる
  • アンテナの取り付け工事をDIYできる
  • メンテナンスを自分で行いやすい
  • 壁などにビスを打ち込む必要がない

といったメリットを実感できるでしょう。

しかし、設置場所が低いので受信感度が弱まるといったデメリットがあります。

また、ベランダという人の出入りが多い場所に設置するので、アンテナに触れてしまうことで角度が変わり、電波を受信できなくなる恐れも考えられます。

ベランダの面積が小さい家庭では、アンテナが加わることでベランダの面積がさらに小さくなり、圧迫感を抱くこともあるでしょう。

地デジアンテナを住宅の室内空間に取り付ける場合

室内アンテナやコンパクトモデルのデザインアンテナなど、屋外屋内兼用アンテナに限り、地デジアンテナを室内空間に取り付けることもできます。

地デジアンテナを室内空間に取り付けるメリットは、

  • アンテナ設置や配線が屋内で完結する
  • 住宅の外観や外装などにまったく影響を与えない
  • アンテナ本体が自然災害の影響を避けられる
  • アンテナの寿命を延ばすことができる

といったところです。

住宅に屋根裏部屋があれば、そこに地デジアンテナを取り付けることもできます。

ただ、

  • 元々受信感度が高い家であること
  • 太陽光発電を設置していない家であること
  • 積雪しない地域であること

といった注意点があります。

地デジのアンテナ工事はアンテナパンダまで

プライベートな時間を楽しむために必要なテレビ。

だからこそ、アンテナ業者の選定を怠ってはなりません。

地デジを視聴したいと思っても、アンテナの設置場所をどこにするか迷いますよね。

家の景観を乱したくはないけれど、受信感度を下げたくもない…。

家のどの部分にアンテナを設置するのが良いのかわからないという方は、ぜひアンテナパンダまでお気軽にご相談ください。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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