【アンテナの豆知識】NHKの受信料はどう決まる?地上契約と衛星契約の差について!
「地上波しか見ていないのに衛星契約されている…」
「Netflixばかりで地上波は見ていないのに受信料を払う意味はあるの?」
「そもそもNHKの受信料を払う意味ってなに?」
無料で視聴できる地上波とは違い、有料で視聴するNHK。
有料の中にも地上波契約と衛星契約があったり、そもそも地上波を見ていない人もNHKの受信料を払う必要があったり…。
NHKは、受信料について何かと世間を騒がせていますよね。
今回の記事では、NHKの受信料はどう決まるのか、地上契約と衛星契約の差、NHKの受信料を払う意味を紹介します。
NHKに受信料がある理由
NHKに受信料がある理由は、公平・公正な立場で放送の自主性を保ちながら、テレビやラジオの放送を通じて国民の生命・財産を守り、公共の福祉、文化の向上に貢献するためです。
コマーシャルなどを財源としている地上波は、視聴者が受信料を払わずとも視聴できます。
しかし、NHKは公共放送という位置づけなので、受信料が発生するのです。
公共放送なので、地上波のようにコマーシャルは放送しません。
財源は、私たち視聴者から得る受信料ということです。
NHKは、第64条第1項で「NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」と定めています。
NHKに受信料があることで視聴者が得られるメリットは?
NHKに受信料があって視聴者側が得をするポイントは、
- コマーシャルを観なくて済む
- 視聴率が悪い番組も最後まで楽しむことができる
- 特定の勢力の影響に囚われることない番組を楽しむことができる
- 視聴者の要望に答えた番組を楽しむことができる
といったところです。
地上波では、視聴率が伴わないドラマやバラエティ番組などは次々に打ち切られてしまいますが、NHKではそのような心配はありません。
また、スポンサーである私たち視聴者からの意見を採用しやすい環境にあるため、番組構成などを視聴者の意見を元に改編できる特徴もあります。
受信料の支払い義務があるので、NHKは叩かれがちです。
しかし、実は視聴者側にも、NHKを受信できる環境は少なからずメリットがあるのです。
NHKの「地上契約」と「衛星契約」について
NHKには、地上契約と衛星契約があります。
どちらのテレビを見ているか、ではなく、どちらのテレビを受信できる環境下にあるか、によって請求される金額が異なります。
具体的には、以下の表を参照ください。
契約 | 具体的な内容 |
地上契約になる場合 | ・NHKを受信できるテレビを設置している・地デジアンテナを設置している |
衛星契約になる場合 | ・ケーブルテレビを契約している・BS/CSアンテナを設置している |
地上波を見ているか、衛星放送を見ているか、は問われません。
どちらのテレビを受信できる環境下にあるか、この一択です。
地上契約と衛星契約の請求額の差
地上契約と衛星契約の請求額の差は、以下の表の通りです。
月額 | 年間契約 | |
地上契約 | 1,110円 | 12,276円 |
衛星契約 | 1,950円 | 21,765円 |
年間でみると、1万円もの差があることがわかります。
衛星放送(BSやCS)を見ていないのに衛星契約をしているという方は、地上契約に戻せるのかを調べる必要があるでしょう。
集合住宅は初めから衛星契約?!
昨今、衛星放送の需要が高まっていることから、マンションやアパートのオーナーの意向で、初めから衛星契約になっている集合住宅も少なくありません。
この場合、衛星放送の視聴の有無を問わず、NHKと衛星契約を結ぶ羽目になるのでしょうか。
答えは、NOです。
自宅に衛星放送を受信できるテレビや機器がない場合、地上契約を結ぶことができるので安心してください。
ただ、以下の点に注意しましょう。
- テレビやレコーダーに衛星チューナーが内臓されていないことを確認する
- ケーブルテレビの契約をしていないことを確認する
両者の確認が取れ、家庭でどう頑張っても衛星放送を視聴できないと判断された場合、NHKに契約内容の変更を申し出ましょう。
衛星契約から地上契約への変更手続きの手順は?
衛星契約から地上契約へ変更する場合、インターネットからは手続きができません。
NHKふれあいセンターへ電話で連絡しましょう。
後日「放送受信契約書(契約種別変更)」の書類が送られてくるので、必要事項を記入してNHKへ送り返せば、手続きは終了です。
集金人は受信環境の確認は行っていない
NHKの受信料の集金ですが、外部の人間が行っている場合がほとんどです。
報酬は出来高制がほとんどなので、契約が取れればそれでOKとしている業者も…。
だからこそ、利用者の受信環境を逐一チェックしない現状があります。
地上契約と衛星契約は1万円もの差があるため、人任せにせずに自分で契約内容を確かめることが重要です。
NHKの受信料を払わないとペナルティを課される可能性も!
NHKの受信料は、地上波の場合は月々1,110円と、僅かなものです。
とはいえ、視聴していないものに対して月々1,110円を支払うのは勿体ないですよね。
NHKの受信料を支払わなかった場合、以下のような対応をされるので注意しましょう。
- 請求書が届く
- 集金人が訪問してくる
- 裁判を起こされる
- 財産を差し押さえされる
とはいえ、刑事罰などのペナルティを課されることはありません。
ただ、裁判沙汰になればその分無駄な時間を使うことになりますし、財産を差し押さえられるのは耐えがたい苦痛を感じることでしょう。
NHKの受信料を払っていない家庭も多いでしょうが、何かあった場合にこのような大変な目に遭うかもしれません。
仮にNetflixなどのネット配信などしか視聴していないといった場合、アンテナの取り外し工事などが必要になるので、専門業者を呼んだほうが良いでしょう。
NHKの受信料を払いたくないのならアンテナパンダへ
NHKの受信料をどうしても払いたくないという場合、地上波や衛星放送を視聴していないのに受信料を搾取されるのが嫌すぎるという場合、アンテナの取り外し作業が必要です。
もちろん、ご家庭のテレビが衛星放送を受信可能なのかについても、調査可能です。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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