【アンテナの豆知識】テレビの映りが悪い時はアンテナの向きをチェック!調整方法や電波塔の位置の調べ方を解説
「台風の後にテレビの映りが悪くなった」「アンテナの向きがズレた時はどうすればいいの?」
こんな悩みを一度でも感じたことはありませんか?
テレビはアンテナの向きが少しでもズレると正しく電波を受信できず、快適なテレビ視聴ができなくなります。
アンテナ業者に依頼したいけど費用がかかるしすぐに来てもらえない…という場合、しばらくテレビが使えないので困りますよね。
しかし、アンテナの正しい向きや調整方法を知っていると、万が一の時に慌てず対応できますよ!
今回は、アンテナの向き調整の方法や電波塔の位置の調べ方を解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
アンテナを正しい方向へ向けよう
強風や地震などの影響でアンテナの向きがズレた場合、正しい方向に直さなければテレビ視聴ができません。
地上デジタル放送用アンテナとBS/CS放送用アンテナでは方向が異なるため、それぞれ適切な位置へ向ける必要があります。
地上デジタル放送用アンテナ
地上デジタル放送用アンテナは、住宅近くの電波塔の方向に向けることが大切です。
方向を正確に合わせる必要はなく、電波塔へ向いていれば電波を受信することができます。
屋根上に設置する八木式アンテナの場合、くの字の部分ではなくまっすぐになっている部分を電波塔に向けます。
壁面に設置されたデザインアンテナや室内アンテナの場合は、正面を電波塔に向けましょう。
BS/CS放送用アンテナ
BS/CS放送用アンテナは衛星から電波を受信するため、赤道軌道上を周回する人工衛星が飛んでいる南西方向に向ける必要があります。
BS/CS放送用アンテナは、非常にデリケートなアンテナであるため僅か数cmズレると電波を受信できずテレビが視聴できません。そのため、正確に調整することが重要となります。
BSコンパスと呼ばれるアプリを活用すると正確な方向を調べることができます。
地上デジタル放送用アンテナの向きを確認する方法
地上デジタル放送用アンテナは電波塔に向けることが大切とご紹介しましたが、電波塔がどの方角にあるかわからないという方もいます。
アンテナや電波塔について詳しくない方でも迷わずにアンテナの向きを確認する方法があるため、以下で解説します。
①周囲の住宅のアンテナをチェック
周囲の住宅のアンテナの向きをチェックすると大半が同じ方向を向いています。
多くのアンテナが向いている方向に電波塔があると考えられるため、同じ向きに調整・設置すると良いでしょう。
②インターネットで電波塔の位置を調べる
電波塔の位置はインターネットで調べることができます。
一般社団法人放送サービス高度化推進協会のホームページで、住まいの近くにある電波塔を探してみましょう。
③アンテナ業者に依頼する
テレビアンテナの正しい向きが自身でわからない場合は、アンテナ専門業者に依頼し調べてみると良いでしょう。
アンテナ専門業者は、レベルチェッカーと呼ばれる専用の機器でアンテナが正常に電波を受信しているか確認することができます。
また、アンテナのズレやその他の不具合がないかも調べることができるため、個人でのチェックに少しでも不安を感じている方やすぐに解決したいと考えている方は専門業者に依頼すると早期に解決できます!
アンテナの向き・角度調整の仕方
アンテナをどの方向へ向けるべきかを把握したら自身で調節してみましょう。
ただし、個人で調節できるアンテナの種類には限りがあります。
手の届く場所に設置されているデザインアンテナや室内アンテナは個人での対応が可能です。
デザインアンテナと室内アンテナは、表面を電波塔の位置に向けると良いでしょう。
アンテナを少しずつ動かし、テレビ画面上でアンテナレベルを確認しながら調整すると最もアンテナレベルが高い方向を見つけることができます。
しかし、屋根上に設置されている八木式アンテナは高所作業となるため、高所に慣れていない方が行った場合、滑落など命に関わる危険を伴うためおすすめはできません。
高所作業は、命綱やヘルメット、安全靴など万全な装備のもと作業を行いますが、プロでも滑落することがあります。
アンテナの向き調整のために個人で装備を一式揃えると費用がかかりもったいないため、アンテナ専門業者に依頼し余計な出費を抑え安全面を確保すると良いでしょう。
アンテナの向きを直してもテレビ映りが悪い時は…
アンテナの向きを直してもテレビの映りが悪い時は、他に原因があると考えられます。
以下の対処法を試し、それでも解決できない場合はテレビやアンテナそのものが故障している可能性が高いです。専門業者に依頼し、点検してもらうと良いでしょう。
対処法①:地上デジタル放送の設定を確認する
地上デジタル放送は個人で放送局の設定を行うことができます。
リモコンの「メニュー」ボタンから「設定」を開き、チャンネル設定をしましょう。
チャンネル設定が地上デジタルに切り替わっていない場合は、地上デジタル放送を視聴できません。
また、設定が間違っている場合はエラー発生の原因となります。
引越しをした方でテレビが視聴できないなどの不具合が起きた時は、住所設定を変更することでエラーが直る可能性があります。
対処法②:ケーブルの状態を確認する
テレビの映りや音声に不具合が発生した時は、ケーブルの緩みや断線がないか確認しましょう。
ケーブルに異常がみられた場合は、テレビの電波を正しく送ることができません。
また、ケーブルが断線していると漏電の恐れがあり、火災に繋がる危険があるため、ケーブルに異常がみられた時は早急に新しいものと交換することをおすすめします。
対処法③:ブースターを設置する
住んでいる地域の電波が弱い場合、電波を十分に受信できずテレビの映りが悪くなることがあります。
電波レベルを確認し、電波を強くする必要があると判断された時はブースター(電波の増幅器)を活用し電波レベルを上げましょう。
ブースターの設置が必要であるかの判断やブースターの設置が個人で難しい場合は、アンテナ専門業者への相談がおすすめです。
対処法④:天候の影響の場合は少し待ってみる
台風などの影響でテレビの映りや音声に不具合が出た時は、天候が回復するまで待つと自然に直ることがあります。
万が一、テレビ画面に「E202」のエラーコードが表示された時は、インターネットで「電波障害情報」を検索してみましょう。
住まいの地域で電波障害等が起きているか確認することができます。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、アンテナの向き調整の方法や電波塔の位置の調べ方を解説しました。
アンテナの向きはテレビ電波を正常に受信しテレビ視聴を楽しむために重要な要素となります。
テレビの映りや音声に不具合が起きた時は、アンテナの向きや電波レベルを確認しましょう。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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