【アンテナの豆知識】地デジやBSアンテナの寿命ってどんなサイン?寿命の判断基準やアンテナレベルの確認方法を解説
テレビアンテナの寿命は約10年といわれていますが、寿命を迎えるときはどんなサインがあるかわかりますか?
テレビアンテナの主な不具合として、テレビの映りが悪かったり音声が乱れたりなどがあります。
しかし、機器の故障かアンテナの寿命か判断できないことも。
寿命であるか見極めができればとるべき対処がすぐにわかるため慌てる心配がありませんよね。
今回は、アンテナの寿命の判断基準やアンテナレベルの確認方法を解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
テレビアンテナ寿命のサイン
テレビアンテナは基本的に屋根上に設置されており、目視での確認が難しいです。
テレビの調子が悪く、アンテナが寿命かも…と心配している方はアンテナ専門業者に依頼し点検してもらうと良いでしょう。
万が一、目視での確認ができる方は以下を参考にしてみてください。
寿命のサインを把握することでアンテナの修理や交換の目安が判断できます。
八木式アンテナ
八木式アンテナは、魚の骨のような見た目をしている地上デジタル放送用アンテナです。
一般的に広く利用されてり、アンテナ界の長老という異名を持ちます。
[寿命のサイン]
- 錆ついている
- アンテナの塗装が剥がれている
- アンテナを支えるアンテナ支線にたるみや断線が見られる
- 素子(魚の骨に見える部分)が外れている
デザインアンテナ
デザインアンテナは、コンパクトで軽量化設計された新型のアンテナです。
アンテナとは思えないオシャレな形をしており、4色のカラーバリエーションから選べるため住宅の美観を大切にしたい方向けのアンテナとして近年注目を集めています。
[寿命のサイン]
- アンテナカバー内が錆びている
- 取り付け金具がぐらついている
BS/CSアンテナ
BS/CSアンテナは、パラボラアンテナと呼ばれている大きなお皿のような形をしています。
人工衛星から発信される電波を受信し、衛星放送を契約している家庭に映像を届けます。
[寿命のサイン]
- 錆びついている
- 塗装が剥がれている
- アンテナを支える支柱や取り付け金具がぐらついている
以上のサインが確認できた場合は、劣化や老朽化が起こり寿命であると判断できます。
また、アンテナが錆びついている場合、強風などの影響で折れたり倒壊したりする恐れがあるため早急に対応が必要となります。
アンテナレベルやエラーコードも寿命の判断基準
アンテナの寿命や修理・交換が必要となる場合は、目視だけでなくアンテナレベルやエラーコードも寿命であるかの判断基準となります。
アンテナレベル
アンテナレベルはアンテナが電波を受信できているかを示すものであり、アンテナレベルの低下が見られる場合はトラブルが起きていることを意味します。
- アンテナの向きはズレてませんか?
- 劣化によりアンテナが傾いていませんか?
- ケーブルが捻れたり断線したりしていませんか?
テレビの映りや音声が乱れるなどの不具合が発生した場合は、アンテナレベルを確認しどこに不具合があるか原因を見つけることが重要です。
エラーコード
アンテナレベルの低下が見られる時は、「E201」「E202」「E203」などのエラーコードがテレビ画面に表示されます。
エラーコードもアンテナのトラブルを意味するため、修理や交換、寿命のサインであるといえます。
エラーコードが表示された場合は、機器により対処法が異なるため取扱説明書やメーカーのホームページを参考に対処することがおすすめです。
アンテナレベルの確認方法
アンテナレベルの確認方法はメーカーによって異なります。
以下は、テレビの主力メーカー3社のアンテナレベルの確認方法です。参考にしてください。
SONY
- アンテナレベルを確認したいチャンネルに合わせる
- ホームを選択
- 設定または設定/その他を選択
- 地上デジタルアンテナレベルまたはBS/CSデジタルアンテナレベルを選択
目安→緑の目盛り(地デジ、BS/CS共通)
参照:SONY:アンテナレベルを確認する方法
SHARP
- アンテナレベルを確認する放送の種類とチャンネルを選択
- ホームを選択
- 設定を選択
- 視聴準備を選択
- テレビ放送設定を選択
- アンテナ設定を選択
- 電源・受信強度を表示を選択
目安→60以上(地デジ、BS/CS共通)
参照:SHARP:受信強度(アンテナレベル)を確認する方法
Panasonic
- テレビを見ている状態でサブメニューまたは便利機能を選択
- 視聴オプションを選択
- アンテナレベルを選択
目安→地デジ44以上、BS/CS50以上
参照:Panasonic:テレビ(ビエラ)のアンテナレベルの目安を知りたい
アンテナの寿命を左右する要因
テレビアンテナの平均寿命は10年程といわれています。
しかし、この寿命はある要因によって短くなったり長くなったりします。
アンテナの寿命を長くし、できるだけ修理や交換をしないようにするためにはアンテナの寿命を左右する要因を知ることが大切です。
アンテナの寿命は、設置場所や環境により変動します。
できるだけ天候の影響を受けにくい場所に設置し、風雨や強風、雪などからアンテナを守ることで錆の発生を抑制させ劣化や老朽化のスピードを遅くさせると良いでしょう。
また、アンテナは基本的に屋根上の設置が推奨されていますが、屋根裏やベランダに設置したり、室内アンテナを導入することでアンテナを長期的に使用できます。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、アンテナの寿命の判断基準やアンテナレベルの確認方法を解説しました。
アンテナは一度設置すると長期的に使用できるコスパの良い機器ですが、使い方や手入れを怠ると劣化や老朽化のスピードは早まります。
できるだけ長く使用できるように、定期的にアンテナを点検し、少しでも不具合を発見したら早急に対応すると良いでしょう。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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