【アンテナの豆知識】B−CASカードのエラーが出るのはどうして?原因やカード再発行時のポイントをご紹介します

テレビを見ている最中に「B−CASカードを差し込んでください」というエラーメッセージが表示されて困った経験はありませんか?

B−CASカードのエラーメッセージは、接触不良やカードが読み込めなくなったことが原因として挙げられます。

急にエラーが出るとどのような対処をしたら良いかわからず困りますよね。

しかし、エラーが出た際の対処を知っていれば、万が一の時に落ち着いて対応できたり故障であるかの判断ができたりします。

今回は、B−CASカードのエラーが出た際の原因とカード再発行時のポイントをご紹介します。

ぜひ、最後までご覧ください。

B−CASカードのエラーは抜き差しして解決!

参照:お助けロボット

B−CASカードのエラーが起きた時はカードを抜き差ししましょう。

地上デジタル放送用・BS110度CSデジタル放送用・ケーブルテレビ用、全て同じ対処で解決します。

以下のエラー解決手順を行う際は、あらかじめ乾いた柔らかい布を用意しましょう。

[B−CASカードのエラーの解決手順]

  1. テレビ・レコーダーなどB−CASカードを使っている製品の主電源を切る
  2. テレビ・レコーダーなどからB−CASカードを取り出す
  3. 金色のICチップ面を乾いた布で優しく拭く
  4. 正しい向きでカードを挿入する
  5. テレビの主電源をつける

エラーが解消されない場合は、テレビ・レコーダーのコンセントを抜き、再起動を行いましょう。

また、上記の手順や再起動を試してもエラーが解消されない場合は、「アンテナ」「テレビ」「B−CASカード」のいずれかに問題があります。

B−CASカードのエラーコードが表示される4つの原因

B−CASカードのエラーコードが表示される時は、カードが使用できなかったり、ICチップが読み取れなかったりと原因は多岐に渡ります。

中でも、下記4つはB−CASカードのエラーコードが表示される主な原因です。

原因①:B−CASカードが挿入されていない

B−CASカードが挿入されていない、または何らかの手違いでB−CASカードが抜けている場合はエラーとなります。

この場合、「E100」というエラーコードがテレビ画面上に表示されていると思われます。

まず、B−CASカードが挿入されているか確認しましょう。

万が一、カードが挿入されている状態でもエラー表示が出ている時は、カードそのものに不具合が起こり機器側に認識されていないと判断できます。

原因②:B−CASカードが奥まで挿入されていない

B−CASAカードがしっかり奥まで挿入されていない場合はエラーとなります。

B−CASカードにはICチップ(カード裏面の金色の部分)が内蔵されており、ICチップには情報が書き込まれています。このICチップが読み込まれないとエラー発生の原因となるため、しっかり挿入されているか確認しましょう。

原因③:B−CASカードの挿入方向が違う

B−CASカードの挿入方向の間違いは、テレビやレコーダー、チューナーなどを新しく購入した際に起こりやすいミスです。

挿入方向を間違えるとICチップの読み込みができないだけでなく、ICチップを傷つける恐れがあります。機器によってカードの向きや方向が異なるため、取扱説明書を参考に正しい向きや方向に挿入しましょう。

原因④:ICチップの接触不良

B−CASカードはゴミが付着したり、経年劣化により接触不良が起こります。

汚れの場合は乾いた柔らかい布で優しく拭き、再度カードを挿入してみましょう。

ICチップに傷や錆、拭き取り不可能な汚れがある場合は新しいカードを用意する必要があります。

B−CASカード再発行のポイント

B−CASカードは販売されているものではないため、B−CASカードを管理している会社に申請する必要があります。

カード再発行時のポイントを下記にまとめました。参考にしてください。

ポイント①:基本的に無償交換

B−CASカードは、基本的に無償で交換してもらえます。

ただし、故意に傷つけたり故障させたりした場合など、使用者に責任があると判断された時は有償となるため注意が必要です。

また、テレビを購入してから3年以上経過している場合は2,160円(送料込・税込)が必要となります。

ポイント②:カードの紛失は有償

B−CASカードを紛失した場合はカードの再発行が必要です。

紛失した経緯をB−CAS社に申し出て、代金2,160円(送料込・税込)を支払います。

ポイント③:B−CASカードの入手は正規ルートで

B−CASカードの所有権は、B−CASカードを管理しているB−CAS社にあるためネットオークションなどでの販売は禁止されています。

また「知人からテレビを譲り受けた時にB−CASカードが入っていた」という場合は、B−CASカード社にカード使用者変更の申請を行う必要があります。

参照:B−CAShttps://www.b-cas.co.jp/cardorderNew/temp-reissue-agreement.html

エラーの原因がB−CASカードではない場合

対処法を試してもエラーが解消されない場合は、B−CASカード以外に原因があると考えられます。

アンテナやテレビに原因がないかチェックしましょう。

アンテナが原因である時のチェックポイント

エラーが出た際、直近で天候が荒れたりしていませんでしたか?

台風などの暴風による影響でアンテナがズレることがあり、アンテナの向きが変わるとテレビ電波を正常に受信できなくなります。

リモコンの設定からアンテナレベルが下がっていないか確認しましょう。

電波状況は個人で確認できますが、アンテナの修理が必要となる場合は個人での対応は難しくなります。テレビやB−CASカードに問題ないと判断できた場合は、アンテナ専門業者に相談し点検してもらいましょう。

テレビが原因である時のチェックポイント

テレビを長期的に使用している場合は、配線に緩みや断線がないか確認しましょう。

緩んでいる際は挿し直し、断線している時は新しいケーブルと交換すると解決できます。

ケーブルに異常が見られない時は以下をチェックしてください。

  • テレビの再起動をする
  • 入力間違いがないかリモコンを操作して確認する
  • リモコンの電池は切れていないか

テレビの不具合は上記を試すことで解決できます。

万が一、解決できない場合はメーカーや家電量販店などに相談しましょう。

テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで

今回は、B−CASカードのエラーが出た際の原因とカード再発行時のポイントをご紹介しました。

B−CASカードはテレビ視聴に欠かせないアイテムです。清潔さを保ち、正しい使い方をすれば不具合が発生率を抑えることができるでしょう。

テレビ画面にエラーが出た際、原因がB−CASカードでないと判断できた場合はぜひ専門業者にご相談ください。

テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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