【アンテナの豆知識】テレビの寿命は10年って本当?寿命を迎えた時のサインや症状を解説します!
「テレビの寿命は10年くらいって本当?」
「どんなサインや症状が出たら寿命なの?」
こんな悩みを一度でも感じたことはありませんか?
テレビは一度映りが悪くなっただけでは寿命とは言えませんが、寿命に繋がる要因となる場合があります。
寿命のサインや症状をあらかじめ把握していれば、テレビが故障する前に対策を施す事ができ、大きな出費を回避できる可能性が高くなります!
今回は、テレビが寿命を迎えるときのサインや症状を解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
テレビの寿命
テレビの寿命は一般的に約10年といわれていますが、テレビの種類やメーカー、使用環境によって異なります。条件ごとに解説します。
テレビの種類ごとの寿命
現在、製造されているテレビは液晶テレビ・有機ELテレビ・プラズマテレビがあります。
以下は、それぞれの寿命を比較したものです。
- 液晶テレビ→寿命(時間)約60,000時間/寿命(年数)約7年
- 有機ELテレビ→寿命(時間)約30,000時間/寿命(年数)約3〜4年
- プラズマテレビ→寿命(時間)約100,000時間/寿命(年数)約11年
プラズマテレビは2014年に製造終了されていますが、寿命が約11年と最も長いため現役で使用されている方もいます。
有機ELテレビは、テレビの中で寿命が短いです。1日の視聴時間が長い場合は、液晶テレビを導入すると長期的にテレビ視聴を楽しめます。
メーカーごとの寿命
メーカーごとの平均寿命は以下です。
- Panasonic→7〜8年
- SHARP→8〜9年
- SONY→8年
- 東芝→7〜8年
寿命を気にしてメーカーを選んでも、各社とも大きな違いはないためメーカーは個人の好みで選ぶと良いでしょう。
使用環境ごとの寿命
テレビの寿命は視聴時間の長さや室温、湿度が関係します。
テレビに適した室温は動作温度0℃〜40℃と推奨されているため、この温度外でテレビを使用した場合は大きなダメージを与えるでしょう。
また、テレビが直射日光に当たると内部温度が上がり故障しやすくなるため日の当たらない場所での設置が望ましいです。
さらに、窓ぎわ等にテレビを設置すると結露や冷気で内部に湿気が入り部品を劣化させる恐れがあるため、できるだけ窓から離れた場所へ設置すれば劣化を防ぐ事ができます。
テレビの寿命のサインや症状
テレビが寿命を迎える時はいくつか兆候が見られます。
以下は、寿命のサインとしてよく見られるテレビの不具合です。
音声が乱れる
テレビの映像やリモコン動作に問題がないにも関わらず音声が小さかったり音が聞こえなかったりした場合はテレビに搭載されているスピーカーの故障が疑われます。
特に、テレビを購入してから8年以上経過している場合は、テレビの寿命が関わっているでしょう。
テレビから異臭がする
テレビから焦げたような異臭を感じた場合はテレビ内部の部品や配線がショートしている可能性が高いです。
そのままテレビを使い続けると、火災が発生する恐れがあります。直ちに電源を切り、電源プラグを抜きましょう。
テレビがつかない
電源コードが正しく挿入されているにも関わらずテレビが映らない場合は、テレビが寿命を迎えている可能性が高いです。電気系統のパーツが故障すると、電源コードを差し込んでもテレビは点きません。
テレビの映りが悪くなる
テレビの映像が乱れたり画面の全体や一部が薄くなったりした場合は寿命のサインといえます。
液晶テレビにはバックライトというパーツが使われており、劣化や故障が起きると映像が正常に映らなくなります。
テレビ電波が十分に受信できない場合やテレビ周辺機器にトラブルが起きた可能性もありますが、テレビを設置してから10年以上経過していればテレビが故障している可能性が高いです。
なお、テレビが映らずE202などのエラーコードが表示された場合は「テレビ電波を正常に受信できません」というお知らせです。電波受信の問題が疑われる場合は、アンテナ専門業者に相談し点検してもらいましょう。
テレビに問題なければアンテナの故障を疑おう
テレビが映らない時や音声が乱れる時はテレビ側に問題があるとは限らず、テレビアンテナが寿命を迎えたことも要因として挙げられます。
テレビアンテナの寿命は以下の3つの要素が深く関係しています。
①住んでいる地域による影響
住んでいる地域が豪雪地帯・沿岸部・台風が多い地域である場合、アンテナの寿命が短くなる可能性が高いです。
- 台風が多い地域→暴風によるアンテナの傾きや折れ、浸水、錆
- 沿岸部→塩害による錆
- 雪の多い地域→積雪による負荷、浸水、錆
水分や塩分はアンテナにとって大敵です。
また、アンテナは銅線やアルミを使っているため錆やすく、異種金属の接触部分は腐敗しやすいため寿命が短くなりやすい傾向にあります。
防腐性アンテナを使用すると錆に負けず、長期的にアンテナを使用できるしょう。
②アンテナの設置場所
アンテナは一般的に屋根上に設置しますが、天候の影響を受けやすくアンテナの劣化に繋がります。
台風が起こると強風によりアンテナが傾いたり折れたりするだけでなく、雨によりアンテナに錆が生じ、時間をかけて腐食が進行するためアンテナ倒壊などの危険が高まります。
アンテナを壁面や室内に設置すると天候や鳥害を避ける事ができます。
③アンテナ周辺機器の品質
周辺機器はアンテナの寿命とは関係ないのでは?と思う方が多いですが、アンテナはケーブルの接続部から浸水し錆が進行すると劣化するケースがあります。
アンテナを長持ちさせるために、ケーブルなどの周辺機器は品質の良いものを選ぶと良いでしょう。
[品質の良い周辺機器の見分け方]
- 配線に防水加工が施されている
- ステンレス製のビスを使用している
- 端子部分に金メッキを使用している
- 端子のシールドが二重構造になっている
- 防錆が施されている
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、テレビが寿命を迎えるときのサインや症状を解説しました。
テレビの寿命はメーカーによって違いがありますが、使用環境を整えることで長期的に使用できます。
できるだけ劣化の要因となるものを避けて、少しでも違和感を感じた場合は早急に対応することで故障を避ける事ができるでしょう。
また、テレビの不具合はアンテナの故障や異常も原因となることを覚えておくと、万が一の時にチェックすべき点が明確になります。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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