山や雪などでも活躍する地デジアンテナ!環境に合わせたアンテナの選び方をご紹介!
地上デジタル放送用アンテナ(以下、地デジアンテナ)を設置する際、住まいに一番適したアンテナを選ぶのって難しいですよね。
近年、デザイン性が重視された住宅が増えていることから、住宅に合わない形のアンテナは嫌だ!という方も少なくないでしょう。
また、適さない地デジアンテナの使用は交換や修理のタイミングを早めてしまう可能性があります。
今回は、住まいの環境に適した地デジアンテナの選び方をご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
地デジアンテナの種類
地デジアンテナは、頻繁に設置・交換するものではないため気にかけて見る方は少ないです。そのため、地デジアンテナの種類や使用方法などはあまり認知されていません。
地デジアンテナの種類と特徴を知ることで選びやすさが格段に変わりますよ!
一般的に利用されている4つのアンテナを順に解説します。
八木式アンテナ
八木式アンテナは、一般的に広く利用されている地デジアンテナであり、受信強度が最強といわれています。
素子数と呼ばれる短い棒のようなものが複数ついており、魚の骨のような見た目をしていることから無機質だなと感じる方も多いです。
[特徴]
- 屋上設置が基本であり高さを出して設置できるため、電波の弱い地域におすすめ
- 一度設置すると10年以上も利用できるため、コストパフォーマンスが非常に高い
- 平均価格が5,000円前後であるためお財布に優しい
デザインアンテナ
デザインアンテナは、平面でコンパクト形をしています。白・黒・茶・ベージュから選べるため、住宅の外観に合わせやすく人気が高まっている地デジアンテナです。
[特徴]
- 地デジアンテナの中で耐風強度が一番高い
- 設置場所に制約がない
ユニコーンアンテナ
ユニコーンアンテナは、ポール状のスマートな形状をしており、ブラックブロンズとウォームホワイトから選べます。
2017年に発売されたアンテナであるため認知度はまだ低いですが、効率よく電波を受信できるアンテナとして注目が集まりつつあります。
[特徴]
- 電波を効率よく受信できるため、住宅密集地でも快適に使用できる
- スタイリッシュな見た目から住宅の外観に馴染みやすい
室内アンテナ
室内アンテナは、簡易さやコンパクトさを追求した室内専用の地デジアンテナであり、電波の強い強電界地域に適しています。
アンテナ端子がなくても付属ケーブルを接続することでテレビ視聴が可能です。
[特徴]
- アンテナ設置工事をしなくても使える
- コンパクトであるため設置に場所を取らない
上記のアンテナは、いずれもホームセンターや家電量販店、インターネットで購入可能です。
個人での設置が可能ですが、アンテナを屋根上に設置する場合は滑落の危険があるため、専門業者に依頼することをおすすめします。
住まいの環境に適したアンテナとは
現在販売されている地デジアンテナは、どの家庭でも使用できるように設計されています。
しかし、電波状況だけでアンテナを選ぶとメンテナンスが頻繁に必要となり、アンテナ交換のペースが早くなる恐れがあります。電波状況だけでなく、住まいの環境に適したアンテナを使用することでより快適な視聴環境を手に入れる事ができますよ!
適切なアンテナの使用が求められるケースを解説します。
ケース①:住宅密集地
住宅の間隔が狭く高層ビルが立ち並ぶ環境にお住まいの方は、テレビ電波が建物に妨害され電波障害が起きやすいです。
遮蔽物の多い環境の場合は、十分に電波を受信できるアンテナの設置がおすすめです。
アンテナの中で最も強い電波を受信できる八木式アンテナを使用することで、遮蔽物により弱まった電波でもしっかり受信することが可能となります。
[住宅密集地におすすめのアンテナ]
- 日本アンテナ UHFアンテナ
- DXアンテナ UA20
ケース②:山間部
山間部は、電波塔からの距離が非常に遠く、地形が起伏しているため電波の流れが阻害されやすいです。そのため、電波がアンテナに届く頃には電波が弱まってしまいます。
山間部は元から弱い電波であるため、電波を受信しやすい地デジアンテナである八木式アンテナやブースター内蔵の室内アンテナの使用がおすすめです。
八木式アンテナは高さを出して近くの中継所に向けて設置することで、電波を受信する事が可能となります。
電波の弱さを解消するために、アンテナとテレビを繋ぐ配線にブースターと呼ばれる電波増幅器を取り付けると良いでしょう。受信した電波をさらに強くすることができるため、山間部では心強い味方となります。
また、室内アンテナは付属のケーブルを接続することで、アンテナ端子がなくてもテレビの視聴が可能です。ブースター内蔵のものであれば、別々で購入する必要がなく費用を抑えることもできます。
[山間部におすすめのアンテナ]
- DXアンテナ UAX30
- Zewool 室内アンテナ
ケース③:豪雪地帯
豪雪地帯は、雪の影響を受けない場所に設置できるデザインアンテナか雪を溶かす融雪アンテナを設置すると良いでしょう。
デザインアンテナは壁面に設置できるため、雪だけでなく雨や風の影響も受ける事がありません。
豪雪地帯の山間部にお住まいの方は、しっかり電波を受信でき雪を自動で溶かす機能を持つ融雪アンテナを使用する事でアンテナへの積雪を防ぐ事が可能です。
また、水膜減衰を防ぐ撥水塗料をアンテナにコーティングする事で雪や雨の付着を防止することができます。
アンテナに雪が積もるとアンテナの折れや曲がりだけでなく、アンテナを支える支線がたわみ、アンテナが倒壊する危険が高くなるため注意が必要です。
[豪雪地帯におすすめのアンテナ]
- 日本アンテナ 20素子数融雪装置付UHFアンテナ
ケース④:沿岸部
沿岸部では、潮風の影響を受けにくい防腐性の高い塩害用ステンレス製アンテナの使用をおすすめします。
一般的に使用されるアンテナを沿岸部で使用した場合、金属の酸化や腐食を引き起こす可能性が高いです。アンテナが錆てしまうと、強風を受けた際に折れてアンテナが落下する恐れがあります。アンテナの落下は、近隣に迷惑がかかるだけでなく、人や車などに落下した場合は甚大な被害が起こるため非常に危険です。
[沿岸部におすすめのアンテナ]
- 日本アンテナ 塩害対策用UHFアンテナ AUZ20FR
- 日本アンテナ 塩害対策用UHFアンテナ AUZ14FR
ブースターって何?
ブースターとは別名「増幅器」とも呼ばれ、テレビの電波を強める力を持つ機器です。
山間部や高層ビル周辺など、テレビ電波が弱い地域や電波の受信環境に制約がある場所で活躍します。
ブースターを使うことで受信した弱い電波を増幅させ、ノイズや映像の乱れを解消し快適なテレビ視聴が可能となります。
ブースターはホームセンターや家電量販店で購入が可能です。屋内用と屋外用があるため、電波の受信環境や保有しているテレビの台数によって使い分けます。
また、ブースターの寿命は約10年とされており、一度購入すると長期的に使用できるため定期的にメンテナンスを行いましょう。
最適なアンテナ設置の相談はアンテナパンダにお任せください!
弊社アンテナパンダではお客様のご希望に沿った施工を行い「お願いして本当によかった!」と感じていただける丁寧な仕事をモットーにしております。
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さらに、自然災害などの場合は火災保険適用で工事費が無料となるため、工事費用や費用立替の心配がありません!
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、住まいの環境に適した地デジアンテナの選び方をご紹介しました。
テレビアンテナはただ設置するだけでなく、環境に適したものを使用することで長期的に使用できるだけでなく快適なテレビ視聴に繋がります。
電波の受信強度だけでなく、お住まいの地域の地形や自然環境にも注目して損のないテレビアンテナを設置しましょう!
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
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