突然テレビが映らなくなる原因はB−CASカード?トラブルの原因と対処法をご紹介します
「突然テレビが映らなくなったらB−CASカードに関するエラーメッセージが表示された!」
こんな経験はありませんか?
実は、B−CASカードが読み込めないとテレビを視聴することができません。
テレビが映らない原因はB-CASカードであることも多いんです!
B−CASカードの不具合がテレビ視聴に影響を与えることを知っていれば、何から対処すれば良いか落ち着いて判断できますよ。
今回は、B−CASカードが原因で起こる問題と対処法について解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
B−CASカードとは
B−CASカードは地上デジタル放送・BS/CS放送・ケーブルテレビを視聴する際に使用します。
カードには暗号が入っており、テレビ視聴の権限を持っている証明となります。
B−CASカードは、テレビやBlu-ray/DVDレコーダーを購入する際に付属されていることが多く、ケーブルテレビや衛星放送などのサービス提供業者からも配布されます。
B−CASカード使用上の注意点
B−CASカードを使用する場合、以下の点に注意しましょう。
知らないでいると、テレビが視聴できない、カードが使えなくなる等の事態が発生します。
- B−CASカードは、個人情報や視聴履歴が記載されているため第三者への譲渡や貸与は禁止
- カード裏面にカード番号や有効期限が記載されており、有効期限が切れるとテレビ視聴が制限されることがある
- 破損した場合は再発行手数料が発生する
B−CASカードのエラーの原因
B−CASカードのエラーが発生するとテレビ画面に「B−CASカードを正しく挿入してください」や「受信できません。アンテナの設定や調整を確認してください(E202)」と表示されます。
メッセージが表示された場合は以下の原因を疑いましょう。
原因①:B−CASカードが正しく挿入されていない
B−CASカードが所定箇所に正しく挿入されていない場合は、機器がカードを認識できずエラーが表示されます。カード裏面にあるICチップと機器のIC認識部が一致しなければ正常に作動しないため、エラーが起きた際はカードの向きが合っているか確認しましょう。
- 表裏が逆
- 逆さまに挿入している
B−CASカードが認識されない場合は上記が原因と考えられるため、挿入の際はしっかりと向きを確認することが大切です。
原因②:B−CASカードが破損している
B–CASカードが正しく挿入されているにも関わらずエラーが表示される原因として、カードの破損が考えられます。目視でカードに折れや割れがないとしても、ICチップに傷がついている場合は機器が認識できません。B−CASカードが破損した場合は再発行をしましょう。
原因③:テレビ本体やテレビ周辺機器の故障
B−CASカードが正しく挿入されており異常がない場合は、テレビ本体やテレビ周辺機器側に問題があり、以下の原因が考えられます。
- テレビ本体やチューナーの経年劣化
- 配線に折れや亀裂がある
- ブースターが故障している
上記の場合は、テレビ本体やテレビ周辺機器を修理または交換することで不具合が解消されます。
B−CASカードに不具合がある場合の対処法
B−CASカードに不具合がある場合は以下の対処法を試してください。
対処法①:B−CASカードを正しく入れ直す
B−CASカードが接触不良を起こすとエラーメッセージが表示されます。
以下は正しく入れ直す手順です。試してみてください。
- テレビ本体側の電源スイッチを切り、電源コードを抜く
- B−CASカードの挿入口からカードを取り出す
- カードの向きに注意してカードを入れ直す
- テレビの電源コードを入れ直し、本体の電源スイッチを入れる
B−CASカードの挿入口やカードの向きは、テレビの機種によって異なるため取扱説明書を参考にカードの入れ直しを行なってください。
対処法②:B−CASカードの汚れを拭き取る
B−CASカードのICチップ(金色の部分)に汚れや埃が付着すると接触不良を起こしやすくなります。乾いた柔らかい布などで汚れを優しく拭き取りましょう。なお、ティッシュなどで強く擦るとICチップが傷つく恐れがあるため注意してください。
テレビ側のカードリーダー内にゴミが詰まっている場合も接触不良の原因となるため、掃除機でゴミを吸い取ることもおすすめです。
対処法③:B−CASカードと新しいものと交換する
B−CASカードやカードリーダーを掃除してもエラーが改善されない場合は、カードが破損している可能性が高いです。カードが破損している場合は交換がおすすめです。
ただし、B−CASカードは通信販売や店頭では入手できないため、発売元である株式会社ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズに電話もしくはインターネットで申請し再発行をします。
B−CASカード再発行は条件によって手数料が発生します。
機器購入後3年以内かつ取扱い不備でない故障は無料、破損・紛失・中古機器購入・盗難を理由とする再発行は1枚2,160円(送料・消費税込)です。
以上の対処法を試しても改善が見られない場合は、テレビ側に問題があると考えられます。
次の見出しを参考にしてください。
テレビに問題がある場合の対処法
B−CASカード側に問題がない場合は、テレビ側の問題を疑いましょう。
以下の対処法を試してください。
対処法①:テレビを再起動する
テレビ側に不具合がある場合、まずはテレビを再起動しましょう。
- テレビ本体の電源ボタンを押し電源を切る
- 1分後に再度テレビ本体の電源を入れる
テレビの再起度でも改善されない場合は、コンセントを抜く方法も試してみてください。
- テレビの電源をオフにした状態でコンセントを抜く
- 1分後に再度コンセントを差し込んで電源を入れる
テレビの再起動方法はテレビの機種により異なるため、取扱説明書を参考にすると良いでしょう。
対処法②:アンテナケーブルの接続を確認する
テレビに接続されているアンテナケーブルに問題がないか以下の点をチェックしましょう。
- ケーブルの差し込みが緩くないか
- アンテナプラグの先端に折れや曲がりがないか
- ケーブルが断線していないか
- アンテナ端子の接続に間違いはないか
上記をチェックして問題がなければアンテナケーブルが原因ではありません。
テレビ側の対処法を試しても改善が見られない場合は、アンテナ側に問題があると考えられます。
次の見出しを参考にしてください。
テレビアンテナに問題がある場合の対処法
B−CAS側・テレビ側に問題ない場合は、テレビアンテナに問題があります。
以下の対処法を試してください。
対処法①:アンテナの向きを調整する
暴風雨などの自然災害による影響でアンテナの向きが変わることがあります。アンテナは正しい向きでなければ十分に電波が受信できないため、アンテナの向き調整は大切です。
対処法②:アンテナの修理・交換
テレビの視聴不良が、アンテナの経年劣化や自然災害によるアンテナの倒壊または破損である場合、修理や交換が必要です。
対処法①②は、個人で行うことは可能です。
しかし、「高所作業である」「専門工具が必要」「専門的知識が必要」であるためおすすめできません。アンテナ専門業者に依頼することで危険を回避でき、丁寧で正確なアンテナ設置が可能となります。また、アンテナ業者であればエラーの原因をすぐに突き止めることができるため早期解決に繋がることでしょう。
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、B−CASカードが原因で起こる問題と対処法について解説しました。
B−CASカードは、視界に入らない位置にあるため不具合が起きても気づかれにくいです。
しかし、テレビ視聴に欠かせない大切なアイテムであるため、不具合が起きた場合は見逃さずに気にかけてあげましょう。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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