アンテナの第三世代と呼ばれるユニコーンアンテナって何?他のアンテナとの違いを解説します
アンテナの第三世代とよばれる、ユニコーンアンテナをご存知ですか?
ユニコーンアンテナは2017年に発売された比較的新しいアンテナであり、八木式アンテナとデザインアンテナの良い所取りのアンテナといわれています。
「ユニコーンアンテナって他のアンテナと何が違うの?」
と疑問に思う方が多いのでは?
今回は、ユニコーンアンテナが他のアンテナとどう違うのかやユニコーンの特徴についてご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
ユニコーンアンテナとは
ユニコーンアンテナとは、2017年に発売された地上デジタル放送用アンテナです。
丸みを帯びた細身な形が特徴で、屋根に取り付けるとユニコーンの角に似ていることから名付けられました。色はブラックブロンズとウォームホワイトがあります。
屋根上に設置しても美観を損ねず、八木式アンテナとデザインアンテナの良い所を取り入れた設計が施されています。ユニコーンアンテナは、2018年にグッドデザイン賞を受賞し、新築住宅を中心に近年需要が高まっています。
ユニコーンアンテナの設置場所
ユニコーンアンテナは、屋根上設置が基本です。
推奨されている設置場所は3箇所あるため、取り付けを検討されている方は住宅環境や地震のニーズに合う場所へ設置しましょう。
屋根上設置
ユニコーンアンテナは屋根上に設置できます。取り付けの際は、屋根馬を使用しマスト上部にユニコーンアンテナを固定します。高い位置に設置できるため地上デジタル放送電波を受信しやすく、周囲に高い建物があっても影響を受けにくいです。
破風板設置
ユニコーンアンテナの最も一般的な設置が破風板への取り付けです。
サイドベースという金具を使い立ち上げ設置します。サイドベースは、雨風に強く錆びにくい素材でできており、場所を選ばず設置できるため使い勝手が良いです。
取り付けの際に破風板に穴を開けますが、金具固定後に穴からの腐食を防ぐためにシリコン樹脂でコーキング処理を行います。穴を開けると雨水が染み込むのではないかと不安に思うかもしれませんが、しっかり腐食防止の処理を行うためご安心ください。
スッキリポール設置
スッキリポールは、庭など住居の敷地内に設置されることが多い柱です。電柱から電線やケーブルなどをポールに引き込み、地中にある配管を通して住宅に電気などを送り込む設備です。
ユニコーンアンテナはスッキリポールに設置ができ、設置の際に穴を開ける必要がないため住宅を傷つけずに取り付けることができます。
また、配線などは全て地中に通すことで見た目がスッキリとし、住宅の美観を損ねるとこがありません。
他の地上デジタル放送用アンテナとの違い
ユニコーンアンテナは、八木式アンテナとデザインアンテナの良い所取りであると紹介しましたが、具体的な違いはどんな所なのか気になりますよね!以下を見てみましょう。
八木式アンテナ
八木式アンテナは、魚の骨のような形をしており無機質な印象があります。テレビアンテナの中で最も電波感度が高く、電波が弱い弱電界地域に住んでいる方でも利用できるアンテナです。アンテナ界の長老と呼ばれるほど長く利用されており、家庭普及率が高いといわれています。テレビアンテナの中でも比較的安価で購入できる点も長年愛されている理由の一つです。
無機質なデザインが住宅の外観を損ねる点が気になる方は、外観に馴染みやすいユニコーンアンテナの設置がおすすめです。
デザインアンテナ
デザインアンテナは、地上デジタル放送用アンテナであり、コンパクトな形状で外観に合わせやすい色があるため、デザイン住宅での需要が高まっています。
デザインアンテナの設置場所は外壁や屋根裏を選択できますが、受信電波が周囲の建物に影響されやすく電波を受け取れないケースがあります。
屋根上や破風板などの高い場所から電波を受信できるため、電波の受信が難しい住宅密集地ではユニコーンアンテナの設置がおすすめです。
ユニコーンアンテナのメリットとデメリット
ユニコーンアンテナの設置を検討されている方は、メリットとデメリットを知ることで自身のニーズに合っているか知ることができます。購入してから合わなかったと後悔しないように、メリットとデメリットを理解しましょう。
メリット①:糞害を受けにくい
ユニコーンアンテナは縦型のポール状であるため鳥がとまりにくくなっており、糞害の影響を受けづらいです。そのため、屋根が糞害に遭い劣化を早める事態を回避できます。
メリット②:住宅密集地でも電波を受信しやすい
ユニコーンアンテナは、サイドベースを活用することで屋根上よりも高く突き出る形でアンテナを設置できます。そのため、電波を受信しやすく住宅密集地での設置が可能となります。
メリット③:太陽光パネルへの影響がない
ユニコーンアンテナは破風板に設置が可能なため、太陽光パネルの機能を失わずに屋根上へ設置することが可能です。
- 太陽光パネルにアンテナの影が当たる
- 糞害により太陽光パネルが汚れる
上記の問題を回避できるため、太陽光パネルとの同時設置のハードルが低くなります。
デメリット①:本体価格が他のアンテナよりもやや高い
ユニコーンアンテナは、利便性が高くデザイン性の高いアンテナであるため価格がやや高いです。
- ユニコーンアンテナ 8,000円〜
- 八木式アンテナ 3,000円〜
- デザインアンテナ 5,000円〜
メーカーにより価格が異なりますが、アンテナの中でもユニコーンアンテナが一番高い傾向にあると覚えておきましょう。
デメリット②:弱電界地域では設置が難しい可能性がある
ユニコーンアンテナは高い位置に設置できるため電波を受信しやすいですが、八木式アンテナのような受信感度の強さはないため弱電界地域に適していません。
デメリット③:設置費用が高額である可能性が高い
弱電界地域で設置する場合は、ブースターと呼ばれる電波増幅器を使用することで受信可能となります。
しかし、アンテナ本体価格+ブースター代さらに別途取り付け費用が上乗せされます。
また、ユニコーンアンテナを屋根上設置する際は、高所作業であるため高所作業代が発生する可能性があります。
追加料金に関しては、依頼する業者によって異なるため注意が必要です。
ユニコーンアンテナが向いている方
ユニコーンアンテナは「アンテナ性能を十分に発揮し、デザイン性を最重視したい!」という方におすすめです。
- 外観を損ねないアンテナを設置したい
- 屋根にソーラーパネルがある
- デザインアンテナの設置は難しいと別業者に言われた
上記の要望にも応えられるユニコーンアンテナは、アンテナ設置に悩む方の救世主となるでしょう!
テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで
今回は、ユニコーンアンテナが他のアンテナとどう違うのかやユニコーンの特徴についてご紹介しました。
ユニコーンアンテナは、設置場所が自由で見た目がおしゃれなため新築住宅での利用率が高くなっています。性能とデザイン性、どっちも譲れない!という方にはぴったりなアンテナといえるでしょう。
取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。
テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。
例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。
テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。
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