もしもの時に役立つ!アンテナのクーリングオフ制度について知ろう

テレビアンテナが欲しいけど合うかわからないから不安

アンテナが合わなかったら返品ってどうやって手続きするのかな?

勢いで買っちゃったけどやっぱりいらないかも!

テレビアンテナを購入する際、このような悩みを感じたことはありませんか?

返品や返金に関して、消費者の味方となるクーリングオフというものがあり、実はテレビアンテナにもクーリングオフは適用されます!

しかし、適用されるには条件があるので、正しい知識を持つことでクーリングオフを使うことが可能となります!

今回は、消費者を保護するクーリングオフについてわかりやすく解説します。

ぜひ、最後までご覧ください。

クーリングオフとは

訪問販売やキャッチセールスでセールストークに乗って契約してしまった場合、そのセールストークで熱くなりつい契約してしまった…契約後に改めて考えてみたら、「なんで購入したんだろう?」となる場合があります。

頭を冷やして冷静に考えたら必要がなかった、という場合に特例として消費者保護の観点から一定期間内であれば無条件で契約を白紙にできる制度です。

個人を特定した法律であり、事業者に対しては該当しません。

この法律は、特定商取引法で定められています。

クーリングオフの期間は商品やサービスによって異なりますが、一般的には7日間〜14日とされています。

ただし、期間内であっても商品やサービスによってはクーリングオフが適用されない場合もあります。クーリングオフの条件を満たすかどうかをよく確認しましょう。

クーリングオフとテレビアンテナの関係

アンテナを設置するタイミングは、新築にアンテナ設置をしたりアンテナが故障し交換となった場合が大半です。

テレビアンテナがクーリングオフの適用となるのは、どのような場合があるのでしょうか?

自宅のアンテナが故障し、交換となった場合を例に見てみましょう。

  1. 自身でアンテナを直す目的があり専門業者に工事依頼をする
  2. 本来設置したいと考えていたアンテナではなく別のタイプのアンテナを勧められ、設置に承諾した
  3. 設置後テレビの映りが以前より悪く不便に感じ、後日別のアンテナに付け替えたいと再度業者に依頼した
  4. アンテナを追加で取り付けたが、業者から別途費用が請求される

この時「最初から取り付けたいと思ってたアンテナにすればよかった」と思い、勧められたものだからとクーリングオフの使用を申し出ても、この場合クーリングオフの対象にはなりません。

アンテナ工事は一種の売買契約なので、工事前にアンテナに不具合がなければ契約は成立しています。よって、契約解除はできません!

自身が「テレビの映りが悪い!勧めたのは業者だから返金してほしい!」と言っても、映りが悪くなった証拠がアンテナそのものの不具合と判断できなければ返金はありません。

例え自身の言い分が正しいとしても「お客さんが承諾した」と業者から言われてしまえば、状況を覆すことが難しいです。

自身がアンテナを直したいという意思があって業者に連絡しているので、クーリングオフの対象外となります。

もし、自身がアンテナの状態がおかしいと気付かず、押し掛け訪問が来て「アンテナを直した方がいい」と営業されたとします。

押しに負けてアンテナ工事をする流れになった場合は、自身の意思ではないのでクーリングオフの対象になります。

クーリングオフをする際の気をつけること

クーリングオフをする場合、以下の点に気をつけてください。

  • 電話ではなくハガキや手紙で行う
  • 通知書(ハガキ)は、両面コピーをとっておく
  • 通知書(ハガキ)は、証拠が残るように特定記録郵送などで送り、受領証を大切に保管する
  • クレジットカード契約をした場合は、クレジット会社にも手紙またはハガキを出す
  • クーリングオフ期間が過ぎても、契約を解除することができる場合もある

こんな業者には要注意!

アンテナ業者は全国各地におり、どの企業も自社ホームページを持っています。

ホームページを見ることで、業務実績や施工例、工事価格を知ることができるので、業者選びや自身のニーズに合っているかが事前に確認することが可能となるからです。

しかし、中には良い業者を装う悪質テレビアンテナ業者もいます。

ホームページ内に記載された金額が自身のニーズに合うので、施工依頼したら高額請求されたという話もあります。また、工事費にアンテナ周辺機器の費用も含まれていて、提示された金額を上回っているケースもあります。

ホームページの見やすさや金額だけで判断するのではなく、安全性に問題がないかさまざまな業者を比較・検討することが重要となります。

この業者怪しい…と思ったら

ホームページを見て業者を決めた後に、業者が自宅を訪問し現地調査を行います。

万が一、話し方や工事の進め方についての説明、提示金額に不安を感じたら以下の対策をしてください。

契約書の確認

契約書には、工事内容や工事費用、責任者などの情報が記載されています。

契約書は字が細かく、読むのが嫌になりしっかり目を通さない方が多いです。

しかし、契約書は重要事項が記載されていますので後で「知らなかった」「よく読まなかったから」ということがないよう、細心の注意を払って読み、内容に問題がないか確認することが大切です。

アンテナ工事は、「現地調査→見積もり→契約→工事」の順で行うのが一般的なので、事前に契約書を提示されない場合は注意が必要です。

近年、悪徳業者でもホームページは綺麗に作っているところが増えているので、業者選びは慎重に行いましょう。

友人や知人からの口コミ情報などを参考にし、信頼できるアンテナ業者を探す方法もあります。

また、X(旧:Twitter)で会社名を検索したり、Googleの口コミ情報に目を通すことも大切です。

SNSの普及により、企業の情報は調べやすくなっているので、できるだけ自身でリサーチし、危険回避をしましょう。

公的機関に報告する

悪質な工事業者に騙された場合や問題が発生した場合、消費者庁などの公的機関に報告することが大切です。

ホームページを見て、工事依頼を自身で行なった場合はクーリングオフの対象にはなりませんが、例外があります。

ホームページでは「工事費20,000円」と記載されていたにも関わらず、実際工事を依頼したら現地で100,000円の請求をされたらクーリングオフが適用される可能性が高いです。

20,000円の工事を望み依頼したはずが、現地で別の商品やサービスを営業され金額が上乗せされた場合に適用となることがあります。

書面にてクーリングオフ条項を発行していない場合は、クーリングオフを知ってから8日以内にクーリングオフを請求することができます。

自身での対応が難しい場合は、消費者国民センターに連絡して相談しましょう。

アンテナが合わないかも!クーリングオフの前に試してほしいこと

クーリングオフを使う前に以下のことを試してみてください!

アンテナの向きと位置

テレビの受信状況が悪い場合、まずアンテナの向きや位置を調整してみてください。

ビルや木などの障害物がない方向に向けると受信状況が改善する場合があります。

接続の確認

アンテナケーブルの接続が正しく行われているか確認しましょう。

ケーブルが緩んでいたり、破損していたりすると受信に影響が出る可能性があります。

近隣の状況の確認

近隣で建築工事や大きな樹木の伐採などが行われていないか確認してみてください。

周囲の環境の変化が受信状況に影響を与えることがあります。

専門家への相談

自身での解決が難しい場合は、専門家や購入した店舗に相談するのがベストです!

適切なアドバイスやサポートを受けられるでしょう。

テレビアンテナのご相談などはアンテナパンダまで

今回は、消費者を保護するクーリングオフについて解説しました。

生活の中でクーリングオフを使う機会はあまりないと思います。

しかし、クーリングオフというものがどのような内容なのか知っておくことで、いざという時に困りません。

取り付けを検討される方はぜひ専門業者にご依頼ください。

テレビアンテナの破損や故障などのトラブルに遭遇した場合には、お近くの信頼できるアンテナ専門業者に相談や修理依頼を行うことをお勧めします。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談や施工依頼に対応しています。

例えばアンテナの施工作業の際には経験豊富なプロのスタッフが施工作業を行いますので安心です。

テレビアンテナの施工依頼やお悩みのご相談など、テレビアンテナに関することでお困りの方はぜひアンテナパンダをご利用ください。

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