【アンテナの豆知識】テレビアンテナと設置場所の関係について解説します
皆さんはテレビアンテナがどこに設置されているか知っていますか。
おそらく多くの方は「屋根の上やベランダ」と答えるでしょう。
しかしテレビアンテナの中にはこれらの場所以外にも設置することが可能な機種も存在します。
では、テレビアンテナの設置場所にはどのような関係があるのでしょうか。
今回はこのテレビアンテナと設置場所の関係についてご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
テレビアンテナの役割について
そもそもテレビアンテナはなぜ屋根上やベランダに設置されるのでしょうか。
その答えはテレビアンテナの役割にあります。
テレビアンテナはテレビ塔や衛星放送用の人工衛星から発信されたテレビ番組の電波を受信するのが大きな役割です。
そのためテレビアンテナは周囲に電波を遮る障害物が存在しない環境において役目を果たしやすく、結果として屋根上やベランダといった比較的高度があり、なおかつ隣家などに遮られることが少ない場所に設置される傾向にあるのです。
テレビアンテナの設置場所
ここからはテレビアンテナの設置場所について紹介していきます。
屋根上に設置されることの多いテレビアンテナですが、実は屋根上以外にも設置することは可能です。
ただし、設置にはアンテナのサイズや設置予定場所のスペースなどさまざまな要素が関係していますので、実際に設置する際には事前の検討が重要です。
ここからはテレビアンテナの設置場所について、いくつかの例を挙げながら注意点なども含めてご紹介していきましょう。
①屋根上
屋根上はテレビアンテナの設置場所としてよく選ばれる場所になります。
その大きな理由として、屋根上は周囲に建物や樹木などの障害物が存在しないことが多く、電波を受信しやすい環境になっている点が挙げられます。
テレビ塔や放送衛星から送信された電波を受信するのがテレビアンテナの役目であり、もしも電波の受信が上手くできなければテレビ画面に映る映像が乱れることもあります。
最悪の場合にはテレビ画面にテレビ映像が全く映らないといったトラブルに遭遇するかもしれません。
またテレビアンテナを低い位置に設置してしまうと隣家などが障害物となり電波が遮られてしまうので、それを回避するという意味もあります。
ただし屋根上にアンテナを設置した場合、強風や鳥が留まったことによるアンテナの破損などが発生してしまうリスクがあります。
例えば八木式アンテナやパラボラアンテナなどは屋根上に設置されることが多いですが、これらのアンテナは強風や鳥害などによる影響を受けやすいため注意が必要です。
また、テレビアンテナの中にはほんのわずかな方向のズレで受信感度が著しく低下する機種(指向性アンテナ)も存在するので、アンテナの向きがズレないように対策を講じておいて損はないでしょう。
もしも強風や鳥害でアンテナに破損などのトラブルが生じた場合には、一人でどうにかするよりもアンテナ専門業者に相談や依頼を行うことをお勧めします。
繰り返しにはなりますが、テレビアンテナは皆さんの快適なテレビ視聴環境を維持するためにも重要な存在です。
そのため、事前に強風や鳥害などへの対策を済ませておくことは重要です。
②ベランダ
ベランダは屋根上と違い、テレビアンテナ業者でなくともアンテナを設置することができる場所の一つです。
屋根上に設置する場合は高所での作業が必要となり、転落などの危険性があるので業者に任せた方が安全です。
一方でベランダに設置する場合には転落のリスクも低いため、業者でなくとも安全に設置作業が行えるでしょう。
ただしベランダへのテレビアンテナ設置には注意点もあります。
たとえばベランダにパラボラアンテナを設置してBSやCSなどの衛星放送を視聴したいという場合、CS・BS用のケーブルと地上デジタル放送用のケーブルを取りまとめる必要があります。
この際、ベランダから遠い位置に地上デジタル放送用のアンテナが設置されていると配線が複雑になってしまうので注意が必要です。
③屋根裏(室内)
皆さんは意外に思うかもしれませんが、テレビアンテナは屋根裏など屋内に設置できることがあります(屋内アンテナ)。
屋根裏にアンテナを設置することの最大のメリットは、テレビアンテナが屋外から見えないことでしょう。
これにより外観の悪化を防ぐことができるほか、強風や鳥害などの影響を受ける心配も無いため、それらへの対策費用を節約できるという副次効果も見込めます。
しかし屋根裏や屋内に設置した場合、屋根によって電波が遮られるため受信感度は悪くなってしまい、全く電波を受信できない可能性も考えられます。
屋根裏および屋内にアンテナを設置する際には十分なスペースも必要になるので、事前にスペースが確保できるか調べておくとよいでしょう。
③外壁
外壁にテレビアンテナを設置する場合、ある程度の高度が確保できるため電波は受信しやすいでしょう。
しかしデメリットとしては外壁に設置したテレビアンテナは目立ちやすいため、建物の外観に影響を及ぼす可能性があります。
景観が気になるという場合はデザインアンテナを設置するという選択もあるので、外観を気にされる方は検討してみるのも良いでしょう。
ただデザインアンテナは他のアンテナ機種よりも受信感度の面で劣るため、設置場所によっては電波の受信に問題が発生することも考えられます。
もしも外壁へのテレビアンテナ施工を検討されている方は、事前に電波の受信感度や景観への影響についても考えておく必要があるでしょう。
テレビアンテナの施工などはアンテナパンダにお任せ
今回はテレビアンテナとその設置場所の関係について解説させていただきました。
テレビアンテナの多くは屋根上やベランダに設置されることが多いですが、実際には外壁や屋内にも設置できることがあります。
もちろん設置に必要なスペースなどにも左右されるため、屋内などにテレビアンテナを設置したい場合にはアンテナ専門業者に一度相談してみることをお勧めします。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談やご依頼に対応しています。
テレビアンテナの施工依頼やご相談の際は、お気軽にアンテナパンダまでお問い合わせください。
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