【アンテナの豆知識】トラブル回避のためテレビアンテナに出来ることとは
皆さんは普段、テレビアンテナを被害などのトラブルから守る為に何か対策を行っていますか。
テレビアンテナは私たちにとって身近な情報源であり、娯楽でもあるテレビ放送を視聴する上で欠かすことのできない大事な機器です。
もしもテレビアンテナが故障などのトラブルに見舞われた場合、テレビ放送の視聴に影響が出るだけでなく、映像が一切映らないといったことも考えられます。
そこで今回はトラブルを回避するためにテレビアンテナにできることをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
そもそもテレビアンテナの役割とは
地上デジタル放送や衛星放送など、現代のテレビ放送を視聴する上でテレビアンテナはもはや欠かすことのできない大きな存在です。
テレビ放送においてはほとんどの場合、テレビ番組の電波が地上のテレビ塔や上空にある人工衛星から送られてきますが、それを各家庭で受信するための機器がテレビアンテナです。
テレビアンテナと一口に言ってもさまざまな機種が存在し、対応している放送やアンテナの形状など異なる点は多々あります。
たとえば国内トップクラスのシェアを誇る八木式アンテナや、デザイン性に優れているデザインアンテナなどは地上デジタル放送に対応しているテレビアンテナとして利用されています。
また、地上デジタル放送以外にも衛星放送を視聴するためにパラボラアンテナが設置されている家庭が最近では増えています。
このようにテレビアンテナは価格や特徴が大きく異なりますので、設置予定場所の広さや予算、優先するポイントなどによって「これがピッタリ」と言えるテレビアンテナは変わってくることでしょう。
そのため、皆さんが今後テレビアンテナを選ぶ際には予算や大まかな設置場所、優先する要素を決めておくとスムーズにアンテナ選びを行うことができるかもしれません。
その一方でテレビアンテナを利用する上で注意すべき点に関しては共通する点がいくつか存在します。
万が一の事態に備えてテレビアンテナがトラブルに巻き込まれないように行動しておくことは重要だと言えるでしょう。
ではここからは、テレビアンテナを襲う被害やトラブルの中でも代表的なものをご紹介していこうと思います。
テレビアンテナを襲うトラブルと対策
①鳥害や強風によるトラブル
まずは鳥害によるトラブルと対策についてご紹介します。
そもそも鳥害とは、テレビアンテナに鳥が留まることでアンテナの向きが変わってしまったり、留まった鳥がフンを落とすことでアンテナが汚れてしまったり受信効率が落ちてしまう被害のことを指します。
そんな鳥害の対策としては結束バンドの利用や超音波害鳥撃退器の設置などが多く挙げられます。
ただし、これらの対策は必要な費用や効果の持続期間、電波感度に与える影響などに差があるため、鳥害の詳しい内容によって選ぶべき対策は変わってきます。
そのため、被害状況に応じて対策を考えると良いでしょう。
次に紹介するのは、強風によるトラブルと対策です。
強風によるテレビアンテナの被害は先述した鳥害同様、テレビアンテナが台風などの強風で折れてしまうといったケースがほとんどです。
アンテナが折れてしまうと修理費用や買い替え費用が必要になるだけでなく、折れたテレビアンテナが家や人にぶつかる可能性もあるため、非常に危険です。
そんな強風対策として代表的なものの一つが、支線アンカーです。
支線アンカーとは、主に八木式アンテナやその派生機種であるパラスタックアンテナに使用できる周辺器具のことです。
強風対策はもちろんのこと、積雪地帯では豪雪などによるアンテナの傾斜、倒壊事故を防止する効果も期待でき、アンテナを地面にしっかりと繋ぎ留める「錨」の役目を果たす器具となっています。
これは意外かもしれませんが、「火災保険」も強風によるテレビアンテナ被害の対策に利用できることがあります。
実は台風を原因としたアンテナの損傷にも火災保険を適用できるケースがあり、免責金額に満たない損害額であった場合などには適用範囲外となる場合もありますが、火災以外にも落雷や水災、水漏れや盗難、破損、汚損などにも適用可能です。
ただし、地震や噴火が原因となっている場合には適用範囲外扱いとなる点に注意が必要なので気をつけましょう。
②越境問題と対策
越境問題と一口に言っても、その内容は多岐にわたります。
例えば「設置したアンテナの一部が敷地内から飛び出している」「アンテナの影が隣家に何らかの影響を与えている」などです。
アンテナが及ぼしている被害の度合いにもよりますが、多少何もない空間に突き出てしまうといったケースであるならば、隣家との「話し合い」によってスムーズ解決できる場合があります。
この際、口約束で済ますのではなく、同意書などの明確な文書を作成しておくとよいでしょう。
また、隣家から承諾を得る以外にも設置するアンテナを少しコンパクトなものに変更するなど、万が一トラブルが発生した際には解決に向けた対応を考えることが重要になります。
テレビアンテナはほとんどの場合、屋根上やベランダなどに設置されます。
こういった越境問題の発生を防ぐためにも設置する際には事前に周囲の環境をチェックしておくと良いでしょう。
アンテナトラブルのご相談はアンテナパンダまで
今回はアンテナに関するトラブルを回避するためにテレビアンテナに出来ることを簡単にご紹介させていただきました。
冒頭でも述べましたが、テレビ放送は私たちにとって情報源や娯楽となる存在であり、その視聴を支えるテレビ放送が万が一にでもトラブルで使えなくなってしまうのは非常に大変な事態だと言えます。
せっかく購入したテレビアンテナを長持ちさせるためにも、テレビアンテナを襲うトラブルにはしっかりと対策しておくことをお勧めします。
そこで、もしもテレビアンテナのトラブルなどでお困りの場合はアンテナパンダをご利用ください。
弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもアンテナに関するご相談やご依頼に対応しています。
また、アンテナの施工作業では経験豊富なプロのスタッフが作業を行っています。
テレビアンテナなどのトラブルや新規施工の際にはぜひお気軽にアンテナパンダまでお問い合わせください。
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