【アンテナの豆知識】テレビ画面に映像が映らない その原因はテレビアンテナかもしれません

皆さんは普段テレビ放送を視聴している最中に、突然テレビ画面にノイズが走るなどのトラブルに見舞われたことはありませんか。

「テレビを新しく買ったばかりなのに映像に乱れがある」

「周囲に障害物となる建物は無いはずだけど妙に画面の映りが悪い」

もしかするとその原因はテレビ本体ではなく、電波を受信するために用いられるテレビアンテナにあるかもしれません。

そこで今回はテレビに映像が映らないなどの原因として考えられるテレビアンテナの不具合、トラブルについて解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

そもそも「テレビアンテナの役割」とは

テレビ放送を視聴するうえでテレビアンテナにはある役割があります。

それはテレビ塔や人工衛星から送られてくる番組の電波を受信し、テレビ画面に映るようにすることです。

この際、地上デジタル放送と衛星放送で対応しているアンテナは分かれているため、視聴したい放送に対応しているテレビアンテナを設置する必要があります。

またテレビアンテナは番組の電波を受信する役割を担っているため、万が一テレビアンテナに不具合などが起きた場合にはテレビ画面の映像に乱れが生じる場合もあります。

最悪の場合には画面に映像が一切映らなくなるといった可能性もあります。

テレビが映らない時のアンテナトラブルとは

テレビ画面が映らないというアクシデントに見舞われた際、それはアンテナのトラブルによる現象の可能性があります。

ここからはテレビが映らない状況を引き起こしてしまう、アンテナトラブルの原因について解説していきましょう。

強風によるアンテナのズレや破損

強風の被害としては、台風などの強風・暴風によるアンテナの破損といった事例が代表的なものになります。

日本には台風シーズンもありますので、強風被害への対策をしておくに越したことは無いでしょう。

そんな強風被害への対策として代表的なものに「支線アンカー」があります。

この支線アンカーとは、主に地上デジタル放送用アンテナである八木式アンテナやその派生機種であるパラスタックアンテナに使用できる周辺器具のことです。

強風対策はもちろんのこと、積雪地帯では豪雪などによるアンテナの傾斜、倒壊事故を防止する効果も期待することができます。

言うなれば、アンテナを地面にしっかりと繋ぎ留める「錨」の役目を果たす器具となっているのです。

次に強風被害への対策として挙げるのは、意外かもしれませんが「火災保険」です。

実は台風を原因としたアンテナの損傷にも「火災保険」を適用できるケースがあります。

免責金額に満たない損害額であった場合などには適用範囲外となることもありますが、火災保険は「火災」の名前とは裏腹に落雷に水災、水漏れや盗難、破損、汚損などにも適用可能になっているのです。

ただし、地震や噴火が原因となっている場合に関しては適用範囲外扱いとなる点には注意が必要です。

鳥害によるアンテナのズレや破損

鳥害についてですが、鳥害とはアンテナに鳥が留まることでアンテナの向きがズレる・留まった鳥がフンを落とすことでアンテナが汚損してしまうといった被害を指す言葉です。

特にアンテナの向きは、八木式アンテナなどの指向性アンテナに属する機種において非常に重要な点であり、アンテナの向きがズレてしまうだけで電波の受信感度や受信効率が著しく低下する場合もあります。

被害の具合によってはテレビ画面に映像が映らなくなってしまうこともあるので、アンテナを長く利用するためには対策しておくべき被害になります。

そんな鳥害ですが、発生事例が多いからこそ対策法も複数存在しており、それらはどれも「鳥をアンテナに留まらせない」ことを重視した対策になっています。

例えば、カラスなどの大型の鳥への対策として「結束バンド」を巻くといったお手軽な対策が存在するほか、「超音波害鳥撃退器」といった専用機器の設置なども対策の一つに挙げられます。

これらの対策は必要な費用や効果の持続期間、電波感度に与える影響などに差が生じるため、鳥害の詳しい状況や予算などによって最適な選択は変化します。

重要なのは、「それぞれの被害やトラブルに適した対策を考えること」です。

強電界地域・弱電界地域にアンテナが設置されている

強電界地域とは簡単に説明すると、「届く電波が強い地域」のことです。

もちろん電波がある程度強く無ければ安定したテレビ視聴はできないのですが、かといって強すぎるのもトラブルの原因になってしまいます。

強電界地域はテレビ塔・電波塔などの電波送信施設から半径10キロメートル以内といった定義がなされており、電波送信施設との距離があまりにも近いと電波が強すぎて映像に乱れが生じてしまいます。

そして強電界地域とは逆に、電波塔などから距離が離れているなどの理由で届く電波が弱い地域のことを「弱電界地域」と呼びます。

もしも強風や鳥害の被害が無いにも関わらず電波の受信状況が改善しない場合、これらが原因になっているかもしれません。

この場合、強電界地域においては「アッテネーター」、弱電界地域では「ブースター」と呼ばれるアンテナ関連機器を利用することで強すぎる、もしくは弱い電波をテレビ電波の受信に適したものへと調整することで対応するのが対処法の一つになります。

テレビアンテナの相談・依頼はアンテナパンダまで

今回はテレビ画面に映像が映らない際の原因として考えられる、テレビアンテナの不具合について解説させていただきました。

テレビ放送の快適な視聴環境を保ち、万が一のトラブルに備えるという意味でもテレビアンテナを鳥害や強風被害などから守るための対策を済ませておくことは重要です。

また強電界地域や弱電界地域など、お住いの環境次第では追加の対策が必要になる可能性もあります。

もしもテレビアンテナの施工や買い替え、テレビアンテナに関することでご不明な点などがございましたら、お近くのアンテナ専門業者に相談することをお勧めします。

弊社アンテナパンダでは24時間365日いつでもお客様からのご相談などを受け付けているほか、アンテナ施工では経験豊富なプロのスタッフが作業を行っております。

アンテナに関するご相談やご依頼の際にはぜひアンテナパンダをご利用ください。

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