【アンテナの豆知識】衛星放送を視聴するために必要なテレビアンテナ　その特徴をご紹介

皆さんはBSやCSといった衛星放送に興味をお持ちでしょうか。

衛星放送では海外ドラマや映画、野球やゴルフ、ドキュメンタリー番組など地上デジタル放送とは異なる、魅力的でバラエティーに富んだ番組が多数放送されています。

最近では４K映像を用いた番組が放送されることも増え、皆さんの中には４Kテレビを購入した人もいるかもしれません。

しかし衛星放送を視聴するためにはいくつか必要なものがあります。

その一つが衛星放送用アンテナです。

その名のとおり衛星放送に対応しているテレビアンテナのことですが、皆さんはこのアンテナについてどのくらい理解していますか。

今回は魅力的な衛星放送を視聴するために必要な「衛星放送用アンテナ」についてご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

衛星放送用アンテナとは

衛星放送用アンテナとは、その名称どおり衛星放送の電波を受信するためのテレビアンテナ機種のことです。

また、衛星放送とはテレビ番組の電波を各家庭のテレビアンテナへ送る際に宇宙空間の人工衛星を介して電波を送る放送サービスになります。

より具体的に解説すると、地上デジタル放送では電波の送受信を一貫して地上で完結させているのですが、衛星放送では電波の送受信に地球軌道上の宇宙空間に浮かぶ専用の「放送衛星」を利用しているために衛星放送という名前が採用されているのです。

また衛星放送と一口に言っても、BS放送やCS放送などに細分化されています。

BS放送は「Broadcasting Satellite (放送衛星)」、CS放送は「Communications Satellite (通信衛星)」という正式名称があり、ここからも衛星放送が人工衛星を利用した放送サービスであることを理解していただけることでしょう。

そして、衛星放送を視聴するためには専用の「衛星放送用アンテナ」が必要となります。

これは普通のアンテナとは少し異なり、宇宙から降り注ぐ放送電波を受け止めるのに特化したテレビアンテナです。

衛星放送用アンテナ＝パラボラアンテナ

衛星放送用アンテナに該当するテレビアンテナは今のところ「パラボラアンテナ」のみであり、衛星放送用アンテナ=パラボラアンテナと言い換えることもできます。

なおパラボラアンテナはテレビアンテナの分類の中でも「指向性アンテナ」に属するアンテナ機種で、指向性アンテナとして挙げられるアンテナ機種は他にも国内トップクラスのシェアを誇っている八木式アンテナがあります。

そんな指向性アンテナのメリットである「特定の方向に対して著しい電波受信感度を発揮する」という特徴をパラボラアンテナも有してはいますが、これは「アンテナの向きがほんの少しでもズレると電波受信感度が著しく低下する」という注意点でもあります。

そのためパラボラアンテナを設置および利用しようと考えている方は、パラボラアンテナの向きに関して注意しておくとよいでしょう。

この点に関しては、もう少し詳しく解説していきます。

衛星放送アンテナの注意点

ここからは先ほど紹介した、衛星放送用アンテナ(パラボラアンテナ)の注意点である「アンテナの向き」について解説していきます。

衛星放送用アンテナであるパラボラアンテナをはじめ、いわゆる指向性アンテナに分類される機種を利用する場合にはこの「アンテナの向き」が非常に重要です。

パラボラアンテナなどのテレビアンテナは屋根上やベランダなどの屋外に設置されることが多い関係上、アンテナのズレや破損の要因となる鳥害や強風・暴風への対策は済ませておくことをお勧めします。

たとえば鳥害ではアンテナだけでなく、鳥が落としたフンによって屋根が汚れるといった被害発生の可能性もあります。

また、強風・暴風によってアンテナが破損してしまった場合には買い替えや修理の費用が必要となってしまいますので注意が必要でしょう。

せっかく４K放送を楽しんでいる最中に強風や鳥が留まった影響でアンテナがズレ、美しい映像にノイズなどが走ってしまっては大変です。

もしも鳥害や強風などへの対策について不明な点などがある場合には、アンテナ専門業者に相談・依頼を行うことも選択肢の一つでしょう。

４Kテレビの魅力とは

4Kテレビとは、「水平方向に3,840画素、垂直方向に2,160画素、全体で約820万個の画素が敷き詰められているテレビ」のことです。

なおフルハイビジョンテレビとの大きな違いは、画面の画素数にあります。

フルハイビジョンテレビでは「水平1,920画素×垂直1,080画素の約207万画素」であるのに対し、4Kテレビはその4倍となる約820万の画素数を誇っています。

テレビやカメラなどの性能を紹介する際によく用いられる画素ですが、これは画像を構成する点のことです。

テレビやカメラなどの画面に映し出される画像はたくさんの点によって表現されており、画素数が多ければ多いほどより高精細で美しい画像・映像を表現できるようになっています。

ただし４Kテレビ放送を視聴するためには４Kチューナーや４Kに対応しているBS・CSのテレビアンテナが必要となりますので、注意しましょう。

アンテナに関するご依頼・ご相談はアンテナパンダへ

今回は衛星放送を視聴するために必要な衛星放送用アンテナ(パラボラアンテナ)について紹介させていただきました。

最近では４K映像を活かしたテレビ番組もBSやCSで放送されるようになりましたが、BS・CS放送を視聴するためにはそれに対応した衛星放送用アンテナが必要になります。

せっかく４K対応テレビを購入したとしても、４K映像を用いた放送番組の電波を受信できなければ意味がありません。

もしも衛星放送用アンテナの設置を検討される際には、お近くのアンテナ専門業者に施工を依頼することも選択肢の一つになります。

弊社アンテナパンダでは２４時間３６５日アンテナの施工依頼やご相談に対応しています。

また、アンテナの施工作業は経験豊富なプロのスタッフが行っております。

テレビアンテナをはじめとしたアンテナの施工や、アンテナに関するご相談を検討されている方はぜひアンテナパンダまでお気軽にお問い合わせください。

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